法人別リリース Wed, 27 Apr 2022 13:00:00 +0900 hourly 1 感染症対策効果No.1の光触媒型空気清浄機はAPSジャパンの光触媒除菌脱臭機「arc」 /release/202204260499 Wed, 27 Apr 2022 13:00:00 +0900 格付けジャパン研究機構 感染症対策効果No.1の光触媒型空気清浄機は、 APSジャパンの光触媒除菌脱臭機「arc」 〜 データプレミアム格付け・No.1認証を授与〜 この度、一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事:蓮... 一般財団法人格付けジャパン研究機構
感染症対策効果No.1の光触媒型空気清浄機は、 APSジャパンの光触媒除菌脱臭機「arc」 〜 データプレミアム格付け・No.1認証を授与〜 この度、一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事:蓮沼肇・東京都千代田区)は、APSジャパン株式会社(代表取締役社長:渡邉 輝夫・本社:大阪市中央区)の光触媒除菌脱臭機「arc」が、感染症対策効果に最も優れた光触媒型空気清浄機であると評価し、「データプレミアム格付け・No.1認証」を授与いたしました。
この認証は、当財団による認証制度のカテゴリーの一つで、同価格帯の同種製品を比較対象にして、ある評価基準での試験分析を行い、No.1の性能を有すると認められた製品を証するものです。
 
近年革新的な進化を遂げてきた空気清浄機は、今や集塵や消臭の基本機能にとどまらず、ウイルスや細菌による感染症への対策効果についても大きな期待を集めるようになっています。
しかし、新型コロナウイルスの感染予防には、窓開けのような、空気中に漂う病原体を排出する「換気」が有効とされていますが、移動式の空気清浄機の活用については、一般的に風量が小さく、装着されているフィルターの性能もまちまちであることなどから、厚生労働省は、感染予防の観点では「その使用を一律に推奨することはできない」とする見解を示しています(「商業施設等における『換気の悪い密閉空間』を改善するための換気について」2020年3月資料)。
 
そこで当財団は、感染症対策効果が最も期待できる移動式の空気清浄機を明らかにするため、最先端の消臭・除菌技術である「光触媒」を応用した「光触媒型空気清浄機」に着目しました。「光触媒」とは、光を照射することでその表面に酸化・還元作用が働く物質で、酸化チタン(TiO2)が有名です。この酸化・還元作用が脱臭、抗菌、抗かび、抗ウイルス、セルフクリーニング等の様々な効果を発揮するため、建築の内外装材などとしても活用が進んでいます。
 
当財団はまず、市販されている中から代表的な7機種の光触媒型空気清浄機を取り上げ、各機種の消臭性能を比較するため、「アセトアルデヒド」の分解能力を測定する試験を実施しました。
さらに、分解能力が最も優れていた機種を対象に、におい成分である「n-吉草酸(汗や、むれた体臭・靴下のような臭い)」「アンモニア(尿やトイレの臭い)」「トリメチルアミン(魚の腐敗臭)」について、4名の臭気判定士による臭気強度の判定(感応試験)を行っています。
 
次に、除菌性能を調べるため、ウイルスよりも難分解とされる「乳酸菌」(Lactobacillus plantarum AN3-2株)に対する減少性能を、光触媒とは異なる技術を採用する別の2機種とで比較しました。
 
以上の試験結果から、APSジャパン株式会社の光触媒除菌脱臭機「arc」が、「No.1格付け」にふさわしい消臭・除菌性能を有する光触媒型空気清浄機であることが明らかになったたため、同製品を認証したものです。
 
【試験概要】 試験1 光触媒型空気清浄機の消臭性能評価 ○試験対象: 光触媒を応用した移動式の空気清浄機7機種
○評価項目: 光触媒型空気清浄機の稼働後の密閉空間内のアセトアルデヒド濃度
○評価方法: 光触媒型空気清浄機の稼働時間に対する密閉空間内のアセトアルデヒド濃度をグラフ上にプロットし、濃度の減少の速さと到達濃度を評価
○試験の条件:
・空 間   1m3のクリアケース(密閉空間)
・検 体   アセトアルデヒド
・初期濃度値 5ppm
・測定機   光音響マルチガスモニター(Luma Sense Technologies社製)
・測定環境  気温25℃、湿度51%
 
○試験結果:
試験対象となった各機種が、アセトアルデヒド濃度を減少させる効果を示すなか、APSジャパン株式会社の光触媒除菌脱臭機「arc」(arc3-W)が、最も短時間でアセトアルデヒド濃度を10分の1以下(0.5ppm以下)にまで減少させることがわかりました。
 

 
図1. 光触媒型空気清浄機の消臭性能の試験結果
 
 
試験2 各種臭気物質に対する脱臭強度の評価 ○試験機関:特定非営利法人バイオメディカルサイエンス研究会 習志野実験施設
○試験対象:APSジャパン株式会社「arc(arc3-W)」
○評価項目:APSジャパン株式会社「arc(arc3-W)」の1時間稼働後の臭気強度
 臭気物質① n-吉草酸(汗や、むれた体臭・靴下のようなにおい)
 臭気物質② アンモニア(尿やトイレのにおい)
 臭気物質③ トリメチルアミン(魚の腐敗臭)
○試験方法:1m3のプラスチック製チャンバーに、各におい成分標準液(一般社団法人オフフレーバー研究会企画品)各500μLを加え、APSジャパン株式会社の光触媒除菌脱臭機「arc(arc3-W)」を1時間稼働の前後でサンプリング。臭気判定士4名が臭気強度を判定する(感応試験)。
○評価基準:6段階臭気強度
 0:無臭
 1:やっと感知できるにおい(検知閾値)
 2:何のにおいであるかわかる弱いにおい(認知閾値)
 3:楽に感知できるにおい
 4:強いにおい
 5:強烈なにおい
○試験結果:
臭気判定士Bのアンモニアの判定を除き、各種におい成分の臭気強度は「0」(無臭)であり、APSジャパン株式会社の「arc(arc3-W)」は、所定の密閉された空間内での消臭性能が非常に優れているとわかりました。
 

図2.「arc(arc3-W)」稼働後の臭気強度の判定結果
 
 
試験3 実大空間を用いた除菌性能評価 ○試験機関:特定非営利法人バイオメディカルサイエンス研究会 習志野実験施設
○試験対象:APSジャパン株式会社「arc(arc3-W)」および、光触媒とは異なる技術を採用した空気清浄機2機種
○評価項目:乳酸菌(Lactobacillus plantarum AN3-2株)に対する減少性能
○試験方法:
①37℃、24hrs培養した乳酸菌液を50倍に希釈し、試験菌液とする。
②35m³実大空間試験室の外気を30分間置換する。その後、吸排気を止める。
③試験菌液をハリオサイエンス社製ネブライザーで、10μm以下の粒径で、実大空間試験室中に5minで15mlを噴霧する。
④初期濃度を、精密エアサンプラーで3分間6000mlサンプルリングし、エアポンプ手前のミリポアフィルターで菌体を採取後、GAM寒天培地で培養する。
⑤自然減衰を測定し、試験・評価対象の空気清浄機の電気工業会基準による性能評価試験を実施する(N=5)。
○試験結果:
各機種とも乳酸菌の減少効果を示しましたが、APSジャパン株式会社の「arc(arc3-W)」は減少速度が早く、乳酸菌に対する減少性能に優れることがわかりました。
 

図3.乳酸菌の減少性能の試験結果(表)
 

図4.乳酸菌の減少性能の試験結果(グラフ)
 
※試験の詳細を示した報告書は、一般財団法人格付けジャパン研究機構ホームページよりダウンロードできます。
https://kakuzukejapan.or.jp/
 
 
【光触媒除菌脱臭機「arc」について】 データプレミアム格付け・No.1認証を取得したAPSジャパン株式会社の光触媒除菌脱臭機「arc」は、移動式の空気清浄機です。最大の特徴は「アルミオン」と呼ぶ、世界初となるアルミ基材へのバインダ―レス酸化チタン担持工法を確立していることで、この技術が優れた除菌脱臭性能の実現につながっています。
本年4月には、アルミオンへの同社の取り組みが、第8回ジャパン・レジリエンス・アワード「STOP感染症大賞」の最高賞であるグランプリを受賞しています。
 

arc-3製品外観
 

arc-X製品外観
 
(APSジャパン株式会社ホームページ https://www.apsjapan.co.jp/arc/
 
 
【一般財団法人格付けジャパン研究機構について】 一般財団法人格付けジャパン研究機構は、社会的なメリットや消費者のメリットにつながる様々なテーマを取り上げ、専門家の調査・分析によるエビデンスをもとに、商品やサービス、自治体、企業、各種団体を評価、格付けし、ランキングを公表していく団体として2019年3月に設立されました。
ホームページ https://kakuzukejapan.or.jp/
 
【取材申し込み・お問い合わせ】 一般財団法人格付けジャパン研究機構
[担当者]柴田 真理
[メールアドレス]shibata@kakuzukejapan.or.jp
[TEL]03-4405-2680
 
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無香性消臭剤の脱臭力No.1は「MA-T System®すごい水」 /release/202107077387 Fri, 09 Jul 2021 10:00:00 +0900 格付けジャパン研究機構 無香性消臭剤の脱臭力No.1は「MA-T System® すごい水」 〜データプレミアム格付け・No.1認証を授与〜 この度、一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事:蓮沼肇・東京都千代田区)は... 一般財団法人格付けジャパン研究機構
無香性消臭剤の脱臭力No.1は「MA-T System® すごい水」 〜データプレミアム格付け・No.1認証を授与〜 この度、一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事:蓮沼肇・東京都千代田区)は、株式会社リミックスポイント(本社:東京都港区)の除菌・消臭剤「MA-T System®すごい水」が、最も優れた脱臭力を発揮する無香性消臭剤であると評価し、「データプレミアム格付け・No.1認証」を授与いたしました。
消臭剤は、生活空間における臭気を化学的または感覚的作用等で除去・緩和する作用を持ち、快適な生活環境の実現に寄与します。その需要は年々拡大しており、現在では多種多様な消臭剤が販売されています。
このNo.1認証は、当財団による認証制度のカテゴリーの一つで、同価格帯の同種製品を比較対象にして、ある評価基準での試験分析を行い、No.1の性能を有すると認められた製品を証するものです。
当財団は、消臭剤の「におい」をコントロールする機能の中で、最も基本となる「脱臭力」に着目、脱臭効果の持続性も加味して試験を行いました。市場での入手が容易で、よく知られたスプレー式の無香性消臭剤6製品をとりあげ、悪臭の原因となるにおい成分に各消臭剤を適用し、6名の臭気判定士が適用4日後の臭気強度を測定して比較しました。試験で使用したにおい成分は「ジメチルジスルフィド(ニンニクや、腐敗した玉ねぎの臭い)」「n-吉草酸(汗や、むれた体臭・靴下のような臭い)」「トリメチルアミン(魚の腐敗臭)」「アンモニア(尿やトイレの臭い)」の4種類です。
比較試験の結果、株式会社リミックスポイントの「MA-T System®すごい水」は、いずれのにおい成分に対しても最も低い臭気強度を示しており、No.1格付けにふさわしい脱臭力を有する無香性消臭剤として同製品を認証したものです。
 
【無香性消臭剤の脱臭力の試験概要】 試験機関:特定非営利法人バイオメディカルサイエンス研究会 習志野実験施設
評価項目:各種のにおい成分に無香性消臭剤を適用した4日後の臭気強度
     (4日後とするのは、脱臭効果の持続力についても併せて評価するため)
試験方法:臭気判定士6名による臭気強度の測定(感応試験)
評価基準:6段階臭気強度
 0:無臭
 1:やっと感知できるにおい(検知閾値)
 2:何のにおいであるかわかる弱いにおい(認知閾値)
 3:楽に感知できるにおい
 4:強いにおい
 5:強烈なにおい
 
試験対象:スプレー式の無香性消臭剤(6製品)
○製品1
(用途)衣類布製品用消臭
(成分)トウモロコシ由来消臭成分、除菌成分(有機系)
 
○製品2
(用途)空間&物体のウイルス除去・除菌・消臭
(成分)二酸化塩素液、
界面活性剤、シリコン系消泡剤
 
○製品3
(用途)ドアノブ・布製品・テーブル・床・壁
(成分)水、可溶化剤、安定化剤、エトキシシラン系化合物
 
○製品4
(用途)衣類・布製品・空間用消臭
(成分)両性界面活性剤、緑茶エキス、除菌剤、香料、エタノール
 
○製品5
(用途)衣類・布製品・空間用消臭
(成分)エタノール、両性消臭剤、除菌剤
 
○MA-T System®すごい水
(用途)衣製品・食卓まわり及び住宅・家具用除菌消臭
(成分)精製水、亜塩素酸ナトリウム、リン酸、水酸化ナトリウム
 
試験結果:
 

 
※試験の詳細を示した報告書は、一般財団法人格付けジャパン研究機構ホームページよりダウンロードできます。
https://kakuzukejapan.or.jp/
 
【「MA-T System®すごい水」について】 データプレミアム格付け・No.1認証を取得した株式会社リミックスポイントの「MA-T System®すごい水」
は、「要時生成型亜塩素酸イオン水溶液(MA-T)」を用いて製造された新しいタイプの除菌・消臭剤である。
(発売元:株式会社リミックスポイント
 ホームページ https://www.remixpoint.co.jp/
 
【MA-T®について】 MA-TはMatching Transformation Systemの略であり、その性能と技術については、一般社団法人日本MA-T工業会のホームページ(https://matjapan.jp/)などで、解説がなされている。
MA-Tは革新的な酸化制御技術とされ、普段はただの水として存在し、必要な時に亜塩素酸イオンから必要な量の活性種(水性ラジカル)を生成させることで、流行性ウイルスの不活化や種々の細菌の殺菌を可能にしている。
MA-Tは、その性質を利用して除菌・消臭剤を構成することができ、確かな効果と高い安全性を両立するとされている。MA-Tを用いて製造された消臭剤は、優れた消臭力を発揮するだけでなく、水とほぼ同じ安全性を備え、肌や口に触れても安心だという。べたつき等も無く、また、長期間の保存を可能としていることも大きな特徴になっている。
 

 
【一般財団法人格付けジャパン研究機構について】 一般財団法人格付けジャパン研究機構は、社会的なメリットや消費者のメリットにつながる様々なテーマを取り上げ、専門家の調査・分析によるエビデンスをもとに、商品やサービス、自治体、企業、各種団体を評価、格付けし、ランキングを公表していく団体として2019年3月に設立されました。
 
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【取材申し込み・お問い合わせ】 一般財団法人格付けジャパン研究機構
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耐摩耗性に優れ抗ウイルス性能は超高耐久!「エアー・ウォッシュ・フローリング」がトップランナー認証 /release/202103041814 Fri, 05 Mar 2021 13:45:00 +0900 格付けジャパン研究機構 2021年3月5日 一般財団法人格付けジャパン研究機構 耐摩耗性に優れ抗ウイルス性能は超高耐久! イクタの「エアー・ウォッシュ・フローリング」がトップランナー認証 一般財団法人格付けジャパン研究機構... 一般財団法人格付けジャパン研究機構

耐摩耗性に優れ抗ウイルス性能は超高耐久! イクタの「エアー・ウォッシュ・フローリング」がトップランナー認証 一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事:蓮沼肇・東京都千代田区)は、この度、株式会社イクタ(本社:愛知県瀬戸市)の複合フローリング材「エアー・ウォッシュ・フローリング」が、優れた抗ウイルス性能を備えていると評価し、「データプレミアム格付け・トップランナー認証」を授与いたしました。
 
トップランナー認証とは、当財団による認証制度のカテゴリーのひとつで、実質的に全ての製品・サービスでの比較が困難な場合に、適切なサンプリング検証を基に、ある基準での分析評価が平均値をはるかに上回る場合に、トップ性能の証しとして認証するものです。
 
室内環境での接触感染リスクを低減化させるためには、壁や天井よりも床へのウイルス対策が重要だと指摘する声が高まる中、「抗ウイルスフローリング」に関心が集まっています。
当財団は、抗ウイルスフローリングについて、使用環境や信頼性等を考慮した抗ウイルス性能の評価を行い、一般のユーザーや建築会社等に向けて科学的エビデンスに基づいた情報を発信することが、実効性の高いウイルス対策の普及に寄与することと考え、本認証を行ったものです。
 
認証にあたっては、3種類の抗ウイルス効果を調べる試験を、実際の使用環境を考慮してフローリング表面の摩耗処理(摩耗試験300回転)を施したサンプルと、摩耗処理を施していないサンプルの双方に対して行っています。
その結果、株式会社イクタの抗ウイルスフローリング「エアー・ウォッシュ・フローリング」は、摩耗処理後にもほとんど性能が変わらず、抗ウイルス活性値3.07〜3.56と、いずれの試験ウイルスについても「3以上」の値を示しており、極めて耐久性に優れた抗ウイルス効果を発揮することが明らかになりました。この試験結果から、同製品はトップランナー格付けにふさわしい抗ウイルス性能を有していると認証したものです。
 
近年、こうした抗ウイルス性能を持つフローリングやコーティング剤が数多く商品化されていますが、これらを初期性能だけではなく、その耐久性という新たな視点で商品選びをすることの必要性について、重要な示唆になると考えられます。
 
【「エアー・ウォッシュ・フローリング」の抗ウイルス性能試験の概要】
試験機関:特定非営利法人バイオメディカルサイエンス研究会 習志野実験施設
試験方法:摩耗処理を施したサンプル(摩耗試験300回転)と、施していないサンプルに、それぞれ3種類のウイルスを載せ、ガラス密着法にて可視光1000LUXの照度、放射強度0.1mW/cm2の条件下で8時間照射。残存ウイルス数をプラーク法により測定。30℃で48時間培養後、プラーク数をカウントした。
 
試験結果:
○ウイルスA
 抗ウイルス活性値3.56(摩耗処理あり)/3.41(摩耗処理なし)
○ウイルスB
 抗ウイルス活性値3.07(摩耗処理あり)/3.09(摩耗処理なし)
○ウイルスC
 抗ウイルス活性値3.17(摩耗処理あり)/3.13(摩耗処理なし)
 
※試験の詳細を示した報告書は、一般財団法人格付けジャパン研究機構ホームページよりダウンロードできます。
https://kakuzukejapan.or.jp/
 
【株式会社イクタのエアー・ウォッシュ・フローリングについて】
トップランナー認証を取得した「エアー・ウォッシュ・フローリング」は、抗ウイルス・抗菌効果のほか、VOCなど環境汚染物質の低減・消臭機能をも備える複合フローリング材である。
産学官の連携から生まれた新技術「暗所対応型の最適化複合光触媒」を採用することで、太陽光を必要とする従来型光触媒の弱点を克服しており、蛍光灯や、紫外線を含まないLED照明など、可視光に応答するだけでなく、暗所でも有害物質の除去作用を発揮する。
さらに独自の高耐久バインダー(固着材)が、靴を履いて歩き回ることもある床材に使用しても剥がれにくく、耐摩耗性に優れたメンテナンスフリーのコーティングを実現。抗ウイルス、抗菌、VOC低減、消臭等の機能を維持し、発揮しつづけることを可能にしている。
 
【一般財団法人格付けジャパン研究機構について】
一般財団法人格付けジャパン研究機構は、社会的なメリットや消費者のメリットにつながる様々なテーマを取り上げ、専門家の調査・分析によるエビデンスをもとに、商品やサービス、自治体、企業、各種団体を評価、格付けし、ランキングを公表していく団体として2019年3月に設立されました。
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[担当者]柴田 真理
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食健の「BAP玄米パウダープレミアム」が「データプレミアム格付け・No.1認証」 /release/202012038053 Fri, 04 Dec 2020 10:30:00 +0900 格付けジャパン研究機構 食品のもつ「抗酸化力」が、健康づくりに欠かせない重要ワードとして浮上している昨今、改めて注目を集めている「玄米」。白米に比べ、タンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富なことに加え、抗酸化成分のγ-オリザ... 一般財団法人格付けジャパン研究機構

食品のもつ「抗酸化力」が、健康づくりに欠かせない重要ワードとして浮上している昨今、改めて注目を集めている「玄米」。白米に比べ、タンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富なことに加え、抗酸化成分のγ-オリザノールやフィチン酸を含有していることが知られています。また、玄米の着色遺伝子には高い抗酸化作用があるとの報告もあります。
 
しかし、玄米の栄養成分の多くは表皮の硬い繊維質に蓄えられており、よく噛んで食べることが推奨されているものの、そのまま炊いただけでは食べづらく、消化吸収もしにくいという性質があります。
 
このため、玄米の栄養成分を極力損なわず、かつ消化しやすく製粉加工した「玄米パウダー(玄米粉)」へのニーズが高まっています。白米と一緒に炊いたり、パンやクッキー、麺類など、さまざまな料理の材料に混ぜて使えるので、玄米の栄養成分を手軽に効率良く摂取できる加工食品だとして好評を博しています。
 
玄米パウダー人気と歩調を合わせるように、市場には製法が異なるさまざまな種類の玄米パウダーのブランド・商品が流通することとなり、消費者にとっては、どの商品が健康の維持増進に最適なのか、よくわからないという状況も生まれています。
 
こうしたことから、一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事:蓮沼肇・東京都千代田区)では、玄米パウダーの「抗酸化力」に着目し、高い知名度を有する入手可能な9種類の玄米パウダーを科学的に比較検証する試験(BAP値測定試験)を実施しました。
 
試験の結果、当財団は、株式会社食健の「BAP玄米パウダープレミアム」が、抗酸化力に最も優れる玄米パウダーであると評価し、この度、「データプレミアム格付け・No.1認証」を行いました。なお、今回の測定試験は、星薬科大学先端生命科学研究所ペプチド創薬研究室の塩田清二特任教授の監修の下に行ったものです。
 
多種多様な玄米パウダーが市販されている中、本認証が、科学的エビデンスに基づく健康機能性の高い商品の普及につながり、消費者の健康維持・増進の一助になることを強く期待するものです。
 
 

 
【玄米パウダーにおける抗酸化力測定試験の概要】
1. 試験方法
同質量の試験対象サンプルを、酸化還元分析装置REDOXLIBRA(株式会社ウイスマー)を用いてBAP値の測定を行った。
 
2. 試験対象およびBAP値測定結果
(1)株式会社食健「BAP玄米パウダープレミアム」
BAP値 8,770 μmol/l
◎玄米外皮の数十倍の量の食物繊維を含むもみ殻までを、特殊な製法(高圧高温での加工)で消化・吸収できるようにしたものです。(商品を紹介するHP等より抜粋・以下同)
 
(2)A社商品
BAP値 7,660μmol/l
◎もみ付きの玄米を黑焼きにし、石臼で挽いた黑焼き玄米パウダーです。
 
(3)B社商品
BAP値 6,345μmol/l
◎玄米を焙煎して粉末化した穀物コーヒーの一種。その玄米をじっくりと焙煎し、炭化して製造します。玄米の栄養素が丸ごととれてノンカフェイン。
 
(4)C社商品
BAP値 5,060μmol/l
◎玄米を⻑時間ソフトにローストすることによって黑炒り玄米ができあがります。この黑炒り玄米を細かく砕いて微粉末にしました。
 
(5)D社商品
BAP値 4,640μmol/l
◎玄米を丸ごと粉末にしました。国産有機玄米100%、玄米本来の旨みと甘み。
 
(6)E社商品
BAP値 4,410μmol/l
◎独自の特殊製法「ホロニックス・テクノロジー」の技術。遠赤焙煎加工(特許取得)です。簡単に言うと特殊焙煎釜で⻑時間高温焙煎いたします。炎で直接焼くのではなく、金属酸化物などを熱することで発生する遠赤外線の熱で焙煎するため、栄養素を破壊せずに、酸化しにくくなる加工を施せるのです。
 
(7)F社商品
BAP値 4,325μmol/l
◎独自の技術でじっくりと遠赤焙煎した玄米を、僅か15~25ミクロン(小⻨粉の7分の1~5分の1)の微粉末状にしました。
 
(8)G社商品
BAP値 3,245μmol/l
◎玄米(国産)
※焙煎はしておりません。生の玄米粉です。超微粒子粉6ミクロン。
 
(9)H社商品
BAP値 3,140μmol/l
◎深煎り焙煎。独自に開発したホロニックテクノロジー(焙煎装置特許)によって玄米を高熱焙煎し、25ミクロンという微粉末化している。
 
※試験の詳しいデータを示した報告書は、一般財団法人格付けジャパン研究機構HPよりダウンロードできます。
https://kakuzukejapan.or.jp/
 
【一般財団法人格付けジャパン研究機構について】
一般財団法人格付けジャパン研究機構は、社会的なメリットや消費者のメリットにつながる様々なテーマを取り上げ、専門家の調査・分析によるエビデンスをもとに、商品やサービス、自治体、企業、各種団体を評価、格付けし、ランキングを公表していく団体として2019年3月に設立されました。
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【この件に関するお問い合わせ先】
一般財団法人格付けジャパン研究機構
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台風でも雨漏り被害ゼロ。 (株)クワザワの外壁防水システムがトップランナー認証 /release/202009094085 Thu, 10 Sep 2020 08:00:00 +0900 格付けジャパン研究機構 一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事:蓮沼肇・東京都千代田区)では、この度、株式会社クワザワ(本社:札幌市白石区)の木造住宅向け外壁防水システムが、暴風・豪雨時の耐久性や雨漏りに強いトップ性... 一般財団法人格付けジャパン研究機構

一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事:蓮沼肇・東京都千代田区)では、この度、株式会社クワザワ(本社:札幌市白石区)の木造住宅向け外壁防水システムが、暴風・豪雨時の耐久性や雨漏りに強いトップ性能を備えていると評価し、「データプレミアム格付け・トップランナー認証」を行いました。
 
このトップランナー認証は、当財団による認証制度のカテゴリーのひとつで、実質的に全ての製品・サービスでの比較が困難な場合に、適切なサンプリング検証を基に、ある基準での分析評価が平均値をはるかに上回る場合に、トップ性能の証しとして認証するものです。
 
今週、史上最強クラスと言われた台風10号が九州地方を通過しました。被害は想定よりも少ないものでしたが、毎年の台風をはじめ、近年頻発する集中豪雨や局地的な大雨などによる住宅被害が顕在化する中、雨漏りや結露の防止など、住宅の長寿命化や資産価値にも直結する外壁性能に注目が集まっています。雨漏りについては、保険事故のトップが外壁面を原因箇所とするもので、外壁開口部やバルコニーなど外壁の関連部位を含めると、実に7割を占めると言われています。
 
こうしたことから当財団は、多種多様な外壁防水の製品がある中で、一般のユーザーや工務店、住宅会社に向けて、エビデンスに基づいた暴風や豪雨に強い外壁防水の情報を発信することが、安全・安心な住宅の普及に寄与することと考え、本認証を行ったものです。
 
認証にあたっては、大きな被害を出した平成30年の台風21号、令和元年の台風15号と台風19号の被災地域の住民を対象としたwebアンケート調査(有効回答者5千人)、および、同じエリアでクワザワの外壁防水システムを導入した住宅の居住者へのアンケート調査(対象約1万5千戸)の、二つのアンケート調査による検証を行いました。
 
その結果、一般の住宅では、直近2年(平成30年、令和元年)以内の台風により、外壁、ベランダ、屋根などの雨漏りが全体の2割近い18.6%で発生しており、築10年までの比較的新しい住宅でも、3.3%で雨漏りが発生していることがわかりました。
一方、築10年までのクワザワの外壁防水システム導入住宅では、外壁部分からの雨漏り発生件数は1万5千戸中0件でした。
 
この調査結果から、同社独自の木造住宅向け外壁防水システムは、トップランナー格付けにふさわしい性能を実現していると認証したものです。
 
※アンケート調査の詳細を示した報告書は、一般財団法人格付けジャパン研究機構ホームページよりダウンロードできます。
https://kakuzukejapan.or.jp/
 
【株式会社クワザワの外壁防水システム概要】 雨水侵入や結露を防止する、通気工法を伴う木造住宅向け外壁防水システム。
外壁下地用透湿・防水シート、高機能防水水切りシート、防水カバー、気密防水テープなどで構成され、住宅一棟に必要な数量をセット化して施工会社に個別配送している。
住宅瑕疵担保履行法・⻑期優良住宅に対応。
 
以下のイラストは株式会社クワザワホームページより抜粋
https://www.kuwazawa.co.jp/product/gaiheki/
 
【一般財団法人格付けジャパン研究機構について】 一般財団法人格付けジャパン研究機構は、社会的なメリットや消費者のメリットにつながる様々なテーマを取り上げ、専門家の調査・分析によるエビデンスをもとに、商品やサービス、自治体、企業、各種団体を評価、格付けし、ランキングを公表していく団体として2019年3月に設立されました。
ホームページ
https://kakuzukejapan.or.jp/
 
【この件に関するお問い合わせ先】 一般財団法人格付けジャパン研究機構
[担当者]柴田 真理
[メールアドレス]shibata@kakuzukejapan.or.jp
[TEL]03-4405-2680
 
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栄住産業の『スカイプロムナード』を『台風、豪雨に強い住宅の屋根仕様におけるトップランナー認証』 /release/202008173180 Tue, 18 Aug 2020 13:00:00 +0900 格付けジャパン研究機構 一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事 蓮沼 肇・東京都千代田区)は、昨年、一昨年の台風、 大雨による住宅被害が多かったエリア(福島県、栃木県、千葉県、大阪府)において、住宅被害状況を調査。有... 一般財団法人格付けジャパン研究機構
一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事 蓮沼 肇・東京都千代田区)は、昨年、一昨年の台風、
大雨による住宅被害が多かったエリア(福島県、栃木県、千葉県、大阪府)において、住宅被害状況を調査。有効回答総数5000件について検証を行った。
併せて、同エリアにおいて株式会社栄住産業(代表取締役 宇都 正行・福岡県福岡市)の防水屋根工法
「スカイプロムナード」を採用した住宅も同様に調査を行った。
その結果、築5年以内の新築住宅における一般住宅の台風、大雨による屋根、ベランダ等の破損に起因する雨漏りなどの被害が、全体の12.5%にも達しているのに対して、同エリアにおける、スカイプロムナードを採用した住宅では同様の被害が有効回答総数21425件において『0件』という結果となった。「屋根破損及び、雨漏れ被害0軒」という結果は、統計的にも極めて有意な差といえる。
 一般財団法人格付けジャパン研究機構は、こうしたデータから株式会社栄住産業の防水屋根工法「スカイプロムナード」を『台風、大雨に強い住宅の防水屋根工法におけるデータプレミアムトップランナー』と して認証した。
本調査は、近年、大型台風や想定を超える豪雨による住宅被害が増えていることから、そうした被害に対するソリューションとして注目される技術の評価を行い、災害に強い住宅仕様や技術情報を広く提供することを目的として行ったものである。
 
株式会社栄住産業は、『スカイプロムナード』に代表される屋根やベランダの独自の金属防水加工技術を有し、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会(会長 広瀬道明 東京ガス取締役会長・東京都千代田区)が主催し、国土強靭化に資する企業、団体を表彰する、『ジャパンレジリエンスアワード2020』でも
『栄住産業スカイプロムナード』が最優秀賞を受賞している。
 
近年の大型台風や豪雨では、住宅被害、とりわけ、築5年以内の新築住宅でも、雨漏り被害が数多く確認されている。『屋根破損、及び、雨漏れ被害0件』の栄住産業スカイプロムナードは台風・豪雨対策として
優れた技術であるといえる。雨漏りは、住宅の耐久性や資産価値を大きく毀損するにもかかわらず、
先進的な対策が施されているとは言えず、台風や豪雨災害が巨大化・激甚化している我が国において、
住宅被害対策のみならず、資産価値を守るといった観点からも調査結果は極めて興味深い結果であり、
『住宅の屋根仕様』という観点が、住宅選びの基準のひとつとなる事を期待するものである。
「栄住産業スカイプロムナードデータプレミアムトップランナー認証」の報告書は一般財団法人格付けジャパン研究機構HPよりダウンロード出来ます。
 
【一般財団法人格付けジャパン研究機構について】
一般財団法人格付けジャパン研究機構は、様々な分野の調査、検証によって商品や技術の客観的な評価、
比較検証を行い、そのエビデンスを公表することで、強靭で、サステナブルな社会に貢献する消費行動を
促進することを目的として2019年3月に設立されました。

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ダイヤモンド販売価格を店舗別に比較。 適正価格に近づく最安値はビジュピコグループ。 /release/202004018716 Mon, 06 Apr 2020 10:00:00 +0900 格付けジャパン研究機構 人々が憧れを抱く代表的な宝石のひとつ、ダイヤモンド。ダイヤモンドの価格は歴史的に見て変動が少なく、着実なプラス成長を続けていることから、海外では、「所有して楽しむ価値」よりも、「資産としての価値」が... 一般財団法人格付けジャパン研究機構

人々が憧れを抱く代表的な宝石のひとつ、ダイヤモンド。ダイヤモンドの価格は歴史的に見て変動が少なく、着実なプラス成長を続けていることから、海外では、「所有して楽しむ価値」よりも、「資産としての価値」が重視されています。
 
一方、国内の宝石店で販売されているダイヤモンドは、国際的基準と比較すると、大きくかけ離れた高価格であることがほとんどです。日本の消費者は、ダイヤモンドの資産性よりも、所有して楽しむ価値を永く重視してきたことが、現在の価格状況をつくった要因だと指摘する声もあります。
 
一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事:蓮沼肇・東京都千代田区)では、近年日本でも、ダイヤモンドの資産性が注目されつつあることを踏まえ、ダイヤモンドの店舗別販売価格を調査しました。その理由は、国際的に見て適正水準の価格で購入できる販売事業者・店舗を明らかにすることが、ダイヤモンドの資産価値を重視する消費者のメリットにつながると考えるからです。
 
1カラットと0.5カラットのそれぞれ同品質のダイヤモンドにつき、消費者が気軽にアクセスできる全13の小売り事業者の店舗での販売価格(見積価格)を調べて比較しました。
その結果、いずれのダイヤモンドも最安値であったBIJOUPIKO GROUP(ビジュピコグループ:東京都台東区上野5-25-1)が、資産形成型ダイヤモンドのNo.1小売り事業者であると評価し、この度、当財団は「データプレミアム格付け・No.1認証」を行いました。本認証が、ダイヤモンドのエビデンスに基づく適正価格情報普及の一助になることを期待するものです。
 
【調査の概要】 1. 調査対象店舗
ダイヤモンド小売店をチェーン展開する小売販売事業者の13店舗
 
2. 調査対象
以下2種のルースダイヤモンドの販売価格(見積価格)
① カラット:1、カラー:D、カット:トリプルエクセレント(ラウンドブリリアンカット)
② カラット:0.5、カラー:D、カット:トリプルエクセレント(ラウンドブリリアンカット)
 
3. 調査実施期間
2020年1月11日~2020年1月31日
 
4. 調査結果
1カラットダイヤモンドの最安値はBIJOUPIKO GROUP(ビジュピコグループ)の140万円(最高値店舗は562万円)、0.5カラットのダイヤモンドの最安値はBIJOUPIKO GROUPの32万円(最高値店舗は168万円)であった。
このことから、国際的な水準の適正価格に近いダイヤモンド小売り事業者として、BIJOUPIKO GROUPが1位にランキングされた。
 
※調査の詳しいデータを示した報告書は、一般財団法人格付けジャパン研究機構HPよりダウンロードできます。
https://kakuzukejapan.or.jp/
 
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富士フイルムの「Hydro Ag+アルコールスプレー」に 「データプレミアム格付け・No.1認証」 /release/202004018691 Thu, 02 Apr 2020 10:00:00 +0900 格付けジャパン研究機構 一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事:蓮沼肇・東京都千代田区)は、インフルエンザ等の感染症や、食中毒への対策に向けた「ソリューション」になり得るものとして、抗菌・商品に注目し、その性能を比較... 一般財団法人格付けジャパン研究機構
 

一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事:蓮沼肇・東京都千代田区)は、インフルエンザ等の感染症や、食中毒への対策に向けた「ソリューション」になり得るものとして、抗菌・商品に注目し、その性能を比較する試験を行いました(監修:東北医科薬科大学感染症学特任教授、東北大学名誉教授 賀来満夫先生)。
 
重視したのは、「抗菌性及び抗ウイルス性」「持続性」「耐久性」の3つの性能で、試験ウイルスには「インフルエンザ・ウイルス」を、試験菌には「大腸菌」「緑膿菌」「肺炎桿菌」「MRSA」を用いて各性能を調べました。
持続性と耐久性を重視しているのは、通常のアルコール除菌の場合には、アルコールがすぐに蒸発してしまうので除菌効果は続かず、感染症対策のソリューションとして商品を選択しようとした場合には、持続性、耐久性が見逃せないポイントになるためです。
従って、試験対象には「抗菌性能の持続性」を特徴の一つとして明確にしている抗菌・商品5種(全てスプレータイプ)を選定しています。
 
試験の結果、当財団は、富士フイルム株式会社の「Hydro Ag+(ハイドロエージープラス)アルコールスプレー(アルコール濃度80%)」が、最も優れた抗菌・商品であると評価し、この度、「データプレミアム格付け・No.1認証」を行いました。
多様な抗菌・商品が販売されている中、本認証が、科学的エビデンスに基づく有用性の高い抗菌・商品の普及につながり、感染症や食中毒対策の一助になることを期待するものです。
(注:アルコール濃度80%の「Hydro Ag+アルコールスプレー」は、医療機関、介護施設での使用を想定した製品で、一般家庭向けにはアルコール濃度60%の製品が推奨されています)
 
【試験対象】 1. Hydro Ag+アルコールスプレー(アルコール濃度80%)(富士フイルム株式会社)
 主な抗菌成分:アルコール、銀イオン(Ag+)
 
2. A社製品
 主な抗菌成分:二酸化塩素(ClO2)
 
3. B社製品
 主な抗菌成分:アルコール、カテキン
 
4. C社製品
 主な抗菌成分:第四級アンモニウム塩
 
5. D社製品
 主な抗菌成分:--
 
【試験結果】 1. 抗・大腸菌性能
試験対象とした抗菌・商品5種の中で、「Hydro Ag+アルコールスプレー(アルコール濃度80%)」と「D社製品」が最も高い抗菌活性値を示しました。
 
2. 抗・緑膿菌性能
「Hydro Ag+アルコールスプレー(アルコール濃度80%)」が最も高い抗菌活性値を示しました。
 
3. 抗・肺炎桿菌性能
「Hydro Ag+アルコールスプレー(アルコール濃度80%)」及び「D社製品」が最も高い抗菌活性値を示しました。
 
4. 抗・MRSA性能
「Hydro Ag+アルコールスプレー(アルコール濃度80%)」及び「D社製品」が最も高い抗菌活性値を示しました。
 
5. 抗・ウイルス性能
インフルエンザ・ウイルスに対し、「Hydro Ag+アルコールスプレー(アルコール濃度80%)」が最も高い抗ウイルス活性値を示しました。そして、抗ウイルス効果の持続性の評価もできる試験片では、「Hydro Ag+アルコールスプレー(アルコール濃度80%)」のみがインフルエンザ・ウイルスへの抗ウイルス性能を示し、それ以外の4商品では、抗ウイルス性能をほとんど示さないことがわかりました。
 
※以上の抗菌性試験は、第三者研究機関である一般財団法人ボーゲン品質評価機構大阪機能性試験センターに委託して実施しています。
※確認試験の詳しいデータを示した報告書は、一般財団法人格付けジャパン研究機構HPよりダウンロードできます。
https://kakuzukejapan.or.jp/
 
【 Hydro Ag+について】  

 
「Hydro Ag+」は、アルコールと銀系抗菌剤を組み合わせた富士フイルム独自の技術名称で、対象物の表面に、銀系抗菌剤(銀イオンを徐々に放出する機能を持った微粒子)を含む超親水コーティング層を形成することで、アルコールが蒸発した後も、菌やウイルスの繁殖を持続的に抑制することをうたっています。今回当財団が行った試験では同製品の持続除菌性能を裏付ける結果が出ています。
 
なお、富士フイルム株式会社が神奈川県内の公立中学校で行った実証実験では、「Hydro Ag+アルコールスプレー」および「Hydro Ag+アルコールクロス」(共にアルコール濃度60%)による除菌活動の結果、インフルエンザ発症率が前年の25%から10%へと大きく減少し、学級閉鎖数がゼロという結果が得られています。
○対象:神奈川県内の公立中学12校の全学年・学級(総学級数:148、総生徒数:4,035)  
○活動期間:2018年11月1日〜2019年3月31日のうち、各校3〜5か月間実施
○除菌箇所:生徒の机回り、教卓、電灯スイッチ、ドアの取っ手部、階段の手すり、トイレの座面等の「高頻度接触面」
○除菌頻度: 生徒の机回りは1日1回、共有場所は1週間に1回以上(登校日のみ実施)
出典:「いちにちひとふき除菌」(富士フイルムホームページ)
https://sp-jp.fujifilm.com/hitofuki/
 
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ニッポンを変えるナンバーワン自治体・企業を格付け認定 /release/202002287460 Fri, 28 Feb 2020 18:36:45 +0900 格付けジャパン研究機構 ニッポンを変えるナンバーワン自治体・企業を格付け評価。 「レジリエンス格付け」「データプレミアム格付け」の認定証を授与。 格付けジャパンフォーラムを開催しました 社会的なメリットや消費者のメリットを... 一般財団法人格付けジャパン研究機構
一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会
ニッポンを変えるナンバーワン自治体・企業を格付け評価。 「レジリエンス格付け」「データプレミアム格付け」の認定証を授与。 格付けジャパンフォーラムを開催しました 社会的なメリットや消費者のメリットを見据えて、エビデンスに基づく多様なテーマの評価・格付けを行っている、一般財団法人格付けジャパン研究機構(以下、機構、代表理事:蓮沼肇)と、「国土強靱化」の推進に民間の立場から取り組む、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会(以下、協議会、会長:江頭敏明三井住友海上火災保険株式会社常任顧問)は、2月28日(金)、東京国際フォーラムにおいて「格付けジャパンフォーラム」を開催しました。
 
フォーラムでは、機構と協議会の共同により創設した新しい格付け認定制度「レジリエンス格付け」の第1回の認定証授与式(2自治体、11企業等)とともに、卓越した製品やサービスを科学的エビデンスに基づいて評価・認証する「データプレミアム格付け」の認証式(2自治体・5企業)を行いました。
認定自治体の副市長や幹部職員、企業役員や部門長などが集まった会場は、認定を互いに讃えあう和やかな雰囲気に包まれました。
なお、認定証のプレゼンターは柏木孝夫(東京工業大学特命教授・協議会理事)と、横山英子(機構理事)が務めました。
 
【レジリエンス格付けについて】
新制度の「レジリエンス格付け」は、「防災・減災」への取り組みを積極的に推進している自治体や企業・団体を対象にしています。
災害に強いレジリエントな国、地域をつくるために、先導的な役割を果たしていることを、格付け認定することで顕彰し、同様の取り組みが、他の自治体や企業へと広がっていくことを期待して創設したものです。
この度、以下の認定基準を満たした2自治体を「3つ星レジリエンスシティ」として、11企業・団体を「3つ星レジリエンスカンパニー」として第1号認定しました。
 
◆3つ星レジリエンスシティ
認定基準
①「国土強靱化地域計画」を策定済
②「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」の受賞歴
③ 防災・減災に資する他制度による認定・認証歴
 
第1回認定自治体(2市/五十音順)
京都市
富山市
※基準③の「ほかの制度による認定・認証歴」として、両市は、ロックフェラー財団による「世界100のレジリエント・シティ」に選出されていることが該当
 
◆3つ星レジリエンスカンパニー
認定基準
①「レジリエンス認証」の取得歴
②「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」の受賞歴
③「内閣官房国土強靱化推進室民間取組事例集」への掲載歴
 
第1回認定企業等(11企業・学校法人/五十音順)
①学校法人関西大学②株式会社コロナ ③佐川急便株式会社 ④ジオ・サーチ株式会社⑤大成建設株式会社 ⑥東京海上日動火災保険株式会社⑦三井住友海上火災保険株式会社 ⑧宮坂建設工業株式会社⑨ 株式会社山善 ⑩ユアサ商事株式会社 ⑪株式会社LIXIL住宅研究所
 
【データプレミアム格付けについて】
◆No.1認証
同価格帯の全同種製品において、ある評価基準での分析評価によりNo1の性能であると認められた製品・サービスの認証
 
No.1認証製品・サービス(5製品・サービス/順不同)
「ENRICHMINI TOMATO」長万部アグリ株式会社
「ナノミストサウナ・ナノリッチ」株式会社コロナ
「HydroAg+アルコールスプレー」富士フイルム株式会社
「道路陥没対策政令指定都市No.1」大阪府堺市
「道路陥没対策東京23区No.1」東京都大田区
※認証理由や製品のポイントは添付資料をご覧ください。
 
◆トップランナー認証
実質的に全製品での比較が困難な場合、同価格帯の同種製品の適切なサンプリング検証をもとに、ある基準での分析評価において平均値をはるかに上回る場合にトップランナー性能の証として認証
 
トップランナー認証製品・サービス(2製品・サービス/順不同)
「落雷しない避雷針」dinntecoJAPAN
「社会問題解決型ビジネスモデル」株式会社Granny・株式会社LIXIL住宅研究所
※認証理由や製品のポイントは添付資料をご覧ください。
 
【格付けジャパンフォーラム概要】
○日 時 2月28日(金)13:00~15:00
○会 場 東京国際フォーラム「ホールD7」(東京都千代田区丸の内3丁目5-1)
○参加費 無料
○主 催 「レジリエンス×格付け」ジャパンサミット2020実行委員会
※実行委員会は、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会、一般財団法人格付けジャパン研究機構、一般社団法人地域産業活性協会、レジリエンスセールスエージェンシー株式会社の4団体で構成
 
【一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会について】
当協議会は、国土強靱化基本法と同基本計画に基づく産学官民連携をミッションにしています。2014年の設立以来、1)国土強靱化施策に関する民間の立場からの提言、2)内閣官房国土強靱化推進室のガイドラインに基づく「レジリエンス認証」の普及と制度運営、3)国土強靭化に資する優れた取り組みを顕彰・紹介する活動などを行っている団体です。
ホームページ
http://www.resilience-jp.biz/
 
【一般財団法人格付けジャパン研究機構について】
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ミニトマトの美味しさ、健康機能性、価格特性を総合評価。「ENRICH MINI TOMATO」がナンバーワンに /release/202002066483 Thu, 06 Feb 2020 09:49:38 +0900 格付けジャパン研究機構 最も愛される緑黄色野菜の一つにトマトがあります。その中でも、見た目の可愛らしさもあって一段と普及が進むミニトマトは、栄養価に優れ、私たちの健康を維持・増進するうえで、大玉トマト以上に重要な役割を担う... 一般財団法人格付けジャパン研究機構
最も愛される緑黄色野菜の一つにトマトがあります。その中でも、見た目の可愛らしさもあって一段と普及が進むミニトマトは、栄養価に優れ、私たちの健康を維持・増進するうえで、大玉トマト以上に重要な役割を担うことが期待されています。
ミニトマトはその人気の高さゆえ、とてもたくさんの種類とブランドがあります。このため消費者は、ミニトマトの美味しさと栄養価とを共に重視して購入しようとしても、どれを選べばいいのかわからないというケースが散見されます。
 
こうしたことから、一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事:蓮沼肇・東京都千代田区)では、ミニトマトの食味と、健康機能性に着目した栄養成分を明らかにすることが消費者のメリットにつながると考え、代表的な品種やブランドミニトマトを11種類抽出し、これらを比較する試験を行いました。
試験では、まず美味しさの指標となる「糖度」が高く、健康機能性の栄養成分である「リコピン」と「GABA」の含有量に総合的に富む上位3種類を選び出したうえで、消費者にとり、入手しやすさの指標となる「価格特性」を調べて総合評価を行いました。
 
その結果、当財団は、長万部アグリ株式会社の「ENRICH MINI TOMATO」が、ミニトマトのナンバーワンであると評価し、この度「データプレミアムNo.1格付け認証」を行いました。本認証が、科学的なエビデンスに基づく、美味しさと健康機能性のバランスに優れたミニトマト普及の一助になることを期待するものです。
 

 
【比較試験の概要】
1. 糖度および栄養成分の定量試験
1)評価項目
 ・食味に関する評価項目:糖度
 ・栄養に関する評価項目:リコピン量、GABA量
 
2)試験対象
 高い知名度を有し、購入可能なミニトマト11種サンプル
 
3)試験機関
 いであ株式会社食品・生命科学研究所(大阪府大阪市住之江区南港北1-24-22)
 
2. 価格特性に関する評価及び総合評価
上記定量試験の結果に優れる3品種の販売価格を調査。
その上で、価格あたりの糖度を比較するとともに、リコピン、GABAをそれぞれ一定量(10mg/100mg)摂取するのに必要な、ミニトマトの重量あたりの価格を比較・評価した。
 
3. 試験および評価結果
長万部アグリ株式会社の「ENRICH MINI TOMATO」は、糖度10.6で2位(1位は糖度12.5)、リコピン量は4.3mg/100gで4位(1位は7.2mg/100g)、GABA量は53mg/100gで3位(1位は84mg/100g)の数値であった。
一定量の糖度、リコピン、およびGABAを摂取するための購入費用は、定量試験の測定値から総合評価で選んだ上位3品種の中で「ENRICHMINI TOMATO」が最も安価であった。
以上の結果から、食味、健康機能性、価格特性のバランスに最も優れるミニトマトとして「ENRICHMINI TOMATO」が総合評価1位にランキングされた。
 
(今回のミニトマトに関する試験およびその結果に基づくランキングは、一般社団法人レリエジリエンスジャパン推進協議会の監修の
下に行われました。試験の詳しいデータを示した報告書は、一般財団法人格付けジャパン研究機構HPよりダウンロードできます。 https://kakuzukejapan.or.jp
 
【ENRICH MINI TOMATOについて】
 

 長万部アグリ株式会社は、東京理科大学と北海道長万部町が連携した地方創生事業の一環として2017年
 に誕生しています。
 ENRICH MINI TOMATOは、水分を抑制せずに栽培しており、太い茎を持つ丈夫で健康な生体によって生
 育します。長万部産のホタテの貝殻を有効活用した、強いアルカリの培地で栽培するのが大きな特徴で、
 甘さと酸味のバランスがとれた濃厚な味を獲得しています。高糖度で、老化や生活習慣病を予防するリコ
 ピンや、抗ストレス作用があるといわれるGABA(γ-アミノ酪酸)などを豊富に含んでいます。
 また、アルカリの培地は「消毒液」の様な役割を果たし、「根」からの病気になりにくく、「接ぎ木苗」
 や農薬を使用せずに済むメリットもあります。
 
 〈長万部アグリ株式会社〉
  ホームページ https://www.oshamambe-agri.co.jp/
  連絡先    info@oshamambe-agri.co.jp
 

 
【格付けジャパン研究機構について】
 一般財団法人格付けジャパン研究機構は、社会的なメリットや消費者のメリットにつながる様々な
 テーマを取り上げ、専門家の調査・分析によるエビデンスをもとに、商品やサービス、自治体、企業、
 各種団体を評価、格付けし、ランキングを公表していく団体として2019年3月に設立されました。
 
【お問い合わせ】
一般財団法人格付けジャパン研究機構
[担当者]柴田真理
[メールアドレス]info@kakuzukejapan.or.jp
[TEL]050-5213-0276
 
 
 
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政令指定都市NO.1は?東京23区NO.1は? 道路陥没対策動向調査で 「道路陥没対策自治体ランキング」を公表 /release/201907118575 Tue, 16 Jul 2019 11:00:00 +0900 格付けジャパン研究機構 一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事:蓮沼肇)は、この度平成28年11月の 福岡市博多駅前で発生した道路陥没事故で大きく社会問題化した路面下空洞問題に フォーカスし、一般社団法人レジリエンスジ... 一般財団法人格付けジャパン研究機構 代表理事 蓮沼 肇
地震大国日本!あなたの住むまちで道路陥没は大丈夫?
政令指定都市NO.1は?東京23区NO.1は?
政令指定都市では堺市、東京23区では大田区が第1位。
格付けジャパン研究機構が、道路陥没対策動向調査で
「道路陥没対策自治体ランキング」を公表
一般財団法人格付けジャパン研究機構(代表理事:蓮沼肇)は、この度平成28年11月の
福岡市博多駅前で発生した道路陥没事故で大きく社会問題化した路面下空洞問題に
フォーカスし、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会(会長:江頭敏明
三井住友海上火災保険株式会社常任顧問)の監修のもと自治体におけるその対策の
状況を調査し報告書を作成し公表しました。

道路陥没事故は、小規模のものも入れると平成29年には全国で約10000件も
発生しており、平時に加え、東日本大震災時の仙台市や熊本地震時の熊本市、
北海道胆振東部地震時の札幌市などの自然災害発生時には、緊急搬送の車が
走行できないなど深刻な問題を引き起こしてきました。
こうしたことから、政府の国土強靭化政策のなかでも平成30年12月に改定、
閣議決定された国土強靭化基本計画でも重要な対策項目として記述されています。
平成30年6月に出されたレジリエンスジャパン推進協議会の「都市の危機管理に
おける路面下空洞対策戦略会議(議長:高島宗一郎福岡市長)」の提言書では、特に、
都市の危機管理の視点で道路陥没問題を捉え、自治体が主体的な役割を果たして
対策を進めることが重要であることが記されています。

こうしたことから、特に路面下空洞問題が深刻であると推定される政令指定都市と
東京オリンピック・パラリンピックを来年に控え災害時には特に大きな道路陥没の
被害が想定される東京23区を対象に道路陥没対策の動向を調査し、その中で自治体の
道路陥没対策の評価を実施、道路陥没対策自治体ランキング上位を公表しました。

評価の対象は政令指定都市20都市と東京23区で、平成28年度~平成30年度の3年間。
評価項目は以下の3つが重要ポイントとなっています。
1.道路陥没を事前に防ぐための路面下空洞調査を実施しているか?
2.近年路面下空洞調査の調査会社の空洞発見の技術力に著しい差があることから
最近導入された「実証方式技術コンペ」による発注方式を行っているか?
*「実証方式技術コンペ」とは入札やプロポーザルではなく、一部の区間の空洞の発見率
を実際に検証し、最も精度の高い 調査会社に発注するコンペ。
3.「実証方式技術コンペ」を採用していなくても調査会社の評価方法が適正であるか?
「実証方式技術コンペ」の結果と整合性のある評価方法になっているか?

これらの3つをベースに、国土強靭化地域計画の中で道路陥没対策について
記述があるかを、加点ポイントとして、評点・ランキングしました。
政令指定都市及び東京23区の上位のランキングは以下の通りです。

政令指定都市
第1位     堺市    31ポイント
第2位    大阪市   30ポイント
第2位    福岡市   30ポイント
第4位    京都市   27ポイント
第4位    仙台市   27ポイント
第4位    広島市   27ポイント

東京23区
第1位   大田区     26ポイント
第2位   品川区     25ポイント
第3位   世田谷区  22ポイント
第4位   荒川区     17ポイント
第4位   渋谷区     17ポイント

今回の調査から、自治体によって道路陥没対策の取り組みに大きな差があることが
判明しました。先進的な「実証方式技術コンペ」を導入している自治体は
政令指定都市の、わずか約15%(平成30年度)。
しかし、一方でまだ路面下空洞調査自体を実施していないという自治体も、
政令指定都市で約10%(平成30年度)、東京23区では約30%(平成30年度)にも上っています。
東京オリンピック・パラリンピック開催地で震度5以上の地震が発生した場合、
こうした地区では深刻な道路陥没事故が起こり、多くの方の命に関わる事故や、
緊急搬送や物流にも甚大な影響が想定されます。

本調査結果を踏まえ、まだ取り組みの遅れている自治体は一刻も早く道路陥没対策を
本格化していただくことを期待します。
また精度の低い路面下空洞調査を実施している自治体については的確な減災対策が
できず、また公共予算の無駄遣いにも繋がることから「実証方式技術コンペ」導入を
はじめとした、発注時の評価方法改善を期待します。

本調査は来年以降も、調査対象を都道府県にも広げ、
自治体の防災・減災対策のモニタリングを継続していく予定です。

(調査結果はHPよりダウンロード可)

**一般財団法人格付けジャパン研究機構概要**
般財団法人格付けジャパン研究機構は社会的なメリットや消費者のメリットに
繋がる様々なテーマを取り上げ、専門家の監修のもと調査、分析に基づいた
エビデンスをもとに、商品やサービス、自治体、企業などの団体を評価、格付け、
ランキングを公表していく団体として、今年3月に設立されました。
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