法人別リリース Wed, 20 Jul 2016 15:55:58 +0900 hourly 1 産学官連携で薬の専門家から地域へ発信!第5回「薬物乱用防止キャンペーン」in横濱7/23~9/11開催 /release/201607202663 Wed, 20 Jul 2016 15:55:58 +0900 横浜薬科大学 横浜薬科大学は、横浜市、横浜市薬剤師会と協同で薬物乱用防止キャンペーンを開催。今回、新たにイメージキャラクターを作成。9月11日には多数の学生参加型イベントを実施。麻薬探知犬デモや薬物乱用撃退シューティングなどの体験コーナーもあります。正しい知識を発信し、自ら薬物乱用に“NO”と言える社会を目指します。 横浜薬科大学
産学官連携で薬の専門家から地域へ発信!
第5回「薬物乱用防止キャンペーン」in横濱
7月23日~9月11日 開催   NO DRUG, KNOW DRUG !
―― 横浜薬科大学 ――
横浜薬科大学(横浜市戸塚区、学長:江崎玲於奈)は、横浜市と(一社)横浜市薬剤師会
と協同で、2016年7月23日(土)から9月11日(日)の期間中、第5回「薬物乱用防止
キャンペーン」in横濱を開催します。
横浜市調査では、中学生の85.1%が「危険ドラッグは入手可能」と考えており、
低年齢層や一般市民への広がりが危惧されています。警察等の取締りの強化により販売
店舗は全滅した一方で、ソーシャルメディアを利用した購入等、入手方法の多様化や、
覚せい剤や大麻等の薬物への移行などが懸念され、薬物乱用防止を啓発する重要性は、
益々大きくなっています。
今回のキャンペーンでは、新たにイメージキャラクターを作成するとともに、
学生参加型イベントを増やすなど、特に若い世代をターゲットに啓発します。
さらに、小中学生実態調査の結果を基に開発した「横浜型薬物乱用防止教育プログラム」
を啓発指導者研修会で発表します。一人でも多くの若者へ正しい薬物に関する知識と
危険性を発信し、自ら薬物乱用に対して、“NO”と言える社会を目指します。

【主な啓発スケジュール】  
■7/23(土)15時~ キックオフ 街頭啓発キャンペーン(JR桜木町駅前広場)
■8/25(木)14時~ 薬物乱用防止啓発指導者研修会(横浜市開港記念会館)
■9/6(火)~11(日) 啓発ポスター&標語作品展(みなとみらいギャラリーC)
■9/11(日)11~16時半 公開啓発イベント(みなとみらいクイーンズサークル)   
               入場料・参加費無料 事前予約不要

【主催】薬物乱用防止キャンペーン実行委員会
    (横浜市、横浜市薬剤師会、横浜薬科大学)
【公式サイト】
http://www.nodrugyokohama.jp/

【事業概要】
1.キックオフイベント 街頭啓発活動(政令指定都市薬剤師会一斉開催)
 イラスト啓発うちわやチラシを3000名に配布。横浜薬科大学学生がイメージ
 キャラクターを含む6体の「ゆるきゃら」に変身。神奈川県警の音楽隊の演奏、
 地域の薬剤師と共に啓発メッセージを発信します。
 【7⽉23⽇(⼟) 15:00〜17:00 JR 桜⽊町駅前広場】
2.横浜市薬物乱用防止啓発指導者研修会
 昨年度、横浜市にて小中学生を対象に実施した実態調査の結果を基に、教育
 プログラムを開発。教職員や地域の指導者を対象に研修会を行い、教育現場
 からの啓発を促進します。
3.啓発ポスター・標語コンクール&作品展
 小・中・高・専門・大学生を対象に、薬物乱用防止の大切さや乱用薬物の危険性を
 訴えるポスターを募集します。募集期間:7月29日(金)まで
 標語は、市民を対象に広く募集します。
 各部門優秀作品賞(横浜市長賞、横浜市教育長賞、横浜市会議長賞、横浜市薬剤師会
 会長賞、横浜薬科大学長賞、神奈川新聞社賞:計18作品) 及び佳作を選考し、
 作品展を実施します。優秀作品受賞者は9/11の公開啓発イベント内にて表彰。
 応募方法の詳細はこちら http://www.nodrugyokohama.jp/poster/index.php
【入賞作品展示】
 ◆ みなとみらいギャラリーC 
  9 ⽉6 ⽇(⽕)〜9 ⽉11 ⽇(⽇)11:00〜19:00(初⽇13:00〜)
 ◆ ⼤桟橋出⼊国ロビー 9 ⽉27 ⽇(⽕)〜10 ⽉2 ⽇(⽇)9:00〜21:30
 ◆ 横浜市営地下鉄「関内駅」ホームギャラリー10 ⽉3 ⽇(⽉)〜10 ⽉15 ⽇(⼟)
4.公開啓発イベント
 毎年、県内外から10,000名を超える参加者を迎える人気イベント。
■薬物乱⽤防⽌の⼤切さや薬物乱⽤の危険性を知ってもらうために、麻薬探知犬
 捜査デモンストレーション、薬物乱⽤撃退シューティングなどの体験型アトラク
 ションや、ブースでのビデオ上映、パネル掲⽰等を展開します。
■横浜薬科⼤学⽣による薬物乱⽤防⽌教室およびクイズ⼤会、討論会などを実施
 することで、若い世代ならではの視点で薬物乱⽤防⽌についてわかりやすく訴えます。
■また、キャンペーンソング家入レオの「心のカ・タ・チ」のアカペラや、中高生の
 ダンス、音楽隊演奏などのステージイベント、こども調剤体験、肌うるおい度チェック
 といった体験型のブースも実施します。
【開催日時・場所】
 9 ⽉11 ⽇(⽇)11:00〜16:30
 クイーンズスクエア横浜クイーンズサークル (みなとみらい駅直結徒歩1 分)
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中村 祐輔教授による特別講演会「ひとりひとりに優しい最新のがん治療」を開催 /release/201603038525 Thu, 03 Mar 2016 14:01:13 +0900 横浜薬科大学 横浜薬科大学は、がん治療におけるゲノム研究の第一線で活躍している中村 祐輔先生の公開特別講演会(参加無料)を3月17日(木)に開催。「患者さんに優しいオーダーメイド医療」という演題で、がんについての最新治療をわかりやすく紹介します。参加希望の方は大学HPにて申込。500名まで 横浜薬科大学
中村祐輔教授 特別講演会「ひとりひとりに優しい最新のがん治療」を開催   【 横浜薬科大学 】
 横浜薬科大学(学長:江崎 玲於奈 神奈川県横浜市)は、この度、がん治療におけるゲノム研究の第一線で活躍されている、中村 祐輔先生を講師とした特別講演会を3月17日に開催します。
医療は飛躍的な進歩を遂げ、多くの薬剤の開発により、多くの病気が治療可能となってきました。現在では、ゲノム研究が進み、「必要な薬剤を必要な量だけ、必要な患者さんに投与する」予測医療(オーダーメイド医療)が実現しつつあります。
本講演では、「患者さんに優しいオーダーメイド医療」という演題で、がんについての最新治療をわかりやすく紹介します。

【開催日時】 平成28年3月17日(木) 13:00~14:30 (受付 12:30)
【会  場】 横浜薬科大学 Leo Esaki 記念ホール(横浜市戸塚区俣野町601)
【後  援】 横浜市医療局、(一社)横浜市薬剤師会
【定  員】 500名(先着順)
【対  象】 一般の方、医師・薬剤師等医療関係者等
【申込方法】一般公開(無料)です。ネット申込又はFAXにて受付けています。
 詳細は、ホームページ(http://www.hamayaku.jp)の案内をご覧ください。

【演者紹介】
中村 祐輔(なかむら ゆうすけ):元 東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター長、国立がん研究センター研究所所長、理化学研究所ゲノム医科学研究センター長、内閣官房参与・内閣官房医療イノベーション推進室室長等を経て、現在、シカゴ大学医学部内科・外科 教授、および個別化医療センター副センター長。
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横浜薬科大が農園付公園のネーミングライツを取得~4月1日より「ハマヤク農園」開園~ /release/201512136425 Tue, 15 Dec 2015 10:00:11 +0900 横浜薬科大学 横浜薬大は横浜市と農園付公園のネーミングライツ契約を結び、「ハマヤク農園」の愛称をつけた。 期間は平成28年4月から10年間。公園名称へのネーミグライツは市内初。 地域交流活性化を目的に、薬科大のノウハウを生かした市民参加型のハーブ園等を企画している。 横浜薬科大学
横浜薬科大が農園付公園のネーミングライツを取得
~4月1日より「ハマヤク農園」開園~
横浜薬科大学(横浜市戸塚区 学長:江崎 玲於奈)は、平成27年12月14日に横浜市と農園
付公園のネーミングライツ(命名権)で契約を結び、「ハマヤク農園」の愛称をつけた。
契約期間は平成28年4月1日から10年間。市内では初の公園名称へのネーミングライツ導入
となる。農園付公園整備事業は、横浜みどりアップ計画における農地を守る施策の1つで
市内で5番目。分区園を設けて市民の要望の高い農体験の機会を増やすと共に、協働農園
の体験イベントなどで、農や自然について学ぶきっかけを広く提供する。

横浜薬科大学は、ハマヤク農園の協働農園エリアで「市民参加型のハーブ園」を企画し、
地域住民とともに土作り・植付け等の栽培体験、収穫からハーブの楽しみ方の講座などを
予定している。薬用植物園や医食同源・漢方薬膳などで培ってきた薬科大学のノウハウを
生かし、地域コミュニティーの発展・交流活性化に貢献していきたいと考えている。

契約金額:年額360万円
対象施設:深谷町ふれあい公園
所 在 地:横浜市戸塚区深谷町1272-1他
供用開始:平成28年4月1日 開園予定
面   積:4,333㎡ (写真の区画レイアウト等はイメージ)
<分区園>
個人利用:83区画(10~15㎡)
団体利用:6区画(50㎡)
<協働農園>
公園指定管理者等が利用:3区画(150㎡/95㎡/10㎡)
市民参加型ハーブ園は150㎡区画で実施予定です。
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横浜薬科大学 “薬膳朝食” を100円で提供  ~ 朝の食活 応援!食物の力で健康サポート~  /release/201509294067 Wed, 30 Sep 2015 10:00:13 +0900 横浜薬科大学 横浜薬科大学は、平成27年10月より学内食堂で在校生を対象に、「薬膳朝食」を100円で提供します。講義前の学生の一日のスタートを応援する目的で、総合健康メディカルセンター渡邉 泰雄教授及び、漢方薬物学研究室 喩 静准教授の献立監修で、医食同源の考え方を取り入れた簡単に食べられる“薬膳朝食“を提供します。 横浜薬科大学
横浜薬科大学 “薬膳朝食” を100円で提供  ~ 朝の食活 応援!食物の力で健康サポート~
 横浜薬科大学(神奈川県横浜市、学長:江崎 玲於奈)は、平成27年10月より
学内食堂で在校生を対象に、「薬膳朝食」を100円で提供します。
 朝食の欠食率は高校を卒業する18~19歳で急増し、特に20代の朝食欠食率は
男性30%、女性25.4%といわれています。(厚生労働省:平成25年国民健康・栄養調査)
 学生の間でも、朝食の必要性を感じながらも「時間がないから食べられない」との
意見が多く、手軽な朝食提供の企画が提案されました。
 朝食欠食は、学習意欲や体力、気力の低下の要因の一つとして指摘されており、
この度、横浜薬科大学は、講義前の学生の一日のスタートを応援する目的で、学食を
利用したサービスを決定しました。献立は、総合健康メディカルセンター渡邉 泰雄教授
及び、漢方薬物学研究室 喩 静准教授の監修で、医食同源の考え方を取り入れた
簡単に食べられる“薬膳朝食“を提供します。

        記

日 時  :  平成27年10月2日(金)~ 
       月・水・金曜日 (平日のみ) 
       AM8:30~9:30
場 所  :  横浜薬科大学・学内食堂「ローズガーデン」
対 象  :  在学生
価 格  :  100円
<献立例>
1. 五穀米ごはん、温泉卵、うの花煮、オクラと長いものおひたし、とろろ汁
2. 胚芽米ごはん、焼き鮭、インゲンのゴマ和え、えのきと豆腐のみそ汁、果物

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公民学連携 第4回「薬物乱用防止キャンペーン」in横濱 7/18(土)~9/13(日)で開催 /release/201507131911 Tue, 14 Jul 2015 10:00:43 +0900 横浜薬科大学  横浜薬科大学(横浜市戸塚区、学長:江崎玲於奈)は、横浜市と(一社)横浜市薬剤師会と合同で、7月18日(土)から9月13日(日)の期間中、第4回「薬物乱用防止キャンペーン」in横濱 ~ひとつの命を大切... 横浜薬科大学
公民学連携 “オール横浜”で危険ドラッグ撲滅目指す!
第4回「薬物乱用防止キャンペーン」in横濱
7/18(土)~9/13(日)で開催
 横浜薬科大学(横浜市戸塚区、学長:江崎玲於奈)は、横浜市と(一社)横浜市薬剤師会と合同で、7月18日(土)から9月13日(日)の期間中、第4回「薬物乱用防止キャンペーン」in横濱 ~ひとつの命を大切に No Drug Know Drug~を開催します。
 「危険ドラッグ」や「覚せい剤」などの乱用による事件や事故は、近年大きな社会問題になっています。これら、違法薬物の取締りについては、医薬品医療機器等法(旧:薬事法)の改正により強化されていますが、依然として事件・事故は後を絶ちません。さらに、処方薬である向精神薬による依存患者も増加しており、多重受診による横流しが問題となっております。これらの危険な薬物の誤った使用による事件や事故、健康被害を未然に防止する目的で、公民学(公共・民間・大学)が連携し、横浜最大規模の薬物乱用防止啓発事業を展開してまいります。
 横浜薬科大学は、このキャンペーンを通じて地域や社会との連携を強め、安心安全で魅力のあるまちづくりに貢献します。

【主催】薬物乱用防止キャンペーン実行委員会(横浜市、横浜市薬剤師会、横浜薬科大学)
【公式サイト】 http://www.nodrugyokohama.jp/
【主な啓発スケジュール】
■ 7/18(土)15時~   キックオフイベント 街頭啓発キャンペーン(JR桜木町駅前広場)
■ 7/29(水)14時~   薬物乱用防止啓発指導者研修会(横浜市社会福祉センター)
■ 9/8(火)~13(日)   啓発ポスター&標語作品展(みなとみらいギャラリーC)
(児童生徒のポスター作品は、9/14~17に横浜市役所内1F市民広間でも掲示)
■ 9/13(日)11~16時 公開啓発イベント(クイーンズスクエア横浜 クイーンズサークル)
■ 7月中旬~ キャンペーンポスターによる啓発(学校、薬局、学習塾、鉄道車内、駅)
■ 各種事業はすべて入場料・参加費無料、作品展・啓発イベントは事前予約不要

1.キックオフイベント 街頭啓発キャンペーン     7月18日(土)15時~
 若者への薬物の危険性が高まる夏期長期休暇。その初日に、薬剤師・薬科大の学生と教員が一体となり、
啓発うちわやチラシを配布し、薬物乱用防止に関する情報を発信します。
 県警音楽隊の演奏や”ゆるきゃら”と共に、JR桜木町駅前にて多くの市民へ啓発メッセージを訴えます。
※本イベントは、政令指定都市薬剤師会統一キャンペーンとして、全国18都市で同日・統一内容で開催されます。

2.薬物乱用防止啓発指導者研修会 
 青少年への啓発には、学校における児童生徒への教育が重要です。指導に係る教職員や学校薬剤師、
地域で活動されている方が、薬物乱用問題に関する最新情報や正しい知識、効果的な指導方法等を研修し、
薬物乱用防止教育の充実を図ります。(要事前申込)
日時:7月29日(水)14時半~
会場:横浜市社会福祉センター4階ホール 
講師:「危険ドラッグの取締りについて(条例の制定を中心に)」神奈川県薬務課 三野 和也
「乱用問題の現状と横浜型指導教育プログラムの活用」 横浜薬科大学 田口 真穂
主催:横浜市教育委員会・健康福祉局

3.啓発ポスター・標語コンクール&作品展
 小・中・高・大学・専門学校生を対象に、薬物乱用防止の大切さや乱用薬物の危険性を訴えるポスターを募集。標語は、市民を対象に広く募集します。(標語はHPからも応募可)
募集期間:7月31日(金)まで  受賞者は公開啓発イベントにて表彰式を行います。
応募方法の詳細はこちら http://www.nodrugyokohama.jp/poster/index.php
①みなとみらいギャラリーC 9月8日(火)~13日(日)/ 11:00~19:00(初日は13:00~)
② 横浜市役所1F市民広場 9月14日(月)~17日(木)/ 8:30~17:15 

4.公開啓発イベント    9月13日(日)11~16時
『「ひとつの命を大切に No Drug Know Drug」をテーマに、薬物乱用問題について学び、考えるイベント』
ステージでは、薬科大学生が劇やクイズを交えてわかりやすく伝える薬物乱用防止教室や、討論会、
大学生アカペラテーマソングライブ、麻薬探知犬の捜査デモンストレーション、ポスター標語作品の表彰式等を開催します。
音楽隊(税関・県警)やプロスポーツチーム(横浜ベイスターズ・横浜F・マリノス・ビー・コルセアーズ)の
チアリーディングなどでステージを盛り上げます。


<pick up>大学生がドラッグについて考える討論会
 若い世代ならではの視点で「医薬品の乱用と対策」について議論。麻薬性鎮痛薬や睡眠薬・抗不安薬などは、
治療に用いられている医薬品です。医師の処方が必要であるにも関わらず、一方では乱用や依存が社会問題
となっています。これらの現状を踏まえ、法規制のあり方や乱用防止対策、適正使用について討議します

 パネルや啓発ブースで薬物乱用の危険性を周知。横浜市や神奈川県、県警、税関、海上保安庁などの
行政関連団体での取組みを紹介し、啓発情報を発信。シューティングゲームで楽しみながら学べるコーナーや、
こども調剤体験コーナー、肌うるおい度チェック、漢方生薬で入浴剤を作る体験型ブースなどを展開。
会場にはご当地ヒーローや“ゆるきゃら”も登場します。
入場料・参加費無料、事前予約不要
【会場】クイーンズスクエア横浜 クイーンズサークル (みなとみらい駅直結 桜木町駅徒歩5分)


横浜薬科大学
「個性の伸展」を建学の精神とし、惻隠の心を持った医療人の育成をめざす
■ 所在地: 横浜市戸塚区俣野町601
■ 理事長: 都築 仁子
■ 学 長: 江崎 玲於奈 (ノーベル物理学賞受賞)
■ 設 立: 2006年
■ 学部・学科: 薬学部
        - 漢方薬学科・臨床薬学科・健康薬学科(6年制)
        - 薬科学科(4年制)※2015年4月開設
■ URL: http://www.hamayaku.jp/
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画期的な抗HIV(エイズ)臨床薬として期待される「EFdA」の簡易合成法を開発 /release/201502127604 Thu, 12 Feb 2015 14:00:25 +0900 横浜薬科大学  6大学・2短大をはじめ教育事業を全国で展開する都築学園グループに属する学校法人都築第一学園 横浜薬科大学(横浜市戸塚区、学長:江崎玲於奈)の大類洋教授は、東北大学大学院農学研究科の桑原重文教授との共... 都築学園グループ
学校法人都築第一学園
横浜薬科大学

画期的な抗HIV(エイズ)臨床薬として期待される「EFdA」
横浜薬科大学研究チームが簡易合成法を開発
―― 臨床治療薬としての活用・普及促進へ道筋 ――
 6大学・2短大をはじめ教育事業を全国で展開する都築学園グループに属する学校法人都築第一学園 横浜薬科大学(横浜市戸塚区、学長:江崎玲於奈)の大類洋教授は、東北大学大学院農学研究科の桑原重文教授との共同研究で、新たなヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症治療薬として期待される修飾ヌクレオシドEFdA(4’-Ethynyl-2-fluoro-2’-deoxy-adenosine)の簡易合成法の開発に成功、その論文が学会誌Organic Lettersに掲載されました。

 HIV感染症(エイズ)治療は、患者が抗HIV薬を用いた治療を長期にわたり受けることで、薬剤耐性を獲得したHIV変異株(耐性HIV)が発現して治療効果が弱まることと、薬の副作用が大きな課題となっています。
 これらの課題を解決するため、耐性HIVを発現させず、また、すでに存在する耐性HIVに対しても高い活性を持ち、さらに、副作用の少ない、新たな修飾ヌクレオシド型抗HIV薬として、大類教授が2004年、初めて分子設計・合成に成功したのがEFdAです。

 しかし、EFdAの合成は容易ではないため、将来、EFdAが臨床薬として世界で広く使用されるためには、より簡易な合成法の開発が必要不可欠だとされていました。

 今回、大類教授が開発した簡易合成法のポイントは、以下の4点です。

①従来の高価なヌクレオシド(DNAの構成成分)などから安価なグルコース(ブドウ糖)に、原料を変更した。
②グルコースを4位に置換基をもつリボフラノースに変換するという新反応を開発したことによって、合成プロセスの簡略化に成功した。
③従来の合成法と比較すると、ワンポット(1個の反応容器)で行える合成回数が増えたため、工程を大幅に簡略できた。
④原料からのEFdAの収率は、従来の3.3%~18%から37%へと、飛躍的に改良された。

 EFdAについては、米国Merck社がヤマサ醤油株式会社(千葉県銚子市、以下:ヤマサ醤油)からライセンスを取得し、臨床試験を行っています。

 今回の簡易合成法の開発について、大類教授は次のように話しています。

 「EFdAは、私が非常にすぐれた抗HIV活性を持つと考えて設計した4‘位置換ヌクレオシド誘導体のひとつです。今回の研究は、安価なグルコースを短工程で4‘位置換ヌクレオシド誘導体に合成できる4位置換リボース誘導体への変換法を開発したことがポイントです。このリボース誘導体を使っていろいろな有用な生物活性を持つヌクレオシド誘導体が合成され、新たな薬の研究開発が促進されるという期待もあります」

 EFdAについては、大類教授がヤマサ醤油、熊本大学大学院血液内科・満屋裕明教授グループとの共同で研究を進めた結果、HIV感染症治療に関し、すでに以下のことが明らかになっています。
(1).耐性HIVを発現させない
(2).臨床薬で最も効果が高い抗HIV薬「アジドチミジン(AZT)」の400倍以上、他の臨床薬の数万倍という高い抗HIV活性を持つ
(3).高度の耐性を獲得したHIV変異株に対しても非常に高い活性を持つ
(4).マウスだけでなくサルに投与しても、副作用なくHIVの増殖を協力に阻止し、CD4陽性T細胞(ヒト免疫系に必要な白血球)を感染から効果的に守る

<参考資料>
■本プレスリリースに関連する論文
●Journal: Organic Letters
●Manuscript ID: DOI:10.1021/o15036535
●Title: "Synthesis of EFdA via a Diastereoselective Aldol Reaction of a Protected 3-Keto Furanose" Author(s): Fukuyama, Kei; Ohrui, Hiroshi; Kuwahara, Shigefumi

■横浜薬科大学・大類洋教授について
●略歴
-1965年:東京大学農学部農芸化学科卒業
-1966年:理研入所
-1971年:農学博士(東京大学)、
-1981年:東北大学農学部助教授
-1997年:東北大学教授
-2006年:横浜薬科大学教授
●受賞
-1974年:日本農芸化学奨励賞
-1991年:井上学術賞
-2004年:日本分析化学会賞、日本農学賞、読売農学賞
-2010年:日本学士院賞

<参考資料>
■横浜薬科大学について
 本学は、新制度学校教育法に基づき、臨床に関わる実践的な能力を培うことを第一の目標として薬剤師を育成することとし、6年一貫の薬学教育を実施する薬科大学として設立しました。
 同時に、これまでの4年制という限られた日本の薬学教育の中でつねに軽視されてきた漢方をはじめとする東洋の経験的医療、チーム医療の連携をはかるためにパラ・メディカルを含めた医療業務全般の理解と把握、さらに健康に影響する”薬”以外の諸因子にも広く目を向け、これらを研究・教授し、本邦以外の医療現場にも臆することなく飛び込んで行くことができるグローバルな21世紀型薬剤師の育成を目指します。
 21世紀の医療は、”薬物治療の患者個別化”や疾病の治療以前にある”予防重視”の方向へとシフトしていくと考えられています。また、医療現場での事故防止への危惧から”医薬品の適正使用”と”医療ミス防止”も重要視されており、その全てに薬剤師が大きな役割を担うこととなるのです。こうした時代の要請に応じることができる薬剤師の育成を、本学の目的としています。
 2002年、薬学教育の6年制を見越しその改善・充実の方策として日本薬学会か提示した「薬学教育モデル・コア・カリキュラム」。このモデルカリキュラムに加え、「薬学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議」よりの提言を踏まえ、本学では一般教養教育の充実、臨床薬学教育の充実、長期実習などを盛り込んだ6年一貫教育を実践し、さらには「個の医療」「予防医療」へ貢献できる薬剤師の育成を実現することのできるカリキュラムを実践します。

■所在地:横浜市戸塚区俣野町601
■設立:2006年
■学部・学科 
-薬学部
-漢方薬学科・臨床薬学科・健康薬学科・
※薬科学科(2015年4月開設)
■URL:
-  http://www.hamayaku.jp/

■都築学園グループについて
本学園グループは、1956年の創立以来、「個性をのばし、自信をつけさせ、世界に送り出したい。」に示される『個性の伸展』を見学の精神とし、幼稚園から大学院まで特色のある教育を行っています。

<都築学園グループ校>
【大学院】
・日本経済大学 経営学研究科 経営学専攻
【大学】
・第一薬科大学
・日本薬科大学 埼玉キャンパス お茶ノ水キャンパス
・横浜薬科大学
・日本経済大学 福岡キャンパス 東京渋谷キャンパス 神戸三宮キャンパス
・第一工業大学 鹿児島霧島キャンパス 東京上野キャンパス
・神戸医療福祉大学 姫路キャンパス 大阪天王寺キャンパス
【英語イマージョンスクール】
・リンデンホールスクール小学部・リンデンホールスクール中高学部
【短期大学】
・福岡こども短期大学・第一幼児教育短期大学
【専門学校】
・お茶の水はりきゅう専門学校・関東柔道整復専門学校・関東リハビリテーション専門学校・福岡天神医療リハビリ専門学校・札幌医療リハビリ専門学校・名古屋デジタル工科専門学校・名古屋デジタル・アート専門学校・東京マルチメディア専門学校・第一自動車整備専門学校
【海外提携校】
・オックスフォード大学・ケンブリッジ大学
【中高一貫校】
・鹿児島第一中学校・鹿児島第一高等学校
【高等学校】
・福岡第一高等学校・第一薬科大学付属高等学校
【認定こども園】
・だいいちこども園・だいいち幼稚園・だいいち保育園・むろずみこども園・むろずみ幼稚園・むろずみ保育園 
【幼稚園】
・せふり幼稚園・みやこ幼稚園・鹿児島第一幼稚園
【インキュベーション】
・ハッチェリー渋谷
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