法人別リリース Thu, 08 Feb 2018 10:00:00 +0900 hourly 1 英語だけでは足りない時代、多言語習得が開く世界への扉 /release/201802010530 Thu, 08 Feb 2018 10:00:00 +0900 言語交流研究所ヒッポファミリークラブ 世界の若者が、多文化・多様性を受け入れ、相互理解体験を社会や世界に向け、英語や複数の言語で、自分の考えを発信するプレゼンテーション大会を東京ビッグサイトで開催します。出場者は15才から25才。10か国40組のプレゼンターが5分~7分間のプレゼンテーションを行います。Kids部門は3才~中学生まで11組26名が出場。 一般財団法人言語交流研究所ヒッポファミリークラブ
世界の若者が未来に向けて「多⾔語」で送るメッセージに世界が注⽬︕
英語+多言語が必須の時代到来!?
(一財)言語交流研究所は、第5回LMP ☆ LEX Multilingual Presentation for Youth TOKYO 2018を2018年2月18日、東京ビッグサイトで開催します。
 世界の若者が、多文化・多様性を受け入れ、相互理解体験を社会や世界に向け、英語など複数の言語で、自分の考えを発信するプレゼンテーション大会です。
 第5回となる今回、15才から25才の出場者は、高校生部門に13組、大学生社会人部門に27組、合計10か国40組のプレゼンターが5分~7分間のプレゼンテーションを行います。
 最近の傾向としては、アフリカでの体験がもとになっているプレゼンテーションが多くなっており、近年の若者の国際的な意識の方向をうかがわせるプレゼンテーションが聴衆の関心を集めています。
 LMPの特徴は、プレゼンターが自身の体験を通して発見したことが表現され楽しさがあふれていること、また、外国語で話されていてもわかるような、意外な工夫がされていることなど、社会人にもたくさんの気づきを与えてくれるプレゼンテーション大会です。

 出場者の出身国は、日本が最も多く、韓国、メキシコ、イタリア、ブラジル、カザフスタン、ベトナム、マレーシア、アメリカの10か国。日本に留学中の学生も多く参加しています。
 今回の出場者たちがプレゼンテーションで使う言語の総数は18言語の予定です。日本語、スペイン語、英語、韓国語、ドイツ語、フランス語、スワヒリ語、ヒンディー語、ネパール語、クメール語、タイ語、中国語、台湾語、イタリア語、ポルトガル語、インドネシア語、ジャワ語、オランダ語など、日本ではあまり聞きなれない言語もあります。

 (2017年の様子)

 ★Kids LMPの部門も本編の途中で開催します。3才から中学生まで11組26人が出場し、今回初めてプレゼンテーションにも挑戦します。
(2017年の様子)

プレゼンテーションの審査は、マサチューセッツ工科大学 言語学・多言語獲得の研究者 Suzanne Flynn教授をはじめ、東京大学 言語脳科学の研究者 酒井邦嘉教授、5言語を話すマルチリンガルなタレント堀口ミイナさんなど、有識者や著名人が行います。


 ★取材、出演者へのインタビューも可能です。

審査員:
Suzanne Flynn(MIT 教授)
岩田 誠(東京女子医科大学 名誉教授)
酒井 邦嘉(東京大学 教授)
坂田 明(ミュージシャン)
茅野 臣平(テレビプロデューサー)
塚原 祐輔(ボールウェーブ 株式会社 取締役)
二名 良日(野外活動家・美術家)
堀口 ミイナ(タレント)
丸山 瑛一(理化学研究所 名誉研究員)
森田 明彦(尚絅学院大学 教授)

鈴木 堅史(言語交流研究所、LEX America 代表理事)
平岡 一武(言語交流研究所 常務理事)
Javier Mares(LEX Mexico Director)
Elizabeth Victor White(LEX America Director)    
井筒 孝昭(ヒッポファミリークラブ韓国)    

実施要項や昨年の動画などはこちらのWebサイトでご覧ください。
https://www.lexhippo.gr.jp/college/lmp.php

◆日時・会場
日時 2018年2月18日(日)10:00~17:30  途中入退場可
会場 東京ビッグサイト 国際会議場(定員1000人)
入場料 2000円(高大生1500円、小学生以下1000円)
参加申込 フリーダイヤル 0120-557-761(平日9:00~17:30)

主催 一般財団法人 言語交流研究所ヒッポファミリークラブ
協賛 NPO法人ICYEジャパン、一般社団法人信州いいやま観光局、株式会社エルプランニング、ジェーアイシー旅行センター株式会社、株式会社JTBコーポレートサービス、ミキハウス子育て総研株式会社、名鉄観光サービス株式会社、理想科学工業株式会社 など
]]>
多言語習得のメカニズムと効果 脳科学的調査 /release/201702088622 Thu, 09 Feb 2017 13:00:29 +0900 言語交流研究所ヒッポファミリークラブ 多言語習得のメカニズムと効果とは? 世界初の脳科学的調査。東京大学・MIT(米国)・言語交流研究所が共同研究シンポジウムを開催。 一般財団法人 言語交流研究所ヒッポファミリークラブ
多言語習得のメカニズムと効果とは?
世界初の脳科学的調査 東京大学ほか
シンポジウム開催
多言語習得のメカニズムと効果とは?
世界初の脳科学的調査
東京大学・MIT(米国)・言語交流研究所が共同研究
シンポジウムを開催

言語交流研究所と東京大学、MITによる世界初の共同研究
東京大学 大学院総合文化研究科と米国 マサチューセッツ工科大学(以下MIT)は、言語交流研究所ヒッポファミリークラブと共同で、多言語の習得や多言語に触れた経験が脳に及ぼす効果を特定するために共同研究を開始致しました。
多言語を習得した脳と単言語の脳、その違いとは?
私たちの脳は、複数の言語をどのように処理するのでしょうか。また、多言語に触れた経験によって、脳は新たな言語に対してどのように反応するのでしょう。さらに、多言語を学ぶことで脳の活動にどのような違いが現れるのでしょうか。そうした疑問を明らかにするため、複数の言語を同時に習得するという多言語教育を行う教育団体である言語交流研究所ヒッポファミリークラブ、東京大学 大学院総合研究科 相関基礎科学系 酒井 邦嘉(さかい・くによし)教授、MIT 言語哲学科 スザンヌ・フリン教授は、多言語の習得に関わる脳のメカニズムを解明することを目的として、世界初の共同研究を2016年4月から開始しました。 今回のシンポジウムでは、本研究についての目的や意義、今後の研究について広く皆さんと考える機会にしたいと思います。

多言語習得が人間本来の能力 脳の構造と機能の解明
MIT のフリン教授は、同僚である同大学 ノーム・チョムスキー教授の学説に基づいて、30年以上にわたり言語学や多言語獲得を研究しており、「多言語を話すことは人間にとって自然である」、「人間の言語獲得能力には限度が無い」といったユニークな学説を提唱しています。
共同研究グループは、まず初めに、MRI(核磁気共鳴画像法)の技術を用いて、多言語の理解ならびに習得中の脳の構造と機能について研究を開始する予定です。また、多言語習得の経験のある人々を対象として、言語学習者に見られる言語理解と発音把握等について、多言語に触れた経験が脳に及ぼす効果を調査する課題を作成しました。

今回の研究について、東京大学 教授 酒井邦嘉は次のように述べています。「これまでのバイリンガルなどの研究から示唆されているように、人間の脳は多言語を自然に獲得する能力を持っています。私たちは、新たな言語や芸術を習得する際に基盤となる脳の仕組みを探求しています。今回、このような研究を国際共同で進められることを大変嬉しく思います。」


◆シンポジウム 日時・会場
日時 2017年2月22日(水)午後 7時~ 9時
会場 国立オリンピック記念青少年総合センター 国際会議室
(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
参加費 1000円


一般財団法人 言語交流研究所ヒッポファミリークラブについて
多言語の自然習得と多国間の国際交流を実践しています。「多言語の自然習得(獲得)活動」「国際交流活動」「研究・開発活動」の3つの活動を主な柱とし、家族や地域の会員とともに、様々な国のことばを自然に身につけ、様々な人に出会い、ともに育つことのできる環境づくりに取り組んでいます。(1981年設立 東京都渋谷区・代表:鈴木堅史) 【一般財団法人 言語交流研究所ヒッポファミリークラブ 公式サイト】 http://www.lexhippo.gr.jp/


東京大学 大学院総合文化研究科について
東京大学 大学院総合文化研究科は1983年の発足(教養学部は1949年発足)当初より、その教育・研究理念として学際性と国際性を掲げ、単に専門領域における研究者ばかりでなく、社会の実践的分野においても活躍しうる、高度の知見を備えた専門家を養成することを目標にしてきました。文系の専攻としては、言語情報科学、超域文化科学、地域文化研究、国際社会科学の4専攻があり、理系の専攻としては、広域科学専攻があります。広域科学専攻はさらに相関基礎科学系、生命環境科学系、広域システム科学系の3系に分かれ、これらが実質的な運営単位となっています。総合文化研究科では、このように文理横断的な研究・教育を発展・進化させながら、問題発見型・解決型の人材を数多く養成し、社会に送り出しています。 【東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 公式サイト】http://www.c.u-tokyo.ac.jp/

マサチューセッツ工科大学について
マサチューセッツ工科大学は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジに本部を置く私立工科大学です。1865年に設置され、通称、MIT。全米指折りのエリート名門校の1つとされ、ノーベル賞受賞者を多数輩出しています。チョムスキー教授とフリン教授は、マサチューセッツ工科大学の言語哲学科にて活躍中です。 【MIT言語哲学科公式サイト】http://web.mit.edu/linguistics/
]]>