法人別リリース Mon, 02 Sep 2024 12:28:57 +0900 hourly 1 書家・海老原露巌 『絆』を揮毫 /release/202204180110 Tue, 19 Apr 2022 11:00:00 +0900 海老原露巌 書家・海老原露巌 『絆』を揮毫 ~「百年たとう紙」で受け継がれるきもの伝統文化の美~   書家・墨アーティスト海老原露巌の個人事務所である「海老原露巌事務所」(神奈川県大磯町)は、老舗「きものブティ... ~「百年たとう紙」で受け継がれるきもの伝統文化の美~
 
書家・墨アーティスト海老原露巌の個人事務所である「海老原露巌事務所」(神奈川県大磯町)は、老舗「きものブティックあおき」(富山県富山市)とのコラボレーションで「百年たとう紙」を完成したことをお知らせします。
 

自宅付近の海岸にて 海老原露巌氏
 
「百年たとう紙」の誕生
 
きものを丁寧に包んで大切に保管するために重宝される「たとう紙」は、きものへの愛着が凝縮される和装小物にとどまらず、おもてなしや愛情、感謝などの心を伝える手段として古くから日本人に好まれる「包む」文化の伝統美の象徴でもあります。
「きものブティックあおき」は、きものの大切さが時を超えても末永く受け継がれていくとの願いから、5代目女将青木さとみさんの就任記念として考案された『百年たとう紙』の揮毫を海老原露巌に依頼。海老原露巌は東日本大震災の年に「今年の漢字」に選ばれた「絆」を、中国最高峰の古墨とされる「乾隆御墨」を用いて揮毫しました。和装小物に登場する海老原露巌の初作品です。
さらに今回の「百年たとう紙」は、経済産業省指定の伝統工芸品「越中和紙」が使用されており、富山県の伝統的製法を守ってきた地元職人が一枚ずつ手作りで仕上げる最高級の和紙です。
 
絆たとう紙
 
立山連峰から得た着想
 
『絆』を「百年たとう紙」に表現する発意について、海老原露巌は次のように振り返っています。
 
海老原 富山は私にとって、元々ものすごくご縁があった地域ですが、今回は富山の立山連峰の雄大さと『絆』という文字が私の中でリンクして、二つのビジョンが私に何かを語り掛けてきているものがありました。ぜひそれを書きたいという発意が生まれましたので、アーティストとしては最高のシチュエーションです。
 

 
きもの文化の伝承に共鳴した『絆』
 
今年で創業138年となる老舗「きものブティックあおき」は、お客様との「心の絆」の大切さをモットーに、地元で様々なイベントを定期的に開催するなど、きものを通じて日本伝統文化の普及と発展に長年にわたり取り組んでいます。その活動に海老原露巌は共感を覚え次のように話しています。
 
海老原  あおきさんの店のホームページを見て、こちらの呉服屋さんはお客様との絆を大事にする姿勢を強く感じました。また、社会貢献やきもの文化の継承に関する取り組みにも非常に共鳴できました。色々な意味で、今回のコラボは非常に良いご縁だと思っています。
 
 昨年秋に「きものブティックあおき」の5代目女将に就任した青木さとみさんも、『絆』はお客様の気持ちを大切にする自らの想いを表しているといいます。
 
青木 あおきは、愛あふれるきものサロンのような存在を目指しています。きものの大切さを通じて、お客様とはファミリーのような関係になっています。皆が『家族愛』や『夫婦愛』といった人間愛を感じてもらえるような、アットホームなコミュニティーの場も提供しています。露巌先生が考えられた『絆』という一文字は、着物を大切にされるお客様の想いだけでなく、お客様の気持ちを大切にしたい、という私たちの想いにも通じています。
 

青木さとみ氏
 
真筆感を極めた決め手の工夫
 
揮毫した作品は越中和紙に印刷され着物と共にお客様の手に渡る形ですが、海老原露巌は『絆』に込めた思いが最も伝わる揮毫の工夫を凝らしました。
 
海老原 決め手は渇筆のところです。はじめから考えたのは、この「百年たとう紙」を手にした方々にとって、これは印刷物であることが全く分からず、まるで生で書かれた作品かのような錯覚をもたらすため、いかにこの『絆』を生々しく書けるかです。最も気を遣ったのは渇筆。かすれの造形感覚を工夫することによって、どれもが一点ものと彷彿させるような効果が生み出されています。リアリティーを持って『絆』の生々しさを出すことを目指して揮毫しました。
 
書道パフォーマンス
 
国際交流と後進指導にさらに尽力
 
文化庁に「文化交流使」に指名された海老原露巌は、世界の人々の日本文化への理解を深める様々な活動を、アジアやヨーロッパなど国内外で数多く展開してきました。とりわけ書の発祥の地である中国において、現地に30回近く訪れた海老原露巌は、書道の国際交流に力を注ぎ、書の聖地と呼ばれる数々の名場所でパフォーマンスを披露するなど高く評価されています。今後はこうした役割を次のようにさらに果たしていきたいと考えています。
西安 碑林にて書パフォーマンス
 
海老原 文化庁に任命された文化交流使としては、本物の書道をきちんと伝えなければならない使命があります。書で言えば、王義之や顔真卿が生み出した筆法を後世にきちんと伝えなければいけません。このような使命を持って、ヨーロッパなど世界各地へ書の魅力を伝える取り組みをしてきましたが、同時に、後進の指導にも日夜あたっています。特に中国から来る最近の留学生を指導した際に、中国の若者でさえ書のことを必ずしも理解しているとは言えない印象を受けました。そういう意味で将来、中国との書道交流を進めながら、日本の立場から書の心やその真髄を中国の若者たちにも伝えて、現地の書道教育に尽力できればと思っています。私の書家としての原点は中国ですので、中国における書の継承と発展にも貢献していきたいと願っています。
 
 
書家・海老原露巌(えびはら ろげん) プロフィール
 
 書家、墨アーティスト。1961年栃木県生まれ。4歳より書を学び、10代で書道団体に入るが、後に独自の道を歩むことを決意。国内では各地で個展を開くほか、映画、舞台作品、TV番組、書籍などの題字制作も多数手がける。
 海外活動では、2011年(平成23年)に中国蘇州・張家港市の招待による鑑真和上記念式典に出席して現地で書パフォーマンスを披露。同年に西安市大興善寺で書文化交流を行い、作品を収蔵。西安大宗皇帝綾の昭陵でも昭陵博物館館長と共に書会を行うなど、中国の書家らとも交流が深い。
 2012年度(平成24年度)に文化庁文化交流使。作品はヴァティカン市国ローマ法王庁やカナダのケベック州立文明美術館、在フランス日本大使館などにも収蔵されるなど国際的な評価も高い。
 古墨の蒐集家・愛好家でもあり、中国の清朝第六代皇帝時代の「乾隆帝墨」や日本の古墨を利用して最もふさわしい色を探し出す墨アーティストとして多くの作品を生み出す。
 
 
青木さとみ プロフィール
 
1979年生まれ。大学で社会福祉を学び、病院勤務した後、2007年家業である富山県富山市にある老舗「きものブティックあおき」の若女将に。2021年9月に5代目女将として就任。2022年に創業138年を迎え、きものを通じてあらゆる日本の伝統文化を融合させる取組みに注力している。座右の銘は「幸せはいつも自分の心が決める」。
 
 
 
[海老原露巌及び絆たとう紙に関するお問い合わせ]
海老原露巌事務所(神奈川県中郡大磯町大磯1263―301)
担当:海老原 路子(えびはら・みちこ)
メール:michiko@hiks.jp
FBアドレス   www.facebook.com/EbiharaRogen
インスタグラム @rogenebihara
電話:080-4179-9615 
 
[絆たとう紙購入に関するお問い合わせ先]
きものブティックあおき(https://www.aoki-kimono.jp
担当:青木さとみ
メール:info@aoki-kimono.jp
電話:076-429-5588
 
[メディア関係者からのお問い合わせ先]
エルステュディオインターナショナル(共同通信PRワイヤー販売代理店)
担当:さかよりのりこ(代表取締役 メディアプロデューサー)
e-mail:l_studio_international@yahoo.co.jp
Tel:090-8110-9564
]]>
書家・海老原露巌、箱根・強羅花壇で個展、新作含む15点展示 /release/202012229005 Wed, 23 Dec 2020 14:00:00 +0900 海老原露巌 Press Release 2020年12月23日 海老原露巌事務所   書家・海老原露巌、2020〜21年の年末年始イベント 箱根・強羅花壇で個展、新作含む15点展示 ホテルニューグランド(横浜)... 2020年12月23日
海老原露巌事務所
 
書家・海老原露巌、2020〜21年の年末年始イベント 箱根・強羅花壇で個展、新作含む15点展示 ホテルニューグランド(横浜)では新春元日に書道パフォーマンス  
(強羅花壇の廻廊に立てた屏風「龍虎」=乾隆帝墨使用=と海老原露巌)
 
 書家・海老原露巌の個人事務所である海老原露巌事務所(神奈川県大磯町)は23日、2020年(令和2年)〜2021年(令和3年)にかけての年末年始に、新しい活動として2つのイベントを催行することを決定しましたのでお知らせいたします。
 
箱根・強羅花壇で21年1月11日まで新作品展「海老原露巌の墨の世界」開催  海老原露巌の新作を含めた書作品15点を展示・販売する作品展「海老原露巌の墨の世界」を、12月19日から2021年1月11日まで神奈川・箱根の名旅館として世界に名を知られる「強羅花壇」(住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300)で開催します。共に時代をクリエーションした30年余を経て、この度は新作展示会をいたします。書作品はパプリックスベース、エレベータホール、客室、喫茶サロンに展示し、販売もいたします。
 
●海老原露巌のコメント
「国内宿泊業界のトップランナーとして、ぶれない姿勢で進化し続ける強羅花壇。その強羅花壇とともに歩んだ30年余を総括する意味合いで開催する展覧会で、進化した墨の世界を現しました」
 
(強羅花壇のエレベーターホールに展示された作品「枝花」=乾隆帝墨使用)
 
●強羅花壇と海老原露巌の出会い
 今から約30年前(平成元年)に強羅花壇が全館リニューアルする際に、書道家を探していた女将と出会い、強羅花壇が目指す「お客様に最高級のホスピタリティの場を提供する」をコンセプトに、海老原が使用する乾隆帝墨の墨アートの世界観と美意識が合致し、現在に至る。旅館のレセプションの「波涛」=写真下、乾隆帝墨使用=は、海老原の代表する墨アート作品となり、国内外からたくさんのお客様を出迎えている。

 
●強羅花壇について
 箱根・強羅の旧閑院宮別邸跡地に立地する、日本を代表する高級温泉旅館。日本古来の素材と現代的表現を併せ持つ館、源泉から湧き出る温泉、精選した旬の食材で彩られる本格懐石料理を、気品漂う伝統的な「和」の息づく空間で楽しめる宿として国内外の評価が高い。世界的権威を持つホテルまたはレストラン会員組織「ルレ・エ・シャトー」に加盟する国内11軒のホテル・旅館の中でもトップに君臨するホスピタリティとおもてなしで知られる。
 
 
横浜・ホテルニューグランドで元日、箏曲家とコラボレーション・イベント  書家・海老原露巌は2021年元日(1月1日)、横浜市のホテルニューグランド(横浜市中区山下町10)で箏曲家の榎戸二幸(えのきどふゆき)氏とコラボレーション・イベントを開催します。「日本文化を発信し続ける」という海老原露巌の使命と願いを、新年の「祈り」に込めて書道パフォーマンスをいたします。未完のままであった「RITUKO SHIRAHAMA(リツコシラハマ)」とのコラボレーション・ドレスに、この度は「Mrs. Grand Universe 2019 世界大会」グランプリ浅井香葉子氏が着用し、バフォーミングアート揮毫をし、完成させます。
 
(ホテルニューグランドにある海老原露巌の作品「祈」)
 
●海老原露巌のコメント
「文化庁文化交流使の仲間である榎戸二幸先生と2度目のコラボレーション企画です。新年を迎えた元日の瞬間を、観客の皆様と共有しながら揮毫のパフォーマンスを披露いたします」
 

 
(写真左:海老原露巌=右=と並ぶ箏曲家の榎戸二幸氏)
(写真右:海老原露巌が揮毫した「RITSUKO SHIRAHAMA」のドレスを着る浅井香葉子氏)
 
●榎戸二幸プロフィール
 箏曲家。1980年から「生田流箏曲」を大叔母である小橋(高草)幹子(元東京藝術大学教授)に師事。東京藝術大学卒業と同時に第1回アカンサス音楽賞受賞。同大学大学院音楽研究科修了。海外では36カ国以上の行事に出演して演奏を披露。2012年(平成24年度)に文化庁文化交流使となり、同年に英国で開催のロンドンオリンピック関連行事などで演奏したほか、2020年東京オリンピック/パラリンピック招致活動にも尽力した。一般社団法人「Green Sports Alliance Japan」顧問、株式会社「幸の會」代表取締役。
 
◉ホテルニューグランドの元日イベントの開催概要
 <期間>:2021年1月1日(金)
 <時間>:①10:00~ ②11:00~ ③13:00~ ④14:00~
    ※各回先着70人限定
    ※①②はご宿泊者様限定とさせていただきます。
    ※③④にご参加をご希望の一般のお客様は事前web上にてチケットをお買い求めいただけます。
 <場所>:本館2階 レインボーボールルーム
 <料金>:¥1,000(※ご宿泊者様は無料)
      12/25(木)10:00~12/31(木)15:00の期間、ウェブ上にてチケット販売 
▼チケットのご案内はこちらから:https://www.hotel-newgrand.co.jp/newyear-2021/
 
◆海老原露巌事務所と会場を提供するホテルニューグランド様は新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて感染防止に向けて万全の注意を払って対策を実施いたしますが、国内の感染状況の推移によっては上記イベントが中止となる可能性もあります。あらかじめご了承ください。
 
●書家・海老原露巌について

(海老原露巌・近影=撮影:ベンジャミン・リー)
 
 書家。墨アーティスト。1961年栃木県生まれ。4歳より書を学び。10代で書道団体に入るが、後に独自の道を歩むことを決意。国内では各地で個展を開くほか、映画、舞台作品、TV番組、書籍などの題字制作も多数手がける。
 海外活動では、2011年(平成23年)に中国蘇州・張家港市の招待による鑑真和上記念式典に出席して現地で書パフォーマンスを披露。同年に西安市大興善寺で書文化交流を行い、作品を収蔵。西安大宗皇帝綾の昭陵でも昭陵博物館館長と共に書会を行うなど、中国の書家らとも交流が深い。
 2012年度(平成24年度)に文化庁文化交流使。作品はヴァティカン市国ローマ法王庁やカナダのケベック州立文明美術館、在フランス日本大使館などにも収蔵されるなど国際的な評価も高い。
 古墨の蒐集家・愛好家でもあり、中国の清朝第六代皇帝時代の「乾隆帝墨」や日本の古墨を利用して最もふさわしい色を探し出す墨アーティストとして多くの作品を生み出す。
 
以上
 
 
[海老原露巌に関するお問い合わせ]
海老原露巌事務所(神奈川県中郡大磯町大磯1263―301)
担当:海老原 路子(えびはら・みちこ)
メール:michiko@hiks.jp
携帯電話:080-4179-9615
 
[このプレスリリースに関するお問合せ先]
エル ステュディオ インターナショナル(共同通信PRワイヤー販売代理店)
主な業務:メディアプロデュース(新聞、雑誌、TV、書籍出版、記者会見、イベント 等)
担当:さかより のりこ(代表取締役 メディアプロデューサー)
メール:l_studio_international@yahoo.co.jp
携 帯:090-8110-9564
 
]]>
書家・海老原露巌、「書と茶の湯」共鳴のInstagramライブ 12月6日配信、茶道会館とコラボで /release/202011267747 Thu, 26 Nov 2020 17:30:00 +0900 海老原露巌 Press Release 2020年11月26日 海老原露巌事務所   書家・海老原露巌、茶道会館とコラボで12月6日配信 「書と茶の湯」共鳴のInstagramライブ 書家と茶人が文化つなぐ、「... 2020年11月26日
海老原露巌事務所
 
書家・海老原露巌、茶道会館とコラボで12月6日配信 「書と茶の湯」共鳴のInstagramライブ 書家と茶人が文化つなぐ、「ビヨンド・コロナ」の時代精神を表現  
(茶道会館の茶室にかかる海老原露巌の乾隆帝墨による書「牛」=左=と、海老原露巌の近影)
 
 書家・海老原露巌の個人事務所である海老原露巌事務所(神奈川県大磯町)は26日、裏千家茶道教授である茶人・北見宗幸氏との公開コラボレーションイベントを2020年12月6日にSNS「インスタグラム(Instagram)」を通じて配信することを決定したのでお知らせいたします。
 
 茶道会館(東京都新宿区高田馬場3-39-17)の茶室を舞台に繰り広げるライブ配信イベントは「ビヨンド・コロナ(コロナ禍を越えて)」をテーマに、世界各地で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症で「大変だった令和2年(2020年)を乗り越えて、負けずに上を向いて進んでいこう」という時代の精神を、書家と茶人の目線から表現しようとする画期的な試みとなります。
 
◼️「茶席」に流れる精神を、海老原露巌がその場で「書」にして表現
 茶の湯と書は切り離せない関係にあります。茶室の床の間にかける掛け軸「茶掛」には書や東洋の絵が使われますが、茶の湯をもてなす亭主にとって、また招かれる客にとっても、茶席でみんなの心をひとつにするために必要とされ、もてなしの心を端的にあらわすものとして大切に考えられてきました。それゆえ、茶の湯で使う道具の中でも最も重要で格式の高いものとされています。
 
 茶の湯では、その茶掛に書かれた文字を中心にして茶席の場をつくり上げていくのが通常です。今回の書家・茶人のコラボイベントでは茶席の亭主である北見宗幸氏が構成した、茶席の中に流れる“精神”を、書家・海老原露巌が汲みとって茶席の開かれた場で茶掛用の「書」として言葉にしていくという全く新しい試みを披露します。コロナがもたらした大きな変化が画した「新しい時代」を、茶の湯という日本が古くから積み重ねてきた伝統文化で構築し直すことを目指した新しい挑戦です。
 
◼️2つのInstagramアカウントでライブ配信
 ライブ配信は12月6日午後2時から約30分間に渡り、写真・動画のSNS「インスタグラム(Instagram)」内にある海老原露巌のアカウント(@rogenebihara)のほか、茶道会館のアカウント (@sadoukaikan)の2アカウントを通じて実施します。
 
 海老原露巌のアカウントからは書を描く姿を、茶道会館のアカウントからはお点前の姿をそれぞれライブ配信し、そこでしたためた書を床の間の茶掛としてしつらえ、北見宗幸氏が点てた茶に対して海老原露巌が「礼」をするまでを2つのアカウントからご覧いただけます。
 
 どなたでも無料でライブ配信を視聴できますので、ぜひご参加ください。
 
 
●書家・海老原露巌について

(海老原露巌・近影=撮影:ベンジャミン・リー)
 書家。墨アーティスト。1961年栃木県生まれ。4歳より書を学び。10代で書道団体に入るが、後に独自の道を歩むことを決意。国内では各地で個展を開くほか、映画、舞台作品、TV番組、書籍などの題字制作も多数手がける。
 海外活動では、2011年(平成23年)に中国蘇州・張家港市の招待による鑑真和上記念式典に出席して現地で書パフォーマンスを披露。同年に西安市大興善寺で書文化交流を行い、作品を収蔵。西安大宗皇帝綾の昭陵でも昭陵博物館館長と共に書会を行うなど、中国の書家らとも交流が深い。
 2012年度(平成24年度)に文化庁の文化交流使。作品はヴァティカン市国ローマ法王庁やカナダのケベック州立文明美術館、在フランス日本大使館などにも収蔵されるなど国際的な評価も高い。
 古墨の蒐集家・愛好家でもあり、中国の清朝第六代皇帝時代の「乾隆帝墨」や日本の古墨を利用して最もふさわしい色を探し出す墨アーティストとして多くの作品を生み出す。
 
●茶道会館と北見宗幸氏について
 茶道会館は1950年(昭和25年)に美術建築家の北見米造(北見宗国)の手により、「戦後の荒廃のなかで心の落ち着きを見出すため、茶道を広く普及しよう」という思いから建立された。

(東京都新宿区高田馬場3丁目にある茶道会館)
 約2千坪の敷地にある建物は裏千家第14代淡々斎宗匠の指導を仰いだ数寄屋造りで、大広間、小間、立礼席など、それぞれ違った20もの茶席が一棟のなかに総合的に作られた平屋建てとなっている。緑も多く、都会の喧騒から離れて静かな空間はおちついた時間を楽しむことができる。
 茶道教室は月3回実施。月曜日から木曜日に開催され、振り替えは自由。洋服でも受講でき、先生と生徒1対1で教われる。弟子は300人ほどで、年齢は6歳〜90歳と幅広い。
 
◉海老原露巌とコラボレーションする茶人・北見宗幸氏のコメント
「海老原露巌先生と私は茶道や書道だけでなく芸術や生活を含めた文化全般でつながっています。日本文化という『道』を絶やさずにつなげていくという思いを込めて、今回の試みに共鳴しました」

 北見 宗幸(きたみ・そうこう) 一般社団法人茶道文化振興会理事長。裏千家茶道教授。企業・学校などでも講師を務め、やわらかな感性をもつ茶人として、テレビやCMでも幅広く活躍中。著書に『北見宗幸DVD茶道教室』『北見宗幸DVD茶道教室―濃茶』『茶道ハンドブック』など。雑誌『和楽』(小学館)、『淡交』(淡交社)などにも連載を持つ。
 
 
●海老原露巌の最近の活動について
 
◆和歌山県観光課のキャンペーンポスターの題字を揮毫
 和歌山県の観光キャンペーン「蘇りの地、わかやま」のポスターで使われた「和」の書を揮毫。関西地区では2020年11月下旬まで、JRの数カ所の駅で掲載中。関東地区でも今後の展開を予定。

(和歌山県観光課「蘇りの地、わかやま」観光キャンペーンポスター)
 
◆日本芸術文化戦略機構(JACSO)設立記念公演で書パフォーマンスを披露
(乾隆帝墨で「寿」を書く海老原露巌=左=と、大書した「大道」を前に能を披露する辰巳満次郎氏)
 一般社団法人・日本芸術文化戦略機構(略称:JACSO)が2020年10月6日に「宝生能楽堂」(東京都文京区本郷)で開催した設立記念公演で、書パフォーマンスを実施しました。乾隆帝墨を用いた「寿」や、大書作品として「大道」を書き、完成した大書の前ではシテ方宝生流の能楽師で重要無形文化財総合指定保持者の辰巳満次郎氏(JACSO理事長)が舞を披露しました。
 
以上
 
 
[海老原露巌に関するお問い合わせ]
海老原露巌事務所(神奈川県中郡大磯町大磯1263―301)
担当:海老原 路子(えびはら・みちこ)
メール:michiko@hiks.jp
携帯電話:080-4179-9615
 
 
[このプレスリリースに関するお問合せ先]
エル・ステュディオインターナショナル(PR会社)
担当:さかより のりこ
メール:l_studio_international@yahoo.co.jp
携 帯:090-8110-9564
 
 
]]>