法人別リリース Wed, 14 Nov 2018 15:00:00 +0900 hourly 1 駒場祭直前。東京おしゃれ二大強豪校(慶應大学、青山学院大学)と比較 東大男子のスキンケア実態 /release/201811140361 Wed, 14 Nov 2018 15:00:00 +0900 リッチメディア  11月は学園祭の季節です(東大駒場祭11月23日~25日等)。スキンケア情報サイト「メンズスキンケア大学」を運営する株式会社リッチメディアでは、日本最高レベルの頭脳を持つ「東京大学」男子のスキンケア... 株式会社リッチメディア
駒場祭直前。東京おしゃれ二大強豪校と比較
日本最高の頭脳集団・東大男子のスキンケア実態
予想を裏切るイケメンぶり?! もうガリ勉ダサ男とは呼ばせない
東大生、実は7割が美肌男子!?
スキンケアする理由、「身だしなみ」の慶應生、「女性目線」の青学生、「友達」を見て気づく東大生
 11月は学園祭の季節です(東大駒場祭11月23日~25日等)。スキンケア情報サイト「メンズスキンケア大学」を運営する株式会社リッチメディアでは、日本最高レベルの頭脳を持つ「東京大学」男子のスキンケア実態を調査しました。
 比較対象として、高校生が選ぶおしゃれ大学ランキング※1で常に上位を占める「青山学院大学」と「慶應義塾大学」をピックアップ。3大学の文系3年生の男子学生各50人(計150人)を対象に調査を行いました。主な結果は次の通りです。
 ※1出典:「進学ブランド力調査2018」リクルート進学総研調べ

■東大男子のスキンケア実態調査 主な調査結果
ダサイメージの東大生だが、イマドキの東大生は見た目偏差値も高い!

<調査概要>
■実施時期:2018年10月22日(月)~10月26日(金)
■調査手法:書面調査  
■調査対象:青山学院大学、慶應義塾大学、東京大学の文系3年生の男子学生 各50人ずつ合計150人

株式会社リッチメディアについて
https://www.rich.co.jp/
●社名:株式会社リッチメディア ●代表取締役社長:坂本幸蔵 
●所在地:東京都新宿区西新宿7-20-1住友不動産西新宿ビル24階
●事業内容:ビューティー領域・ヘルスケア領域に関わるインターネットメディアの企画・運営(広告事業、データ事業、その他事業)

東大男子のスキンケア実態 スキンケアイメージのほぼない東大男子、でも実際は7割が実践中で青学男子とほぼ並ぶ  まず、青山学院、慶應義塾、東京大学の3大学の中で、スキンケアに気遣っている男子大学生が多いイメージを1校だけ選んでもらうと、「青山学院」(64.7%)が最も高く6割強を占めるのに対し、「東京大学」はわずか2.0%しかありません[図1]。
 では実態はどうか、スキンケアを実践※2しているか?と聞くと、「慶應義塾」(90.0%)はほぼ全員がスキンケアを実践、「青山学院」は78.0%とほぼイメージ通りでした。一方「東京大学」のスキンケア実践率は72.0%と、スキンケアイメージの高い青学男子と並ぶ結果となりました[図2]。スキンケアイメージのほぼない東大男子ですが、実際は7割がスキンケアをしており、そのギャップは70.0ポイントと3大学中で最も大きくなっています[図3]。※2スキンケア:化粧水・乳液・クリーム・オールインワンなどを利用し、顔・肌の保湿をしている



身だしなみの慶應、モテの青学に対し、友だちを見て気づく東大生  スキンケアを実践していると答えた120人にスキンケアをするようになった理由を聞くと、[図4]の通り「身だしなみとして必要だと感じたから」(63.3%)がダントツに高く、次いで「女性目線が気になり始めたから」(24.2%)、「周りの友人が気遣っているため」(11.7%)と続き、「彼女ができたから」と「母親に言われたため」は同率(6.7%)となりました。
 これを大学別に見ると、慶應生は「身だしなみ」(68.9%)が最も高く、東大生(58.3%)と10ポイントもの差がついています。逆に「周りの友人が気遣っている」は東大生(16.7%)が最も高く、慶應生(4.4.%)の4倍に上ります。
 また、青学生は「女性の目線」(25.6%)や「彼女」(10.3%)が平均を上回っており、モテがスキンケアの動機となっていますが、東大生はどちらも低くなっています。同じスキンケアでも、身だしなみを意識する慶應生、モテたい青学生、友達を見て気付く 東大生、という傾向があることが読み取れます。
 ちなみに、女性目線が気になるお年頃の大学3年生、彼女ができたからスキンケアを始める大学生も少なくありませんが、東大生は、「彼女」(2.8%)よりも「母親」(5.6%)の方が動機として高く、他大学生にはないウブさが感じられます。



東大生のスキンケア支出は月額736円 リーズナブルなコスパ志向の堅実派  次にスキンケアに使う1ヵ月の金額を聞くと、身だしなみに気を配る慶應生が最も高く月額2,084円、モテ意識の高い青学生は月額1,333円に対し、友だちを見て気づく東大生は月額736円となりました[図5]。
 シャープな頭脳でリーズナブルなスキンケア商品を賢く使う、東大生はスキンケア堅実派のようです。



ダサイメージで見られがちの東大生だが、実は88%がファッションに気を使っている  最後に、スキンケア以外の身だしなみとして「ファッション」について、各大学のイメージとリアル(実態)を比較してみました。
 全員にファッションに気を使っているイメージが高い大学を1校だけ選んでもらった結果、スキンケアと同様、「青山学院」(70.0%)がトップです。青学生は、スキンケアとともにファッションでもダントツオシャレなイメージが持たれています。
 では、実際にファッションに気を使っているかと聞くと、「青山学院」と「慶應義塾」は同率94.0%とほぼ全員が気を使っていますが、「東京大学」も88.0%と肉薄。東大生のオシャレイメージは2.7%しかありませんが、実際はほぼ9割がオシャレにも気を使っています[図6]。
おしゃれ強豪校の青学・慶應には及ばないものの、東大生も大いに健闘し、オシャレ偏差値もぐっと高くなっていることがうかがえます。




東大OB久保裕丈さんに聞く、スキンケア 初代バチェラージャパン 東大OBの久保さんに聞く、東大生の今昔と見た目磨きの重要性
■男子大学生のスキンケアは当たり前の習慣・文化として定着の方向に
 各大学とも、スキンケアを行う理由として、「身だしなみとして必要~」がダントツのトップということは、スキンケアが特別の目的意識を持った行為ではなく、当たり前の習慣・文化として根付いてきている、という証拠かと思います。この率が高い慶応生は、さすが、見た目に対する意識も高いということがうかがえます。一方で、周囲の友人の影響が高い東大生に関しては、周囲の情報・刺激によって、見た目意識が醸成されつつある、意識向上の途上にあることと推察されます。私が東大在学中などは、あくまでも実感値でデータを取っているわけではないのですが、スキンケアをしている割合は高々2~3割、というくらいでした。私も大学院に行ってからようやくし始めたくらいなので、当時と比較すると格段に身だしなみに対する意識が上がっているのだろうと感じます。


■身だしなみへの配慮は就活・将来へのキャリア形成にも役立つ
 結果の中で驚いたのは、各大学とも「就活で必要だから」の割合が非常に低いことです。私は外資コンサルを経て2度の起業というキャリアを歩み、全てのキャリアの中で多くの採用面接を行ってきました。その経験則から言うと、合否の判断のほとんどは最初の2分で決定されます。残りの数十分は、“合格”だと感じたインスピレーションに間違いがなかったのかのエラーチェックのために費やされ、一方で最初に“不合格”と判断した場合はほぼ惰性で面接は進み、不合格判定が覆される確率は非常に低いです。

 メラビアンの法則では「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の3Vを矛盾なく統一させることが、最もコミュニケーションに説得力を持ち、信頼を獲得できるとされています。また、3Vの中でも最も強い影響力を示すのが、「視覚情報」です(言語情報…7% 聴覚情報…38% 視覚情報…55%)。つまり、短時間で印象判断される面接の場では、視覚情報にも大いに気を配る必要があるのです。視覚情報が重要なのは就活時だけではありません。東大生の就活人気がダントツに高いコンサルや外資金融では、入社後短期間で使える人材か否かを判断され、活躍の機会を得られるかも決定します。こういった職業では、クライアントワークが多く、クライアントの信頼獲得が重視されるため、先程のメラビアンの法則に則れば、学生時代から視覚情報を磨く価値は十分にあります。

 学生時代というのは、長い人生の中のほんの数年間。社会人になってから過ごす時間の方が圧倒的に長いです。この長い社会人生活でモテるか否かは、やはりどんな仕事のキャリアを描いてゆくのかが最重要。これは私の経験則ですが、魅力的なキャリアを描けるか否かは、社会人生活の最初の3年のうちにどこまで活躍の機会を得られ、タフな経験を積んだのかにかかってきます。長い人生の中でのモテを追い求めるならば、就活、そして入社直後の成功を勝ち得る見た目を獲得することが重要です。


■スキンケア、継続性・普遍性の高い見た目磨き
 一言で見た目磨きといっても、その方向性は千差万別。最も重要なことは、「Will(ありたい姿)」、「Asset(自分の持ち物・資産)」、「Need(求められる姿)」のバランスを最良に保つことです。Assetとは、自分自身の見た目の特徴はもちろん、金銭的な状態や社会的な状態も含みます。Needとは、現在の立場やTPO、トレンドや狙う女性のタイプなどによって、好ましい・受けが良いとされる姿です。この3つのバランスを保つためには、求められる服装や髪型は年代に応じて常に変化してゆき、その都度一定の金額の投資が必要になります。私はコンサル時代の服では、スーツに一番お金をかけていましたが、最近では敢えて崩したストリートカジュアルにお金をかけており、当時買ったスーツに袖を通すことはありません。

 一方で、肌質に関してはどんなケースであれ美しいことが良しとされ、その効果は継続性・普遍性があります。費用や時間も賢く商品を選べば十分に抑えることが可能です。かくいう私もスキンケアにかける金額は月でせいぜい2,000円程度、時間では毎日1分程度です。面接ではごく短時間で判断がされることは前述の通りですが、それを行うに際し、最初は全体を見た後、その人の表情や喋り方、などの細部を観察します。つまり全体感の印象を決定する肌感は非常に重要なファクターとなります。見た目のベースとなる肌を日頃から整えておくことで、身につけているものも、実際の金額以上に見せる効果もあるでしょう。
 その普遍性から、金額・時間双方の面でスキンケアは最も費用対効果の高い見た目磨きであると言えるでしょう。

久保裕丈(くぼ・ひろたけ)さん
1981年東京都出身。海城高校から東京大学、東京大学大学院へ進学し、卒業後2007年からコンサルティング会社に勤務し、2012年にミューズコー株式会社を設立。3年後に株式会社ミクシィへ売却。新規ビジネス設立の準備期間中にアマゾンのオリジナル 番組「バチェラー」に出演。2018年、「買わないインテリア」をコンセプトにした株式会社クラスを設立。

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20代〜30代のビジネスマンに聞く「仕事と見た目調査」 世界9カ国比較 /release/201805093731 Thu, 10 May 2018 15:00:00 +0900 リッチメディア  スキンケア情報サイト「メンズスキンケア大学」を運営する株式会社リッチメディアでは、「日本」、「アメリカ」、「中国」、「韓国」、「タイ」、「ドイツ」、「インドネシア」、「シンガポール」、「イギリス」の... 株式会社リッチメディア
20代〜30代のビジネスマンに聞く「仕事と見た目調査」 世界9カ国比較
海外では常識、「肌マネジメント」する“美ジネスマン”
スキンケア先進国イメージで世界2位に選ばれた日本、
しかし実態は世界最下位
スキンケアも「肌マネジメント」も
「中国」「インドネシア」「タイ」が世界をリード
グローバルでの活躍を目指すなら、
今すぐスキンケアや「肌マネジメント」習慣を
 スキンケア情報サイト「メンズスキンケア大学」を運営する株式会社リッチメディアでは、「日本」、「アメリカ」、「中国」、「韓国」、「タイ」、「ドイツ」、「インドネシア」、「シンガポール」、「イギリス」の世界9カ国の都市圏に住む20〜30代男性ビジネスマンを対象に、仕事と見た目に関する調査を行い、9カ国の比較を行いました。その結果、グローバル人材となるためには、ビジネススキルだけでなく、自身の肌に気遣う「肌マネジメント」や「スキンケア」が重要なことが分かりました。主な結果は次の通りです。

■「仕事と見た目調査」世界9カ国比較 主な調査結果





<調査概要>
■実施時期:2018年2月26日(月)~3月15日(木)
■調査手法:インターネット調査  
■調査対象:日本、アメリカ、中国、韓国、タイ、ドイツ、インドネシア、シンガポール、イギリスの20代〜30代の働く男性 各国310人(日本は306人)合計2,786人

世界9カ国のビジネスマンのスキンケア実態 ■スキンケア意識が進んでいそうなイメージランキング 
1位「韓国」 2位「日本」 3位「アメリカ」
日本は世界第2位のスキンケア先進国イメージを持たれ、
自分自身でもスキンケア意識が高いと自負している
 世界9カ国のビジネスマンにスキンケア意識が進んでいると思う国を挙げてもらうと、1位「韓国」(42.1%) 、2位「日本」(38.5% )、3位「アメリカ」(28.0%)の順となりました。日本は美容大国・韓国に次いで、世界第2位のスキンケア先進国と思われています。
 また、日本人は「日本」(29.4%)を1位に選んでおり、自身でもスキンケア意識が高いと自負していることが分かります[図1]。



■スキンケア先進イメージは世界第2位なのに、
スキンケア実施率は世界最下位というギャップも
 次に、スキンケアの実施率(スキンケア商品の自身での購入と使用率)を見ると、「中国」(88.7%)、「韓国」「タイ」(同率86.5%)、「ドイツ」(85.8%)、「アメリカ」(83.2%)の順となり、「日本」(51.3%)は最下位でした[図2]。
 「韓国」はスキンケアの実施率もイメージも高く、「中国」や「タイ」は実施率が高いもののイメージは低い結果に。一方「日本」は、イメージは高いのに、スキンケア実施率は最も低くなっています。



■スキンケアの目標、「韓国」「タイ」は異性モテ、中国は「仕事ができる男」、
インドネシアは「成功者」と見られたい
 スキンケアで目指していることを聞くと、「異性から評価されたい」(49.8%)、「社会人としてふさわしくありたい」 (38.2%) 、「仕事ができる男に見られたい」 (32.8%) 、「成功しているように見られたい」(29.5%)などが上位に挙げられました[図3]。
 「異性から評価されたい」は「韓国」「タイ」、「社会人としてふさわしくありたい」「成功しているように見られたい」は「インドネシア」、「仕事ができる男として見られたい」は「中国」「インドネシア」で高率でした。中でも「インドネシア」は、ビジネスシーンでの効果を目標にスキンケアをしている人が多いことが分かります。



ビジネスシーンにおける見た目意識と実態 ■仕事での肌への気遣い「肌マネジメント」 意識も実施率も1位は「中国」。
「日本」は意識も実施率も最下位
 スキンケアからさらに範囲を広げ、スキンケアをはじめとした、ビジネスシーンにおける自分の肌に気を使ったり整えたりする行為、「肌マネジメント」について調査しました。まず、ビジネスシーンにおける「肌マネジメント」を重要だと思うかを聞くと、重要だと思うと答えたのは「中国」(97.1%)、「タイ」(94.2%)、「シンガポール」(91.3%)の順となり、アジア各国が上位を占めていますが、日本は9カ国中最下位(71.6%)となっています[図4]。
 次に実施率を聞くと、「中国」(96.1%)、「タイ」(92.9%)、「アメリカ」(90.6%)の順となりました。「韓国」(80.0%)は7位ですが、それでも8割が実施しており、日本の実施率59.8%が突出して低いことが分かります[図5]。





■日本では認識が低いが世界では「肌マネジメント」は当然で、
時には出世の武器になることも!?
「スキンケア」も「肌マネジメント」も「セルフマネジメント」も
世界最下位の日本
 仕事と「肌マネジメント」の関係について考え方を聞くと、「仕事をする上で肌に気を使うことは当然」(71.3%)、「肌の状態をコントロールできる人は、仕事のマネジメントもできそう」(63.9%)、「きれいな肌は出世の武器になる」(63.4%)など、「肌マネジメント」が仕事と密接な関係にあると考えられています[図6]。国別で見ると、「中国」は全ての項目で世界平均を上回り、「シンガポール」では「きれいな肌は出世の武器になる」という考えが強いようです。一方「日本」は、全ての項目で世界平均を下回っています。
 ちなみに、ビジネスシーンで肌に限らず見た目全般を気遣う「セルフマネジメント」の実施率を聞くと、軒並み9割を超え世界の常識となっていますが、「日本」(87.3%)は9割に届かず最下位でした[図7]。日本のビジネスマンは、「スキンケア」も、「肌マネジメント」も、「セルフマネジメント」も、世界に出遅れており、肌や見た目に対する意識の低さが露呈する結果となりました。





ビジネスシーンにおけるスキンケアの効果 ■ビジネスシーンにおけるスキンケア効果として、
「仕事に自信が持てるようになる」などが実感されている
「インドネシア」「中国」「タイ」などスキンケア実施率の高い国では、
仕事への多様な効果が特に実感されている
 スキンケアをする人にスキンケアの仕事への実際の影響を聞くと、「自分の仕事に自信が持てるようになった」 (40.4%) 、「仕事のやる気が出るようになった」 (38.2%)など、スキンケアによる様々な効果が認められています。
 特に「インドネシア」「中国」「タイ」など実施率の高い国のビジネスマンは多様な効果を実感しています。一方「日本」は、すべての項目で平均を下回っており、半数以上が「特にない」 (53.5%)と答えています[図8]。



■経営者・役員はスキンケアや「肌マネジメント」に積極的で、その効果をより実感している
 経営者・役員と「肌マネジメント」の相関性を見たところ、経営者・役員は「スキンケア実施率」が高く、「肌マネジメント」の重要性を認識して実施し、「セルフマネジメント」もしっかりできていることが分かりました。また、「仕事ができる男」「成功者」として見られるようスキンケアに取り組み、スキンケアすることで仕事に対する「やる気」が高まり、「能率」も「マネジメント力」も高くなったと、その効果を誰よりも強く実感しているようです[図9]。



ビジネスシーンにおける“美ジネスマン”の台頭 ■肌マネジメント」やスキンケアに積極的な“美ジネスマン”が、国際社会のスタンダードに
“美ジネスマン”大国「中国」、大きく遅れる「日本」
 全員にスキンケアに対する考え方を聞くと、「男性がスキンケアをすることは、女性からの印象がよい」 (85.3%) 、「男性がスキンケアをすることは、目上の人からの印象がよい」 (75.4%) 、「男性がスキンケアをすることは、同性からの印象がよい」(72.8%)など、 男性のスキンケアに肯定的な意見が7割を超えています[図10]。ここまで見てきた結果から、積極的にスキンケアや「肌マネジメント」に取り組む“美ジネスマン”が、世界では常識になりつつあると考えられます。なお、国別では「日本」はこれらの意識が軒並み低く、8割が「スキンケアに手間・時間をかけたくない」(79.7%)と答え、消極的です。対して「中国」は、スキンケアに対して非常に積極的で、「スキンケアに手間・時間をかけたくない」以外の項目がすべて9割を超えています。



■増加する“美ジネスマン”、今後も「増える」と9割が回答。写真投稿型SNSの流行など
ビジュアルコミュニケーション時代の到来が“美ジネスマン”化を後押しか?
「タイ」「インドネシア」で特に強く実感されている
 今後、スキンケアをする男性が増えると思うかと聞くと、 全体の90.2%が「増えると思う」と答えています。「中国」や「タイ」ではほぼ全員が増えると答えており[図11-1]、これからの時代、「肌マネジメント」やスキンケアに積極的な“美ジネスマン”はますます増える傾向にありそうです。

 スキンケアをする男性が増えると思うと答えた2,513人にその理由を聞くと、「当たり前の身だしなみ、習慣・礼儀になってきているから」 (64.7%)が1位で、以下「男性の美意識が高まっていると思うから」(38.0%)、「写真投稿型のSNSの流行などで、男性もますます見た目が重要に」(37.3%)が挙げられ、コミュニケーションにおいて見た目が重要な、ビジュアルコミュニケーション時代へと移行していることが分かります。
ビジュアルコミュニケーションについては、「インドネシア」や「タイ」で移行を実感する人が多くなっています[図11-2]。





ビジュアルコミュニケーション社会では“美ジネスマン”が世界平均に ■ビジュアルコミュニケーションの時代、各国ビジネスマンは男性の肌を厳しくチェック
ビジネスシーンにおけるスキンケアの重要性がさらに高くなりそう
最後に、ビジネスシーンで出会った男性の肌をチェックするかと聞くと、「日本」のビジネスマンは44.8%と半数以下ですが、「中国」 (84.8%)や「シンガポール」(72.3%)など各国ではチェックするのが常識となっています[図12]。
ビジネスにおいても「見た目」が重視される時代です。ビジュアル コミュニケーションがさらに加速していく中、ビジネスシーンにおいても、スキンケアの重要性がより大きくなっていることを、日本人ビジネスマンは認識する必要がありそうです。



国際イメージコンサルタント日野先生に聞く、
日本人ビジネスパーソンへのイメージマネジメント・アドバイス
 ニューヨークと東京を拠点に、国際的に活躍するトップエグゼクティブやビジネスプロフェッショナルを対象としたプレゼンス&アピアランスのコンサルタントとして25年にわたり活躍されている、国際イメージコンサルタント日野江都子先生に、今回の調査結果への見解と、日本人ビジネスパーソンへのアドバイスを戴きました。

■エグゼクティブの見た目の共通点は肌ツヤ・血色の良さ 
肌の手入れをすることは、自らのビジネススキルに磨きをかけること  国際社会で相手を判断する1番の決め手は視覚情報、つまり見た目。初対面の0.1秒で印象を判断され、30秒で値踏みをされる、これが世界のスピードです。今回の調査では、経営者・役員層がスキンケアを重視する傾向が出ていますが、これは自分の立場の重要性を十分理解している証拠でしょう。キーパーソンを評して「あの人が顔を出せば話が通る」と言いますが、これはその人の顔つきで多くを語らずとも相手を納得させることができるという意味。自分の顔にそれだけの役割があるのであれば、その重要なツールはいつでも活かせるようにメンテナンスをする。それがビジネスパーソンとしての責任であり、役目なのです。私が今まで会ってきたエグゼクティブ達の共通項は、国籍や肌の色・年齢を問わず、肌ツヤ・血色が良いこと。シワやシミがあっても内からエネルギーが溢れるかのごとく、艶やかな明るい顔には自信がみなぎり、鮮やかな存在感があります。

■ビジネスパーソンにとってのスキンケア効果 仕事で選ばれる、脳を活性化する、
自分のコンディションを知る、オンオフを切り替える 爽快な顔をした人と不調そうな顔の人、仕事を一緒にするのであれば、前者を選ぶのが人の心理でしょう。爽快な顔に不可欠な良い状態の肌を作り保つためには、毎日朝晩一瞬でも鏡の前で自分と向き合い、自分の肌に触れる行為が非常に有効です。肌と脳は繋がっているという「皮脳同根」論では、ストレスが肌に現れるのと同様、皮膚を通じて脳を活性化することも可能と考えられています。毎朝・毎晩のルーティンとしてスキンケアを行うことで、脳の活性化促進、その日の自分のコンディション把握、そして、良い状態の肌を手に入れることができます。朝は仕事に向かうためのパワーをオン、帰宅後はオフにするという脳を切り替えるスイッチにもなります。ビジネスパーソンにとってスキンケアは、外見におけるセルフマネジメントであるだけでなく、タイムマネジメントでもあります。

■日本人ビジネスパーソンのスキンケアへの意識が世界標準になれば、
日本から世界に向けたビジネスが大きく成長する一歩となるかも 自分の肌を管理することは、日本のビジネスパーソンが、世界に伍していく第1歩です。世界のビジネスパーソンのスキンケア意識と習慣レベルがこれほど高くなっているということは、同じ舞台に上がった時、そのレベルを基準に評価されてしまうのは当然のこと。日本のビジネスパーソンの肌に対する意識がほんの少し変化し、そのグルーミングが義務ではなく、「快」を得られる自主的な日常習慣となり、さらには仕事の文脈での戦略的かつ意欲的な行動になれば、近い将来日本のビジネスパーソンは、今よりさらにグローバル社会で認められ活躍できる可能性が増すことでしょう 。

日野江都子 (ひの・えつこ)先生 
Real Cosmopolitan Inc. (株式会社リアル コスモポリタン) CEO, 国際イメージコンサルタント
東京生まれ、ニューヨーク在住。武蔵野美術大学卒業後、パーソンズ美術大学(米国・NY)に留学、「ファッション&イメージコンサルティング」コース修了、ディプロマを取得。フリーランスを経て2004年、ニューヨークで株式会社リアル コスモポリタンを設立、CEOに就任。ニューヨークと東京を拠点とし、国際的に活躍するトップエグゼクティブ・ビジネスプロフェッショナルを対象に、国際イメージコンサルタントの第一人者として25年にわたり活躍。NY在住の最新かつ生のグローバル感覚と俯瞰的なビジネス知識を持ち、日欧米亜合わせ数千人のハイプロファイリング・クライアント(日系企業や外資企業日本法人の経営層、政治家、財界人、セレブリティーなど)を対象に、企業ブランドとトップのパーソナルイメージを含めた、包括的なブランディングと施策提案など総合的なコンサルティングを手がけている。AICI(国際イメージコンサルタント協会)ニューヨーク支部元ボードメンバー。スティービーアワード審査員。主な著書『仕事力をアップする身だしなみ 40のルール』(日本経済新聞出版社) 、『Premium Image Management for Men』DVD監修(SONY PCL)、『NY流 魅せる外見のルール』(秀和システム) 等  公式サイト:Real Cosmopolitan Inc. (http://thelookbest.com)

株式会社リッチメディアについて   https://www.rich.co.jp/
●社名:株式会社リッチメディア ●代表取締役社長:坂本幸蔵 ●所在地:東京都新宿区西新宿7-20-1住友不動産西新宿ビル24階
●事業内容:ビューティー領域・ヘルスケア領域に関わるインターネットメディアの企画・運営(広告事業、データ事業、その他事業)
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