法人別リリース Mon, 16 Dec 2024 15:00:00 +0900 hourly 1 鑑賞料 無料化を決定。12ヵ国30組が参加する国際現代美術展「岡山芸術交流2025」 /release/202412131672 Mon, 16 Dec 2024 15:00:00 +0900 岡山芸術交流実行委員会 岡山芸術交流実行委員会(会長:大森雅夫 岡山市長、事務局所在地:岡山県岡山市)は、本日開催した同実行員会総会において、岡山市中心部の岡山城・岡山後楽園周辺エリアで開催する、街歩きしながら最先端の現代ア... 岡山芸術交流2025」(会期2025年9月26日〈金〉~同11月24日〈月〉、52日間)の鑑賞料を無料とすることを決定しましたので、お知らせします。
 
これは、誰もが街歩きとともに楽しめる、より開かれた展覧会を目指していたところ、アーティスティック・ディレクターのフィリップ・パレーノ氏から、”屋外の都市空間を多く活用し、岡山の街自体が作品になる”という 構想(ステイトメント)が示されたことから、3回目までと発想の転換を行い、今まで無料だった屋外展示に揃え、原則有料だった屋内展示も含め、より多くの人が鑑賞・参加できるように、すべての会場で鑑賞料を無料とするものです。
 
なお、2016年から3年ごとに開催している岡山芸術交流において(過去3回開催)で鑑賞料を無料とするのは今回「岡山芸術交流2025」が初となります。
 
このような試みを通じ、”地域の人々を含む、より多く幅広い人々にこの地域に根付いた国際現代美術展に参加してもらうこと”  ”これからのAI共存時代を担う多くの子どもに、世界的な現代アート作品などを生で体験する貴重な機会を提供すること” という今回の岡山芸術交流2025が重点的に取り組むビジョンを形にしていきます。
 

 
キービジュアルを使用した新ポスター(5種類) 
 
 
 

アーティスティック・ディレクター
フィリップ・パレーノ/ Philippe Parreno
 Photo © Ola Rindal
 
 
 
 
岡山芸術交流2025  3年に1度の国際現代美術展
 
会期: 2025年9月26日(金) ~ 11月24日(月)
アーティスティック・ディレクター: フィリップ・パレーノ / アーティスト

タイトル: The Parks of Aomame  /  青豆の公園
 
<岡山芸術交流実行委員会>
〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号(文化振興課内)
TEL:086-221-0033 | FAX:086-221-0031
E-MAIL : info@okayamaartsummit.jp
WEB:https://www.okayamaartsummit.jp
 
 
 
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フィリップ・パレーノを迎えた岡山芸術交流2025 「青豆の公園」とタイトルを冠し30組の参加ゲスト決定 /release/202411089619 Tue, 12 Nov 2024 11:00:00 +0900 岡山芸術交流実行委員会 岡山芸術交流実行委員会(会長:大森雅夫 岡山市長、事務局所在地:岡山県岡山市)は、岡山市中心部の岡山城・岡山後楽園周辺エリアで開催する、街歩きしながら最先端の現代アートなどに出会える3年に1度の国際現...  
アーティスティック・ディレクターのフィリップ・パレーノ氏がステイトメントで語るように、今回は独自の表現で新しい形を生み出すアーティストや音楽家、建築家、デザイナー、科学者、作家、思想家たちが世界中から集結し、単なる視覚芸術の展示を超えて岡山の都市空間を現実と想像が自然に交わる場へと変貌させます。
会場や詳しい内容については、順次公開予定ですので、どうぞご期待ください。
 
また、これに合わせて、パレーノ氏のビデオメッセージを、本日より、岡山芸術交流2025の公式サイト(https://www.okayamaartsummit.jp/)にて公開します。
 
キービジュアル
 
 
■タイトルおよびステイトメント
 
「青豆の公園」 (英文:The Parks of Aomame)
 
 
村上春樹の小説『1Q84』に登場する謎めいたキャラクター「青豆」に触発された「青豆の公園」が岡山市内にて展開される。相互に結びついたこれらの公園は、現実と空想が交わる場として、青豆の静かな葛藤や二つの並行する世界に生きる複雑な存在を映し出すものとなる。
 
「岡山芸術交流2025」は、岡山の都市空間を現実と想像が自然に交わる場へと変貌させる。この壮大なプロジェクトは、岡山の公共空間、忘れられた場所、市民公園などを再構築し、驚きに満ちた地図を作り上げる。
 
この芸術交流は単なる視覚芸術の展示にとどまらない。その核には、独自の表現で新しい形を生み出すアーティストや音楽家、建築家、デザイナー、科学者、作家、思想家たちが世界中から集結する「ギルド」が形成される。
 
シェヘラザード・アブデルイラー・パレーノ、マリー・アンジェレッティ、マルティーヌ・ダングルジャン=シャティヨン、アルカ、アニルバン・バンディオパダヤイ、ニコラ・ベッカー、イアン・チェン、ジェームズ・チンランド、メアリー・ヘレナ・クラーク、マティ・ディオップ、フリーダ・エスコベド、FABRYX、シプリアン・ガイヤール、ニコラ・ジェスキエール、リアム・ギリック、ホリー・ハーンダン&マシュー・ドライハースト、Isolarii、アレクサンドル・コンジ、ミレ・リー、ルクレシア・マルテル、中田英寿、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト、プレシャス・オコヨモン、レイチェル・ローズ、ディミタール・サセロフ、ティノ・セーガル、島袋道浩、サウンドウォーク・コレクティヴ、ラムダン・トゥアミ、アンガラッド・ウィリアムズが参加する。
 
この多様なメンバーは、岡山を有機と合成、生物と人工物、現実と仮想が融合する実験の場に変える。岡山は考察の場となり、ギルドによって市民や来訪者が異なる瞬間や形態に触れる二か月間が始まる。日中だけでなく夜間もまた、特別な出来事が生起する。
 
「青豆の公園」は、横断歩道がステージに変わり、広場が交流と回想の場へと変容する、屋外展覧会である。日常の行き交いが発見の瞬間に変わり、トリエンナーレは多様な想像の場面を展開するものとなる。この体験の中心となるのが、街中に点在する作品群をつなぐルート、「青豆の道」である。歩みを進めるごとに、そこには小さくも儚い驚きが待ち受け、都市を巡る中で架空の物語が芽生え進化していく。ある場所で生まれたアイデアが都市空間を通じて成長し、思想や体験が相互に交わり合うことを促すのである。
 
岡山は単なる背景ではなく、この実験に参加する存在そのものとなる。
 
それぞれの作品やパフォーマンスは、岡山の都市空間に物語の層を重ね、並行する現実が都市のもう一つの姿を垣間見せる。物語の交差点では、訪問者が都市内で自身のルートを選びながら旅を進めることができる。都市全体が読み取られ、解釈され、書き換えられるテキストのような存在となる。街頭標識や建物の外壁、公共のアナウンスが架空の要素を反映し、都市の実際の歴史と想像の物語との境界が曖昧になるだろう。
 
市民や来訪者が集い、岡山の住人たちの夢や思いをこのトリエンナーレの物語に織り成していくことが求められる。芸術イベントと日常生活の境目は薄れ、架空のサービスや時のずれ、異なる歴史を記した銘板や碑などが実際の歴史的な記念物と一体となり、街並みに新たな歴史が刻まれるのである。
 
皆さんとお会いできるのを楽しみにしている。これは、きっと素晴らしい体験となるだろう。
 
アーティスティック・ディレクター
フィリップ・パレーノ/Philippe Parreno
 
 
■参加ゲスト 
12ヵ国30組のゲストが参加いたします。
* 岡山芸術交流2025では、多様な分野からの参加者をその専門性によって区別したくないという、アーティスティック・ディレクターのポリシーにより、今回の芸術交流に参加いただくすべての人々を”ゲスト”と呼称しています。
 
1.シェヘラザード・アブデルイラー・パレーノ/ Schéhérazade Abdelilah Parreno(フランス、1979年)
2.マリー・アンジェレッティ/ Marie Angeletti(フランス、1984年)
3.マルティーヌ・ダングルジャン=シャティヨン/ Martine d'Anglejan-Chatillon(アメリカ、1963年)
4.アルカ/ Arca (ベネズエラ、1989年)   
5.アニルバン・バンディオパダヤイ/ Anirban Bandyopadhyay(インド、1975年)
6.ニコラ・ベッカー/ Nicolas Becker(フランス、1970年)
7.イアン・チェン/ Ian Cheng(アメリカ、1983年)
8.ジェームズ・チンランド/ James Chinlund(アメリカ、1971年)
9.メアリー・ヘレナ・クラーク/ Mary Helena Clark(アメリカ、1983年)
10.マティ・ディオップ/ Mati Diop(フランス、1982年)
11.フリーダ・エスコベド/ Frida Escobedo(メキシコ、1979年)        
12.FABRYX/ FABRYX(アメリカ/フランス、2023年設立)
13.シプリアン・ガイヤール/ Cyprien Gaillard(フランス、1980年)
14.ニコラ・ジェスキエール/ Nicolas Ghesquière(フランス、1971年)
15.リアム・ギリック/ Liam Gillick(イギリス、1964年)
16.ホリー・ハーンダン & マシュー・ドライハースト/ Holly Herndon & Mathew Dryhurst(アメリカ、1980年/イギリス、1984年)          
17.Isolarii/ Isolarii(イギリス、2020年設立)     
18.アレクサンドル・コンジ/ Alexandre Khondji(フランス、1993年)
19.ミレ・リー/ Mire Lee(韓国、1988年)
20.ルクレシア・マルテル/ Lucrecia Martel(アルゼンチン、1966年)
21.中田英寿/ Hidetoshi Nakata(日本、1977年)
22.ハンス・ウルリッヒ・オブリスト/ Hans-Ulrich Obrist(スイス、1968年)
23.プレシャス・オコヨモン/ Precious Okoyomon(イギリス、1993年)
24.レイチェル・ローズ/ Rachel Rose(アメリカ、1986年)
25.ディミタール・サセロフ/ Dimitar Sasselov(ブルガリア、1961年)
26.ティノ・セーガル/ Tino Sehgal(イギリス、1976年)
27.島袋道浩/ Shimabuku(日本、1969年)
28.サウンドウォーク・コレクティヴ/ Soundwalk Collective(フランス、2001年創設)
29.ラムダン・トゥアミ/ Ramdane Touhami(フランス、1974年)
30.アンガラッド・ウィリアムズ/ Angharad Williams(ウェールズ、1986年)
 
アーティスティック・ディレクター
フィリップ・パレーノ/ Philippe Parreno
 
Photo © Ola Rindal
 
1964年、アルジェリア生まれ。現在はパリにて制作活動。映画、彫刻、ドローイング、テキストなど、さまざまなメディアにわたる作品で高い評価を得ている。
パレーノは展覧会を媒体として捉え、その構築をプロセスの中心に置くことで、展示体験を根本的に再定義することを試みてきた。個々の作品の集合体としてではなく、一貫した「もの」としての展覧会の可能性を模索し続けている。
国内では個展「この場所、あの空」がポーラ美術館(箱根)にて開催。その他の近年の主な展覧会に2024年「VOICES」リウム美術館(ソウル)、2023年「Marilyn」 エスパス・ルイ・ヴィトン、ミュンヘン、2022年「Echo2: a Carte Blanche to Philippe Parreno」 Rotunda of the Bourse de Commerce、ピノーコクション、パリ、「La Quinta del Sordo」プラド美術館、マドリード、2019-2020年「A Manifestation of Objects,」(ワタリウム美術館、東京)、2017年「Synchronicity」ロックバンド美術館、上海、2016年「Anywhen, Hyundai Commission 2016」タービンホール、テート・モダン、ロンドン、2015年「H {N)Y P N(Y} OSIS」パーク・アヴェニュー アーモリー、ニューヨーク、2014年「The Illusion Of Light」フランソワ・ピノー財団 パラッツィオ・グラッシ、ベネツィア、2013年「Anywhere, Anywhere Out Of The World」パレ・ド・トーキョー、パリ、2012年「Philippe Parreno」バイエラー財団、バーゼル、他。ヨーロッパをはじめ、アメリカ、日本、韓国を含むアジアなど各国の主要美術館、ギャラリーにて展覧会歴多数。
 
 
 
岡山芸術交流2025  3年に1度の国際現代美術展
 
会期: 2025年9月26日(金) ~ 11月24日(月)
アーティスティック・ディレクター: フィリップ・パレーノ / アーティスト
 
<岡山芸術交流実行委員会>
〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号(文化振興課内)
TEL:086-221-0033 | FAX:086-221-0031
E-MAIL : info@okayamaartsummit.jp
WEB:https://www.okayamaartsummit.jp
 
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「岡山芸術交流2025」と国際芸術祭「あいち2025」が初連携。「六本木アートナイト2024」に共同PRブース出展 /release/202409206721 Tue, 24 Sep 2024 19:01:35 +0900 岡山芸術交流実行委員会 岡山市中心部の岡山城・岡山後楽園周辺エリアで開催する、街歩きしながら最先端の現代アートに出会える3年に1度の国際現代美術展「岡山芸術交流2025」は、同時期開催の国際芸術祭「あいち2025」と連携し...  
共同PRブースでは、それぞれのチラシ・ステッカーを同封し配布するほか、関連情報として香川県から岡山県にまたがる瀬戸内海の島々で開催される「瀬戸内国際芸術祭 2025」や、岡山県北部の12市町村を舞台に2024年9月28日から初開催される「森の芸術祭 晴れの国・岡山」のPRツールも設置します。
 
「岡山芸術交流2025」と国際芸術祭「あいち2025」では、来年の大阪・関西万博開催による観光移動人口の増加が見込まれることもあり、今後も各地で開催されるアート展や芸術祭と連携する機会を検討し、万博来場を目的とされる観光客の方々のみならず、アートを通じて日本の魅力、地域の魅力を広く発信していきたいと考えています。
 
実施概要は以下とおりです。
 
■実施概要
出展日時:2024年9月27日(金)17時 ~ 9月29日(日)20時
出展場所:六本木ヒルズ 森タワー2階 ウェストウォーク南 吹き抜け付近
実施内容:「岡山芸術交流2025」と国際芸術祭「あいち2025」のチラシ・ステッカーをセットで配布。
     「瀬戸内国際芸術祭2025」及び「森の芸術祭 晴れの国・岡山」のPRツール設置。
 
〇六本木アートナイト2024 
テーマ 都市とアートとミライのお祭り 日時 2024年9月27日(金)~9月29日(日) コアタイム 27日(金)17時半〜23時、28日(土)16時〜23時、29日(日)16時〜20時 公式サイト https://www.roppongiartnight.com/2024/  
〇岡山芸術交流2025
アーティスティック・ディレクター フィリップ・パレーノ / アーティスト 会期 2025年9月26日(金) ~ 11月24日(月)[52日間] 公式サイト https://www.okayamaartsummit.jp/ 主な会場 旧内山下小学校、岡山県天神山文化プラザ、岡山市立オリエント美術館などに加え、岡山城、岡山後楽園、岡山芸術創造劇場ハレノワ、石山公園などを検討  
〇国際芸術祭「あいち2025」
テーマ 灰と薔薇のあいまに A Time Between Ashes and Roses
芸術監督 フール・アル・カシミ / Hoor Al Qasimi
(シャルジャ美術財団理事長兼ディレクター、国際ビエンナーレ協会(IBA)会長) 
会期 2025年9月13日(土) ~ 11月30日(日)[79日間] 公式サイト https://aichitriennale.jp/ 主な会場 愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなか  

(左から)六本木アートナイト2024 岡山芸術交流2025 国際芸術祭「あいち2025」
 
 
 
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岡山芸術交流2022来場者数延べ10万人に。11/3岡山城リニューアルオープンで後半に弾み。 /release/202211099453 Thu, 10 Nov 2022 10:00:00 +0900 岡山芸術交流実行委員会 9月30日(金)から11月27日(日)まで、岡山市の中心部で開催している、街歩きしながら最先端の現代アートに出会える国際現代美術展「岡山芸術交流2022」(主催:岡山芸術交流実行委員会〈会長:大森雅...  
 
11月9日(水)の朝、この日も9時から開館し、9時30分ごろに、10万人目の来場者様にお越しいただくことができました。10万人目のお客様は倉敷市からお越しくださった柚木(ゆのき)さんとお子様で、これを記念して、実行委員会事務局次長 江田美幸より、岡山芸術交流2022の各種グッズやコンセプトブックなど、記念品が贈呈されました。
 
10万人目の来場者となった柚木さんは集まった記者らに「とてもびっくりしましたが、子どもにも心に残る一日になるといいなと思います。子どもとも気軽に来られる場所なので、もっといろんな人に来て貰えるといいですね」と話していました。

写真:作品の前で贈呈式。10万人目の来場者、柚木さん(倉敷市在住)に記念品が贈呈された。
 
 
11/3には岡山城がリニューアルオープン。 新たな作品も登場。 3年ぶり3回目となる今回は、アーティスティックディレクターにリクリット・ティラヴァ―ニャを迎え「Do we dream under the same sky 僕らは同じ空のもと夢をみているのだろうか」をタイトルに開催しており、会期も残すところ3週間弱となりましたが、去る11月3日(木・祝)には、本展会場の1つにもなっている岡山城が令和の大改修を終え、リニューアルオープンしました。
岡山城の中の段には、池田亮司の《data.flux [LED version] 》が展示されており、リニューアルオープンした岡山城へお越しの多くのお客様にもご覧いただけることを期待しています。
 
この岡山城 中の段の作品をはじめ、旧内山下小学校の校庭の作品や、岡山天満屋の片山真理の作品、石山公園の作品など、今回の岡山芸術交流では10会場のうちの一部の作品は、鑑賞券が無くても無料で見ることができますので、街歩きとともに気軽に作品鑑賞していただけたらと考えています。

写真:岡山城 中の段の池田亮司の作品は無料鑑賞できる。※開催時間16時~21時と変則。
Ryoji Ikeda, data.flux [LED version], 2021
Courtesy of the artist and TARO NASU
© 2022 Okayama Art Summit Executive committee
Photo: Yasushi Ichikawa
 
 
また、岡山県天神山文化プラザに、11月3日(木・祝)から、アブラハム・クルズヴィエイガス氏の《Three times three triangles together》という作品が新たに登場しました。本作品は、10月中旬にクルズヴィエイガス氏が来日した際に、岡山市内各所で撮影された映像作品です。

写真:右の映像がアブラハム・クルズヴィエイガス氏の《Three times three triangles together》
 
 
パブリックプログラムも様々な展開を行っています。 10月の末からは、徒歩で10分以内にある表町商店街に、地元の中学生から大学生のグループが本展を独自取材して作った5つの壁新聞が2か所に掲示されています。これは「ジャーナルプロジェクト」によるもので、学生らが事前に新聞社から取材の仕方や記事の書き方等を学び独自の視点で本展を取材紹介したものです。

写真:表町商店街に掲示されたジャーナルプロジェクトによる壁新聞
 
 
また、パブリックプログラムの公募事業で作成した「AFTER 6 EXHIBITION AND MORE」は、アーティスティックディレクター、リクリット・ティラヴァーニャや地元ソムリエ等がお勧めする会場周辺の飲食店マップで、「本展鑑賞後の楽しみを増やしてくれる」と好評を得ています。旧内山下小学校で配布していますので、本展にご来場の際は、是非、手に取っていただけますと幸いです。
 

写真;AFTER 6 EXHIBITION AND MORE
 
 
その他にも、公募で決定した本展を盛り上げる様々な企画が展開されます。
11月12日(土)は「駅前地球儀プロジェクト」。学生や市民を巻き込み、岡山芸術交流2022のタイトルを駅前の噴水にプロジェクションマッピングで視覚化します。11月13日(日)には、表町キュレーションズによる芝居上演会「思い出はいそふと」を、11月19日(土)には、アピチャッポン・ウィーラセタクンとリジア・クラークの研究を行う2人の専門家を招き、作品への理解を深める体験型ワークショップを行います。



会期は11月27日(日)まで。クロージングイベントも。 最終日、パブリックプログラム クロージングイベント「ラウンドテーブル|世界が変わる、今、国際展と芸術祭の課題と可能性とは」を行う予定です。ゲストに今年開催された国際芸術祭「あいち2022」の芸術監督 片岡真実氏や批評家で京都芸術大学教授・ICA京都所長の浅田彰氏、アートプロデューサーでジャーナリストの小崎哲哉氏らを交えて、本展を振り返るだけでなく、ここ数年間の世界の変化のなかで、国際展や芸術祭にどんな課題があり、どんな可能性があるのか、考察を深めるトークで本展を結べればと考えています。
 
 
街を歩けば、過去開催時の作品も何点か見ることができます。岡山芸術交流2022へお越しになられたら、是非、現代アート作品を見て、触れて、感じて、食べて、岡山の街ごとアートを楽しんでいただけたら幸いです。
 
 
 
■開催概要
イベント名:岡山芸術交流2022(Okayama Art Summit 2022)
タイトル :Do we dream under the same sky(僕らは同じ空のもと夢をみているのだろうか)
開催日時 :2022年9月30日(金)~ 同11月27日(日) 開館日は計51日間。
      9:00〜17:00(入館は16:30まで。但し、個別会場における変動あり)
       ※月曜日休館(10月10日(月・祝)は、翌日の火曜日休館)
       ※一部、開催時間が異なる施設がありますので公式ウェブサイト等で事前確認下さい。
会   場:旧内山下小学校、岡山県天神山文化プラザ、岡山市立オリエント美術館、
      シネマ・クレール丸の内、林原美術館、岡山後楽園、岡山神社、石山公園、岡山城、
      岡山天満屋
鑑賞料金 :一般:1,800円、岡山県民:1,500円、学生:1,000円、65歳以上・団体(8名以上):
      1,300円、単館:500円、高校生以下で学生証をお持ちの方、障害者手帳等をお持ち
      の方とその付き添いの方1人は無料 
      ※学生とは大学生、専門学生。単館は1会場のみ鑑賞可。
      [当日券販売場所] 旧内山下小学校、岡山市立オリエント美術館、
              オンライン(岡山芸術交流ウェブサイト、ArtSticker)
      [ 問い合わせ先 ] 岡山芸術交流2022チケットセンター TEL:086-206-2185
主   催:岡山芸術交流実行委員会(岡山市・公益財団法人石川文化振興財団・岡山県)
 
 
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初週来場者数延べ12,900人。街歩きしながらアートが楽しめる国際現代美術展「岡山芸術交流2022」開幕。 /release/202210077799 Tue, 11 Oct 2022 10:11:00 +0900 岡山芸術交流実行委員会 街歩きしながら最先端の現代アートに出会える国際現代美術展「岡山芸術交流2022」(主催:岡山芸術交流実行委員会〈会長:大森雅夫 岡山市長、事務局所在地:岡山市北区〉)が、9月30日(金)に開幕しまし... 岡山芸術交流2022」(主催:岡山芸術交流実行委員会〈会長:大森雅夫 岡山市長、事務局所在地:岡山市北区〉)が、9月30日(金)に開幕しました。
 
3年ぶり3回目開催の今回は、アーティスティックディレクターにリクリット・ティラヴァ―ニャを迎え「Do we dream under the same sky 僕らは同じ空のもと夢を見ているのだろうか」をタイトルに開かれており、初週の来場者は延べ12,900人でした。※9/30~10/6の6営業日(10/3は休館日)
 
30日は、開幕にあたって、メイン会場の旧内山下小学校に関係者ら40人ほどが集まり、オープニングセレモニーを行いました。
 
挨拶に立った大森雅夫 岡山芸術交流実行委員会会長(岡山市長)は、「作品を見て感じ、解釈することが大切。参加型の作品もあり、多くの方々に楽しんでもらいたい」と話し、ディレクター陣らも参加してテープカットで幕を開けました。

 ▲ 中央:大森雅夫 岡山芸術交流実行委員会会長(岡山市長)
 
 
9時に開幕すると、早速、岡山市立岡山中央小学校の児童120名が見学に訪れました。
そして、校庭に完成した芝生アートの上に、全員で「?」の人文字を作りました。
これは予定外の事で、セレモニーが始まる前、会場の外で列を作って開幕を待っていた子ども達を見つけたリクリット・ティラヴァーニャがこのプランを思い付き、急遽、引率の先生達に提案して実現したものでした。
突然の出来事でしたが、子ども達は見事に綺麗な人文字を作ってくれました。

▲ 芝生アート作品の上に子ども達が描いた人文字「?」
 

▲ 子ども達と一緒に参加するリクリット・ティラヴァーニャ(前から7人目)
 
 
この芝生アート作品は、本展のタイトル「Do we dream under the same sky」を刈り込んだ天然芝を校庭に敷き詰めたリクリット・ティラヴァーニャの作品です。約2700平方メートルある天然芝の施工費には、本展としては初となるクラウドファンディングで調達した資金が活用されています。
 
同会場では、水の無いプールに設置された約7メートルの巨大なクマを寝かせたプレシャス・オコヨモンの作品も注目を集めていました。
 

▲ 夕暮れ時のプレシャス・オコヨモンの《Touching My Lil Tail Till the Sun Notices Me》
 
 
また体育館には、リクリット・ティラヴァーニャの日本初公開の大理石でできた《Untitled 2017 (Oil Drum Stage) 》と、約17年ぶりの公開となった曽根 裕の高さ4メートル、長さ16.5メートルの滑り台のような作品《Amusement Romana》という2つの参加型の作品などが設置されています。
 
《Untitled 2017 (Oil Drum Stage) 》は、実際にステージでのパフォーマンスが可能で、初日はマイリン・レイのダンスパフォーマンスを皮切りに、本展のために大和田俊を中心に木村匡孝、曽根 裕、村岡 充らが結成したバンドUntitled Band(Shun Owada and friends)がトークやライブを行い、観客を惹きつけていました。
 
会期中、《Untitled 2017 (Oil Drum Stage) 》では、岡山の老舗ライブハウスPEPPERLANDプロデュースにより150組を超えるバンド等が連日パフォーマンスを展開します。パフォーマンスの無い時は、来場者もステージにあがったり、ライブをしたりすることも可能です。
 
また、《Amusement Romana》も実際に滑ってみることができますので、来場された際は、是非、作品に触れて体感して楽しんでいただきたいと思っています。
※(ご注意)滑走制限:小学生以上、身長110cm以上(小学生は保護者の承認が必要)

▲《Untitled 2017 (Oil Drum Stage) 》でパフォーマンスするUntitled Band (Shun Owada and friends)
後ろにあるのが 曽根 裕の《Amusement Romana》 
 
 
14時からは、岡山県立美術館に、来日中のアーティスト9名が集まり、パブリックプログラムの「アーティストトーク」が行われました。木ノ下智恵子パブリックプログラムディレクターの進行で展開されたトークは、単に自身の作品やその思考を紹介するだけに留まらず、現在の世界情勢にまで話がおよび、島袋道浩氏の「アートで救われる人もいると信じている」との言葉にアーティストが涙するなど、それぞれの想いが来場者にも伝わり大きな拍手で幕を閉じました。

 ▲ この模様はYouTube「岡山芸術交流2022チャンネル(https://youtu.be/phsJMcSaMIc) 」 で視聴可
 
 
岡山芸術交流2022は、旧内山下小学校をメイン会場に、岡山城や岡山後楽園など周辺に位置する10会場に、世界で活躍する13カ国28組の作家による90点を超える作品を展示しています。
 
岡山県天神山文化プラザの「インデックス展示」は、リクリット・ティラヴァーニャがキュレーションした今回参加の22組のアーティストの作品が一同に展示されているもので、まずここを見てから各会場を訪れると、会場別の作品を対比したり、連動性を考察したりすることができ一層楽しめるかも知れません。
 
また現在、令和の大改修中の烏城と呼ばれる漆黒の岡山城(11月3日リニューアルオープン)には、中の段に池田亮司の 《 data.flux [LED version] 》 が設置されており、本展の鑑賞券が無くても見ることができます。

▲ 岡山城に設置された池田亮司の作品は、鑑賞できる時間が16時~21時と変則。
 
 
たくさんの見どころがある岡山芸術交流2022は、食べることも楽しんでいただけます。
 
旧内山下小学校ではキッチンカーで、「えびめしとタイマッサマンのコラボレーション キッチンかいぞくとリクリット・ティラヴァーニャのレシピ」(1,300円)という、岡山名物えびめしとコラボした、リクリット・ティラヴァーニャのカレーなど3品を提供しています。器は、伊勢﨑州(備前焼)・スミス 一三省吾・木口 ディアンドレ(烏城彫)の作品(木の蓋と陶器の器)で、蓋のデザインは数種類あります。
 
また、 リクリット・ティラヴァーニャ や地元のソムリエ等がお勧めする会場周辺の飲食店マップ「AFTER 6 EXHIBITION AND MORE」(パブリックプログラム公募事業で作成。旧内山下小学校で配布)は、鑑賞後の楽しみを増やしてくれます。

▲ リクリット・ティラヴァーニャのカレーは芝生アートの上でくつろぎながら食べられる
 
 
街を歩けば、過去開催時の作品も何点か見ることができます。
 
10月31日からは、表町商店街に、地元の学生らグループが本展を取材し制作する壁新聞が掲示され、また違った視点から本展を知ることができたりします。今、パブリックプログラム「ジャーナルプロジェクト」として鋭意制作中です。
 
会期は11月27日(日)まで。岡山芸術交流2022へお越しになられたら、是非、現代アート作品を見て、触れて、感じて、食べて、岡山の街ごとアートを楽しんでいただけたら幸いです。
 
 
■開催概要
イベント名 岡山芸術交流2022(Okayama Art Summit 2022) タイトル Do we dream under the same sky(僕らは同じ空のもと夢をみているのだろうか) 開催日時 2022年9月30日(金)~ 同11月27日(日)    開館日は計51日間。
9:00〜17:00(入館は16:30まで。但し、個別会場における変動あり)
※月曜日休館(10月10日(月・祝)は、翌日の火曜日休館)
※一部、開催時間が異なる施設がありますので公式ウェブサイト等で事前確認下さい。
会  場 旧内山下小学校、岡山県天神山文化プラザ、岡山市立オリエント美術館、シネマ・クレール丸の内、林原美術館、岡山後楽園、岡山神社、石山公園、岡山城、岡山天満屋
鑑賞料金 一般:1,800円、岡山県民:1,500円、学生:1,000円、65歳以上・団体(8名以上):1,300円、単館:500円
※高校生以下で学生証をお持ちの方、障害者手帳等をお持ちの方とその付き添いの方1人は無料 ※学生とは大学生、専門学生。単館は1会場のみ鑑賞可。
[当日券販売場所] 旧内山下小学校、岡山市立オリエント美術館、オンライン(岡山芸術交流ウェブサイトArtSticker
[ 問い合わせ先 ] 岡山芸術交流2022チケットセンター  TEL:086-206-2185
主  催 岡山芸術交流実行委員会(岡山市・公益財団法人石川文化振興財団・岡山県)
 
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国際現代美術展「岡山芸術交流2022」|参加作家 全28組(13カ国)決定。作品展示計画概要固まる。 /release/202208305682 Wed, 31 Aug 2022 17:01:30 +0900 岡山芸術交流実行委員会  岡山芸術交流実行委員会(会長:大森雅夫 岡山市長、事務局所在地:岡山県岡山市)は、岡山市の中心部、岡山城・岡山後楽園周辺エリアで開催する「岡山芸術交流2022 Do we dream under ...  
 今回新たに参加決定したのは、地元の老舗ライブハウス「PEPPERLAND」、ファッションブランド「OVERCOAT」、備前焼の伊勢﨑州らのグループの3組です。これにより、全参加作家は、アーティスティックディレクター、リクリット・ティラヴァーニャ氏が選定した22組(本人除く)のアーティストを軸に、氏以外の視点も取り入れた有機的な展覧会を目指して加えた、イベント2組、グループ2組、パフォーマンス1組の全28組となりました。
 作品は、今回新たに会場となる岡山天満屋、岡山後楽園を含み、岡山城を中心とした徒歩圏にある10会場に60点超を展示します。
 岡山県天神山文化プラザに、22組のアーティストの作品を展示するインデックス展示をはじめ、リニューアル工事中の岡山城に、池田亮司による「人間と宇宙の融合」をコンセプトとした映像を、巨大なLEDスクリーンで展開するなど、街歩きしながらアートを楽しんで頂けるよう構成しています。
 
 メイン会場である旧内山下小学校は、校庭を無料ゾーンとするとともに、教室や体育館等で参加性のある展示展開を行い、本展の中心となるコミュニティゾーンと位置づけています。
 校庭では、本展として初めてクラウドファンディングを活用したリクリット・ティラヴァーニャの芝生のアート作品を展開します。また体育館には、金沢21世紀美術館のコレクションとしても知られる曽根裕のユニークな滑り台の彫刻作品「アミューズメント・ロマーナ」と、大理石のステージで実際に演奏もできるリクリット・ティラヴァーニャの「Untitled 2017 (Oil Drum Stage)」という参加型の作品を設置。日本初公開となる「Untitled 2017 (Oil Drum Stage)」は、曽根裕、大和田俊らが本展のために結成したUntitled band(Shun Owada and friends)や、写真家であり音楽評論家でもある能勢伊勢雄氏が主宰するライブハウス「PEPPERLAND」のコーディネートにより、会期中、140組を超えるバンド等が連日多様なパフォーマンスを展開します。
 

旧内山下小学校校庭 芝生のアート作品イメージ  旧内山下小学校 体育館 オイルドラムステージ

旧内山下小学校 体育館 曽根裕の作品         岡山城 池田亮司の映像作品 ※16~21時
 
[クレジット]
左上)tiravanijaoffice
右上)Rirkrit Tiravanija, Untitled 2017 (Oil Drum Stage) / Tommy Simoens, Antwerp / Jonas Lampens
左下)Yutaka Sone, Amusement Romana, 2002 / wood, paint, FRP [H400×W1650×D1025cm] / Collection: 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa / Photo: KIOKU Keizo
右下)Ryoji Ikeda, data.flux [LED version]audiovisual installation, 2021 / ©ALTERNATIVE KYOTO 2021 Imagination as a Form of "Capital"
 
 
 併行して今回は、これまで以上に、地元や子どもたちにアートに触れて頂きたいとの思いから、パブリックプログラムにも注力しています。開幕日の午後に約10名のアーティストが登壇する「アーティストトーク」を実施するのをはじめ、小学生がナビゲーターを務める「子どもナビと楽しむアートツアー」や、学生グループが研修を受け本展を独自取材して作成する壁新聞を商店街に掲示する「ジャーナルプロジェクト」など、多彩なプログラムを展開します。なお、その内の1つである「一般公募企画」から、近日、新たな実施事業が決定する予定です。(6企画。確定次第、改めてご案内いたします。)
 
 
 
1.全参加作家一覧 ●アーティスト23組
 
アーティスト名(⽇/英) 出⽣地(活動国) 1 リクリット・ティラヴァーニャ/Rirkrit Tiravanija *
 *リクリット・ティラヴァーニャは本展のアーティスティックディレクターです。
タイ 2 ラゼル・アハメド/Rasel Ahmed
アメリカ 3 アート・レーバーとジャライ族のアーティストたち/Art Labor in collaboration with Jrai artists
― 4 王兵(ワン・ビン)/Wang Bing
中国 5 ダニエル・ボイド/Daniel Boyd
オーストラリア 6 リジア・クラーク/Lygia Clark
ブラジル 7 アブラハム・クルズヴィエイガス/Abraham Cruzvillegas
メキシコ 8 円空/ENKU
⽇本 9 池⽥亮司/Ryoji Ikeda
⽇本 10 ⽚⼭真理/Mari Katayama
⽇本 11 ミー・リン・ル/My-Linh Le
アメリカ 12 デヴィッド・メダラ/David Medalla
フィリピン 13 アジフ・ミアン/Asif Mian
アメリカ 14 プレシャス・オコヨモン/Precious Okoyomon
イギリス 15 フリーダ・オルパボ/Frida Orupabo
ノルウェー 16 ヴァンディー・ラッタナ/Vandy Rattana
カンボジア 17 バルバラ・サンチェス・カネ/Bárbara Sánchez-Kane
メキシコ 18 笹本晃/Aki Sasamoto
⽇本 19 ジャコルビー・サッターホワイト/Jacolby Satterwhite
アメリカ 20 島袋道浩/Shimabuku
⽇本 21 曽根 裕/Yutaka Sone
⽇本 22 アピチャッポン・ウィーラセタクン/Apichatpong Weerasethakul
タイ 23 梁慧圭(ヤン・へギュ)/Haegue Yang
韓国 ●イベント2組
24 【新】ペパーランド/PEPPERLAND
日本 25 ゲルト・ロビンス/Gert Robijns
ベルギー ●グループ2組
26 【新】オーバーコート/OVERCOAT
― 27 【新】伊勢﨑州(備前焼)・スミス 一三省吾・木口 ディアンドレ(烏城彫)/ Shu Isezaki (Bizen)・Smith Ethan Shogo・De'Andre Kiguchi (Ujo Bori)
― ●パフォーマンス1組
28 Untitled Band (Shun Owada and friends)
―  
2.展示構成概要   会場 アーティスト/作家 作品例 旧内山下小学校
リクリット・ティラヴァーニャ
ダニエル・ボイド
ミー・リン・ル
アジフ・ミアン
プレシャス・オコヨモン
バルバラ・サンチェス・カネ
笹本晃
島袋道浩
曽根裕
アピチャッポン・ウィーラセタクン 
片山真理
ヴァンディー・ラッタナ
【イベント】※
ペパーランド
ゲルト・ロビンス
【グループ】※
オーバーコート
伊勢﨑州(備前焼)・スミス 一三省吾・木口 ディアンドレ(烏城彫)
【パフォーマンス】※
Untitled Band (Shun Owada and friends)
・インスタレーション作品
・パフォーマンス作品
・彫刻作品
・ペインティング作品 
など約25点
岡山県天神山文化プラザ
ラゼル・アハメド
アート・レーバーとジャライ族のアーティストたち
王兵(ワン・ビン)
ダニエル・ボイド
リジア・クラーク
アブラハム・クルズヴィエイガス
円空
池田亮司
片山真理
ミー・リン・ル
デヴィッド・メダラ
アジフ・ミアン
プレシャス・オコヨモン
フリーダ・オルパボ
ヴァンディー・ラッタナ
バルバラ・サンチェス・カネ
笹本晃
ジャコルビー・サッターホワイト
島袋道浩
曽根裕
アピチャッポン・ウィーラセタクン
梁慧圭(ヤン・へギュ)
・index展
・インスタレーション作品 など約25点
岡山市立オリエント美術館
ラゼル・アハメド
リジア・クラーク
円空
フリーダ・オルパボ
梁慧圭(ヤン・へギュ)
・インスタレーション作品
・彫刻作品 など5点
シネマ・クレール丸の内
王兵(ワン・ビン)
アピチャッポン・ウィーラセタクン
・映像作品 2点
林原美術館
デヴィット・メダラ
王兵(ワン・ビン)
アート・レーバーとジャライ族のアーティストたち
・インスタレーション作品 など3点
岡山後楽園
デヴィット・メダラ
・立体作品
・平面作品 など約5点
岡山神社
梁慧圭(ヤン・へギュ)
ミー・リン・ル
アブラハム・クルズヴィエイガス
・インスタレーション作品 など3点
石山公園
梁慧圭(ヤン・へギュ)
・立体作品 など
岡山城
池田亮司
・映像作品
岡山天満屋
片山真理
・写真作品
注)岡山芸術交流2022では、※印を「作家」と表記・呼称し、※印以外=アーティスティックディレクター選定による「アーティスト」と区分して表記・呼称しております。
 
 
参考:新参加決定 作家プロフィール ●ペパーランド/ PEPPERLAND
ライヴハウスという存在が全国でも珍しかった黎明期の1974年に設立。アンディ・ウォーホルの映像作品に登場する「エクスプローディング・プラスティック・イネヴィタル」のような場所をつくろうとスタートし、岡山にライヴ文化を定着させた老舗である。設立当時から音楽と共に映画、演劇、講演会、ポエトリー・リーディング…など、あらゆる文化領域を横断・接続・混淆する活動を重視してきた。次の時代のビジョンを連れてくる最も早いメディアが音楽であり、ジャンルにこだわらず若い感覚に宿る衝動を尊重し、受け止め、深め育てる姿勢を貫き通している。音楽を通じて「社会彫刻」するシチュアシオニスト的活動を尊重し、店内にはヨーゼフ・ボイスのシャツとサイン入り写真が展示されているライヴハウスは類例をみない。
 
能勢伊勢雄(のせ・いせお) 写真家・美術展企画・音楽評論家。
1947年生まれ。Live House PEPPERLANDを主宰(1974年~)し、脱領域的活動を展開する一方で、阿木譲の『Rock Magazine』に1983年から廃刊まで編集・執筆でかかわる。主な展覧会では岡山・倉敷市連携文化事業『スペクタル能勢伊勢雄1968-2004』展開催。水戸芸術館『X-COLORグラフィティ in Japan』展企画(2005)。奈義町現代美術館『能勢伊勢雄写真展-MORPHOLOGY・遊図・PORTOGRAPHの世界-』展開催(2013)。大分県立美術館『OPAM×能勢伊勢雄シアター・イン・ミュージアム』(2016)…など多数。講演会ではアートビオトープ那須「山のシューレ」講師(2009-)京都国際映画祭講師(2015-)…など多数。また銀塩写真家集団Phenomenaを結成(2008-)し、50年以上の歴史を持つ東京「美學校」の公認校「美學校岡山校」を開校する(2010-)。また書物ではdisk union社より『新・音楽の解読』(2013)。赤々舎刊・写真集『ISEO NOSE:MORPHOLOGY 能勢伊勢雄:形態学』(2014)刊行…など著作・評論等多数。2018 年福武教育文化振興財団より「福武文化賞」受賞。慶應義塾大学アート・センター収蔵作家。

Photo by Live House PEPPERLAND
 
●オーバーコート/ OVERCOAT
OVERCOAT(オーバーコート)はNY在住の大丸隆平(1977年福岡生まれ) が2015年に創立したファッションブランド。「Wearing New York( ニューヨークを着る)」というコンセプトで、特にショルダーラインに工夫が凝らされており、サイズ、ジェンダーそしてエイジからも解放されたものづくりを目指している。コレクションは日米を中心とする主要百貨店やコンセプトストアで展開され、アート業界などクリエーティブ層からの支持も高い。

 
●伊勢﨑州(備前焼)・スミス 一三省吾・木口 ディアンドレ(烏城彫)
Shu Isezaki (Bizen)・Smith Ethan Shogo・De'Andre Kiguchi (Ujo Bori)
伊勢﨑州/1996年生まれ/岡山県にて活動
木口 ディアンドレ/1998年生まれ/米国に生まれ岡山県にて活動
スミス 一三省吾/1998年生まれ/岡山県にて活動
 
備前焼は岡山県備前市を代表的な産地とする。釉薬を用いることなく高温にて焼き締める手法が特徴とされる。日本六古窯のなかで最も古い歴史を有する備前焼はルーツを古墳時代に遡るという。伊勢﨑州は備前焼の作家、伊勢﨑競を父とし、海外留学や調理師学校での経験を積んだ後、父の窯にて修行を始めたばかりである。

烏城彫とは1925年、彫刻家の木口九峰によって始められた木彫。繊細な彫りと写実的な表現を特徴とする漆器工芸品である。烏城彫の名称は、岡山城の別名を「烏城」ということに由来して木口自らと名付けたという。分業による高い技術力で作りだされる烏城彫は、岡山の誇る特産品となっている。                       
木口 ディアンドレとスミス 一三省吾は若い烏城彫職人として伝統と現代の融合に取り組んでいる。
 
 
 
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岡山芸術交流2022 |メイン会場(旧小学校校庭)に芝生アートを。クラウドファンディング開始。 /release/202208245444 Thu, 25 Aug 2022 10:00:00 +0900 岡山芸術交流実行委員会  岡山芸術交流実行委員会(会長:大森雅夫 岡山市長、事務局所在地:岡山県岡山市)は、岡山市の中心部、岡山城・岡山後楽園周辺エリアで開催する、 街歩きしながらアートが楽しめる国際現代美術展 「岡山芸術... 岡山芸術交流2022 Do we dream under the same sky」(2022年9月30日(金)から~11月27日(日)までの51日間)において、メイン会場である旧内山下小学校の校庭を大きな芝生のアート作品にするプロジェクト資金を本日よりクラウドファンディングにて募集開始しますので、お知らせします。

 今回のクラウドファンディングは、アーティスティックディレクターであるリクリット・ティラヴァーニャ氏が今年4月に現地視察した際に、「学校という普段は限られた人しか入れない空間を芝生化することで、地元の人や子どもたちが自由に出入りできる場所にできないか」と感じたことからプロジェクト化に至りました。
芝生アート作品の完成イメージ Credit: tiravanijaoffice 現在の旧内山下小学校校庭


 芝生には「岡山芸術交流2022」のタイトル「Do we dream under the same sky」の文字を刈り込み、校庭いっぱいに広がる芝生自体を1つの大きなアート作品にする構想で、調達金額は最大で1,020万円です。 
 募集金額は1口18万円と同1万円の2種類を設定しており、返礼品はそれぞれ、リクリット・ティラヴァーニャ氏のオリジナル作品、リクリット・ティラヴァーニャ氏の直筆サイン入りオリジナルTシャツをご用意しています。
 募集はクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」を通じて、本日10時~9月29日(木)18時まで行います。※返礼品が無くなった場合は、終了します。
 
 返礼品は本展限定のオリジナルで数に限りがありますが、皆様のご支援を得て本プロジェクトをぜひ実現したいと考えています。また、こうしたさまざまな活動や機会を通じ、一人でも多くの方々に本展に参加いただき、アートを通した交流が岡山のみならず全国へと拡がることを期待しています。
 なお、岡山芸術交流がクラウドファンディングを事業に活用するのは、今回が初めてです。
 
 
■クラウドファンディングの概要 プロジェクト概要:メイン会場 旧内山下小学校の校庭を大きな芝生のアート作品にするプロジェクト
 <作家名>リクリット・ティラヴァーニャ(アーティスティックディレクター)
募集期間:2022年8月25日(木)10時~同9月29日(木)18時
募集口数:2種類の返礼品を準備
 ・1口18万円(限定50口):返礼品:リクリット氏の作品(展覧会タイトル入りのNewspaper)
 ・1口1万円(限定120口):返礼品:リクリット氏直筆サイン入りオリジナルTシャツ(3色各40着)
調達金額:最大1,020万円
実施サイト:Makuake    https://www.makuake.com/project/okayamaartsummit2022/ 

左:リクリット・ティラヴァーニャ氏作品
右:上から 、Tシャツ ブラック(L)40着、ブルーグレー(M)40着、ホワイト(S)40着
 
 
■参考情報 1.アーティストインタビュー映像 第1弾を8/1から公開しています!  岡山芸術交流2022に参加するアーティストを多くの人に知ってもらうきっかけとして、 アーティストへのインタビュー映像「アーティストが語る岡山芸術交流2022」を制作。過日第1弾としてアーティスティックディレクターのリクリット・ティラヴァーニャの動画を制作公開しました。今後、複数のアーティストの、岡山市の印象や作品に込めた想いなど、ここでしか聞けない話をお届けして参ります。映像は、公式サイト パブリックプログラムページでご覧いただけます。
https://www.okayamaartsummit.jp/2022/public-program/81/

 
2.パブリックプログラムについて 前述の「アーティストインタビュー映像」制作は、本展のパブリックプログラムの一環です。岡山芸術交流では、パブリックプログラムディレクター木ノ下 智恵子氏監修により、大人から子どもまで本展に、より親しんでもらうため、会期中にさまざまなパブリックプログラムを展開して参ります。主なプログラムは以下の通りです。
 
●「アーティストトーク」 
 9月30日(金)14:00~15:30 於:岡山県立美術館
 参加アーティストが一同に会するトークイベント。リクリット・ティラヴァーニャ
 (アーティスティックディレクター)他10名程度登壇予定。参加人数100人程度想定。
●「クロージングイベント」 
 11月27日(日)17:00~19:00 
 国際展や芸術祭の課題や可能性について語り合う。参加人数70人程度想定。
●「見る×対話」鑑賞ツアー 
 10月9日(日)、10日(月・祝)午前・午後
 参加者全員で対話による鑑賞を楽しむプログラム。参加人数各15人程度想定。 
●子どもナビと楽しむアートツアー04 
 事前ワークショップ:10月16日(日)、11月5日(土)/ツアー実施11月6日(日)午前・午後
 小学生がナビゲーター役となり、対話による鑑賞を楽しむプログラム。参加人数各15人程度想定。 
●その他、イベント以外のプログラム
・「ジャーナルプロジェクト展示」
 学生グループが岡山芸術交流を独自の視点で取材し、作成した壁新聞を表町商店街に掲示。
・「岡山芸術交流紹介動画」
 小学生用に岡山芸術交流や現代アートの魅力を分かり易く伝える動画を作成。大人も楽しめる。
・「アーティストインタビュー動画」
 参加アーティストたちの思いや岡山の印象など、ここでしか聞けない話を公開。 
・「一般公募企画」
 岡山芸術交流を一緒に盛り上げていただく企画を一般募集。トークイベントや展示会など。
 (募集は8/15で終了しています)
 
3.街頭バナーが街中に掲出されました。 去る22日よりJR岡山駅を中心に、メインストリートとも言える桃太郎大通りや市役所筋、JR岡山駅東口駅前広場沿線に岡山芸術交流2022の街頭バナーが掲出されました。また9月1日(木)からは、市役所庁舎や表町商店街などに横断幕や懸垂幕も掲げられる予定で、いよいよ約1カ月後に迫った開幕の気運が高まってきています。

 
4.サポートスタッフ募集中! 岡山芸術交流2022の会期中の運営サポートをはじめ、来場者の方々に作品鑑賞とともに岡山の街を楽しんでいただき、ともに岡山芸術交流を盛り上げていただくサポートスタッフ(ボランティア)を500人程度(8月5日現在122人)募集しています。募集期限は10月31日(月)まで。
募集要項と応募フォームは、公式サイト「サポートスタッフ」ページをご参照ください。https://okayamaartsummit.jp/2022/support-staff/
 
 
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いよいよ開幕。国際現代美術展「岡山芸術交流2022」 前売引換券 販売開始 /release/202207013294 Mon, 01 Aug 2022 09:30:00 +0900 岡山芸術交流実行委員会  岡山芸術交流実行委員会(会長:大森雅夫 岡山市長、事務局所在地:岡山県岡山市)は、岡山市の中心部、岡山城・岡山後楽園周辺エリアで開催する「岡山芸術交流2022 Do we dream under ...  
 岡山芸術交流は、岡山城・岡山後楽園周辺エリアの様々な歴史文化施設を会場に、街歩きを楽しみながら作品鑑賞ができるコンパクトな国際現代美術展で、2016年に初開催して以来、3年に1度開催しており、3回目となる今回は25組のアーティストが集います。
 
 アートを媒介として、国境、性別、世代を超えた人々が岡山で交わり、想像力を刺激し合うことで、新たな未来を創出する原動力が育まれていくことを期待しています。
 

前売引換券イメージ
 
■前売引換券販売概要 岡山芸術交流2022開催に先立ち、お得な前売引換券の販売を開始。会期中に販売する鑑賞券1,800円(一般)が、前売引換券では1,000円で購入できます。
 
 販売期間:令和4年8月1日(月)~9月29日(木)まで
      ※券売開始は8月1日(月)10時から
 金  額:前売引換券 1,000円
      ※鑑賞券 一般:1,800円、岡山県民:1,500円、学生:1,000円、
           65歳以上:1,300円、団体:1,300円
      高校生以下で学生証をお持ちの方、障害者手帳等をお持ちの方と
      その付き添いの方1人は無料
 販売場所:岡山芸術交流ウェブサイト(オンライン購入)、チケットぴあ(Pコード
      686-195)、ローソンチケット(Lコード 63436)、ArtSticker、日本旅行
      岡山支店HP 、山陽新聞社サービスセンター、ぎんざや、てんまやバス
      ステーションチケットセンター、ホテルグランヴィア岡山
 そ の 他 :前売引換券は会期中に会場等にて鑑賞券に引き換えます。
      会期中、1枚につき1人有効。入場当日のみ再入場可能。
 問い合わせ先:株式会社日本旅行岡山支店  TEL:086-225-2040
 

↑↑↑
岡山芸術交流ウェブサイトチケットページ
https://www.okayamaartsummit.jp/2022/ticket/
 
■開催概要  名  称:岡山芸術交流2022(Okayama Art Summit 2022)
 タイトル:Do we dream under the same sky
      (僕らは同じ空のもと夢をみているのだろうか)
 開催日時:2022年9月30日(金)~ 同11月27日(日) 
      9:00〜17:00(入館は16:30まで 。但し、個別会場における変動あり)
      ※月曜日休館。10月10日(月・祝)は翌日休館。 開館日は計51日間。 
      ※一部、開催時間が異なる施設がありますので、HP等で事前確認頂けますようお願い致します。
 会  場:旧内山下小学校、岡山県天神山文化プラザ、岡山市立オリエント美術館、
      シネマ・クレール丸の内、林原美術館、岡山後楽園、岡山神社、石山公園、
      岡山城、岡山天満屋
 鑑賞料金: [前売券]一般・一般(県民)・学生:1,000円
       [当日券]一般:1,800円 、 一般(県民) :1,500円 、 学生:1,000円、 
           65歳以上・団体:1,300円、単館:500円 、高校生以下:無料 
        ※障がい者、介助者1名は無料。学生とは大学生、専門学生。
         団体は8名以上。単館は1会場のみ鑑賞可。
        ※65歳以上、団体、単館、 高校生以下の前売券設定はありません。
 主  催:岡山芸術交流実行委員会(岡山市・公益財団法人石川文化振興財団・岡山県)
 
 総合プロデューサー:石川康晴(公益財団法人石川文化振興財団理事長)
 総合ディレクター:那須太郎(TARO NASU代表/ギャラリスト)
 アーティスティックディレクター:リクリット・ティラヴァーニャ(アーティスト)
 パブリックプログラムディレクター:木ノ下智恵子(大阪大学21世紀徳堂准教授)
 デザインディレクター:川上シュン(artless Inc. 代表)
 
 公式ウェブサイト:https://www.okayamaartsummit.jp/2022/
 
■参加アーティスト一覧  01 リクリット・ティラヴァーニャ/Rirkrit Tiravanija(タイ)【注】
 02 ラゼル・アハメド/Rasel Ahmed(アメリカ)
 03 アート・レーバー/Art labor 
 04 王兵(ワン・ビン)/Wang Bing(中国)
 05 ダニエル・ボイド/Daniel Boyd(オーストラリア)
 06 リジア・クラーク/Lygia Clark(ブラジル)
 07 アブラハム・クルズヴィエイガス/Abraham Cruzvillegas(メキシコ)
 08 円空/ENKU(⽇本)
 09 池⽥亮司/Ryoji Ikeda(⽇本)
 10 ⽚⼭真理/Mari Katayama(⽇本)
 11 ミー・リン・ル/My-Linh Le(アメリカ)
 12 デヴィッド・メダラ/David Medalla(フィリピン)
 13 アジフ・ミアン/Asif Mian(アメリカ)
 14 プレシャス・オコヨモン/Precious Okoyomon(イギリス)
 15 フリーダ・オルパボ/Frida Orupabo(ノルウェー)
 16 ヴァンディー・ラッタナ/Vandy Rattana(カンボジア)
 17 ゲルト・ロビンス/Gert Robijns (ベルギー)
 18 バルバラ・サンチェス・カネ/Barbara Sanchez Kane(メキシコ)
 19 笹本晃/Aki Sasamoto(⽇本)
 20 ジャコルビー・サッターホワイト/Jacolby Satterwhite(アメリカ)
 21 島袋道浩/Shimabuku(⽇本)
 22 曽根 裕/Yutaka Sone(⽇本)
 23 Untitled Band (Shun Owada and friends)  
 24 アピチャッポン・ウィーラセタクン/Apichatpong Weerasethakul(タイ)
 25 梁慧圭(ヤン・へギュ) /Haegue Yang(韓国)
 【注】リクリット・ティラヴァーニャは本展のアーティスティックディレクターです。
 
 
□過去の作品展示風景


【右上】Liam Gillick, “Faceted Development”, 2016
     Supported by Ishikawa foundation
     ©Okayama Art Summit 2016, Courtesy of the artist and TARO NASU,
     Photo: Yasushi Ichikawa
【右下】Peter Fischli David Weiss, “How to Work Better”, 1991
     Collection of Ishikawa foundation
     ©Okayama Art Summit 2016, Courtesy of the artists and Galerie Eva Presenhuber,
     Photo: Yasushi Ichikawa
【左上】Rirkrit Tiravanija, untitled 2016
     (this is A
     this is not A
     this is both A and not-A
     this is neither A nor not-A),
     2016.
     Collection of Ishikawa Foundation
     © Okayama Art Summit 2016, Courtesy of the artist and GALLERY SIDE 2,
     Photo: Yasushi Ichikawa
【左中】Pierre Huyghe, NOT YET TITLED, 2019
     Courtesy of the artist, TARO NASU, Marian Goodman Gallery and Houser and Wirth
     © Kamitani Lab / Kyoto
     Etienne Chambaud, Calculus, 2019
     Collection of Ishikawa Foundation, Okayama
     Courtesy of the artist
     Photo: Ola Rinda
【左下】John Gerrard, X. laevis (Spacelab), 2017
     Courtesy of the artist, Thomas Dane Gallery and Simon Preston Gallery
     Pamela Rosenkranz, Skin Pool (Oromom), 2019
     Courtesy of the artist, Karma International, Miguel Abreu Gallery and Sprüth Magers
     Photo: Ola Rindal
 
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岡山初の現代アートの国際展覧会「岡山芸術交流 2016」開幕!初日2万人動員! /release/201610125223 Mon, 17 Oct 2016 19:00:06 +0900 岡山芸術交流実行委員会 現代アートの大型国際展「岡山芸術交流 2016」が10月9日(日)に開幕。 世界で注目を集めるアーティスト31組が各国から集結し、岡山市各所で50を越える作品を展示しています。 初日の来場者は約2万人を数え、世界最先端の現代アートに出会える貴重な機会に、市内のみならず全国からアートファンが訪れています。 岡山芸術交流実行委員会事務局 
「岡山芸術交流 2016」
岡山初開催の現代アートの大型国際展覧会がついに開幕!
岡山で初開催となる現代アートの大型国際展覧会「岡山芸術交流」が10月9日(日)に開幕しました。
初日の来場者は約2万人を数え、世界最先端の現代アートに出会える貴重な機会に、市内のみならず全国からアートファンが訪れています。
第1回となる今回は、世界16か国から今最も注目を浴びる31組のアーティストたちが岡山に集結しました。そのアーティストたちを束ねるのが、アーティスティックディレクターのリアム・ギリック。彼自身も世界で活躍するアーティストのひとりです。
リアム・ギリックが今回テーマに掲げたのが「開発」。彼のこれまでの作家活動では、彫刻や映像作品、屋内外での大型展示や執筆活動などを通じて、常に人と社会との関係性を問い直してきました。「開発」というテーマのもと、岡山の地で31組のアーティストたちとともに作り上げる展覧会は、岡山のみならず、日本や世界へとその問いを投げかけています。
会場は、岡山城を取り囲む「岡山歴史文化ゾーン」と呼ばれるエリアにコンパクトに配置しました。前川國男建築や古代オリエント美術のコレクションが充実する美術館、学校校舎跡地など、バラエティに富みながらも歴史・伝統を感じる街並みの中、屋内外の様々な場所に現代アート作品が展示されています。
岡山の街を巡る中で、作品を見るだけではなくアーティストの思考に遭遇し、時間や歴史、国境など行き来するような「交流」がここ岡山からはじまります。

参加アーティスト(世界16カ国・31組)

荒木 悠 (日本・山形生まれ/東京在)
トリーシャ・バガ (イタリア・ヴェニス生まれ)
ノア・バーカー (アメリカ・カルフォニア州生まれ)
ロバート・バリー(アメリカ・ニューヨーク生まれ)
アナ・ブレスマン&ピーター・サヴィル (ドイツ・ベルリン生まれ)(イギリス・マンチェスター生まれ)
アンジェラ・ブロック (カナダ生まれ)
ホセ・レオン・セリーヨ (メキシコ生まれ)
マイケル・クレイグ-マーティン (アイルランド生まれ)
ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス(スイス・チューリッヒ生まれ)(スイス・チューリッヒ生まれ/2012年没)
サイモン・フジワラ (イギリス生まれ)
ライアン・ガンダー(イギリス生まれ)
メラニー・ギリガン(カナダ・トロント生まれ)
ロシェル・ゴールドバーグ(カナダ・バンクーバー生まれ)
ドミニク・ゴンザレス=フォースター (フランス生まれ)
ピエール・ユイグ(フランス・パリ生まれ)
ジョーン・ジョナス (アメリカ・ニューヨーク生まれ)
眞島竜男 (日本・東京生まれ)
カーチャ・ノヴィスコーワ (エストニア生まれ)
アーメット・オーグット (トルコ生まれ)
ホルヘ・パルド(キューバ生まれ)
フィリップ・パレーノ (アルジェア生まれ)
レイチェル・ロース? (ニューヨーク在)
キャメロン・ローランド (アメリカ・フィラデルフィア生まれ)
島袋道浩 (日本・兵庫生まれ)
下道基行 (日本・岡山生まれ)
リクリット・ティラヴァーニャ (アルゼンチン生まれ)
アントン・ヴィドクル(ロシア・モスクワ生まれ)
ハンナ・ワインバーガー (スイス生まれ)
ローレンス・ウィナー (アメリカ・ニューヨーク生まれ)
アニカ・イ (韓国・ソウル生まれ)


アーティスティックディレクター:
リアム・ギリック(イギリス生まれ/アメリカ在)


開催概要
会  期:2016年10月9日(日)- 11月27日(日)※10月10日(月)を除く月曜日は休館
開館時間:9:00-17:00(入館は16:30まで)※シネマ・クレール丸の内は1日1回12:15~13:45に上映
会  場:旧後楽館天神校舎跡地/岡山県天神山文化プラザ/
               岡山市立オリエント美術館/旧福岡醤油建物/シネマ・クレール丸の内/
               林原美術館/岡山城/岡山県庁前広場/岡山市内各所
主  催:岡山芸術交流実行委員会

[会長]
大森雅夫(岡山市長)

[総合プロデューサー]
石川康晴(公益財団法人石川文化振興財団理事長/株式会社ストライプインターナショナル代表取締役社長)

[総合ディレクター]
那須太郎(TARO NASU代表/ャラリスト)

[アーティスティックディレクター]
リアム・ギリック(アーティスト)

[パブリックプログラムディレクター]
木ノ下智恵子(アートプロデューサー/大阪大学COデザインセンター特任准教授)


公式サイト

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パブリックプログラム会期中のイベント情報

[パブリックプログラム 芸術祭の基盤整備に関するシンポジウム]

11月13日(日)15:00-17:00
テーマ2「芸術祭の隆盛と地域課題」

登壇者:
南條史生氏(森美術館 館長、茨城県北芸術祭 総合ディレクター)
秋元雄史氏(東京芸術大学大学美術館 教授/金沢21世紀美術館 館長)
那須太郎(岡山芸術交流 総合ディレクター)

司会:木ノ下智恵子
(岡山芸術交流 2016 パブリックプログラムディレクター/
 大阪大学COデザインセンター 特任准教授)


[ パブリックプログラムアーティストトーク]

10月29日(土)13:00-15:00
荒木悠×片山康之「鬼が見た岡山(仮)」

11月 5日(土)14:00-16:00
下道基行×三宅航太郎「転用!?」

11月14日(月)19:00-21:00
眞島竜男×岸井大輔×黒瀬陽平「アートは桃太郎なのか鬼なのか」





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