法人別リリース Fri, 09 Sep 2022 15:00:00 +0900 hourly 1 盲導犬募金5億円到達企業へ 感謝状を贈呈 /release/202209066028 Fri, 09 Sep 2022 15:00:00 +0900 全国盲導犬施設連合会  認定NPO法人全国盲導犬施設連合会(理事長井上幸彦)は、1991年より盲導犬募金活動に取り組んでいる株式会社ダイエーへ、同社の累計募金額が5億円に到達したことを受けて、9月8日(木)に感謝状を贈呈... 全国盲導犬施設連合会
 認定NPO法人全国盲導犬施設連合会(理事長井上幸彦)は、1991年より盲導犬募金活動に取り組んでいる株式会社ダイエーへ、同社の累計募金額が5億円に到達したことを受けて、9月8日(木)に感謝状を贈呈しました。
 
 
感謝状贈呈式の様子
 
【参考:ダイエーの「盲導犬募金」の取り組みについて】
(1)累計募金総額 500,884,608円
(2)対象期間   1991年3月1日~2022年6月30日
          ※2022年6月に累計募金総額が5億円に到達
(3)主な募金活動 ダイエー202店舗(2022年8月31日現在)の
          店頭入口やレジ、サービスカウンター、事業所など
(4)寄付先    認定NPO法人 全国盲導犬施設連合会
 
 
 同社では、店舗での盲導犬募金活動だけではなく、「すべてのお客様に安心して 快適にお買い物を楽しんでいただきたい」という想いから、身体障害者補助犬法施行前から、店内に盲導犬同伴の買い物客に対応しており、さらには補助犬ふれあい教室を各店舗で実施する等、盲導犬ユーザーの積極的な受け入れ、理解促進活動にもご協力を頂いております。
 また、等身大の盲導犬の形をした募金箱の導入を進め、可愛らしい盲導犬大型募金箱の姿は、盲導犬をより多くの方に知っていただく機会となっています。
 
 
【盲導犬大型募金箱】【盲導犬ふれあい教室】
 
 
 募金にご協力いただいた多くのお客様に感謝し、私ども全国盲導犬施設連合会は、今後も盲導犬の普及を通じた視覚障害者の自立と社会参加を支援してまいります。
 
 また当連合会では募金箱設置店も募集しております。ぜひお問合せ下さい。
 
※本件に関する問い合わせは、下記全国盲導犬施設連合会へご連絡ください。
 
【本件に関する問い合わせ先】
認定NPO法人全国盲導犬施設連合会  〒162-0065 東京都新宿区住吉町5-1吉村ビル2階 TEL:03-5367-9770/FAX:03-5367-9771 e-mail:info@gd-rengokai.jp
 
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「盲導犬受け入れ」52%が拒否を経験 /release/202003248347 Wed, 25 Mar 2020 10:00:00 +0900 全国盲導犬施設連合会 認定NPO法人全国盲導犬施設連合会(理事長井上幸彦)は、加盟している盲導犬育成8団体の全ユーザーを対象に、不特定多数の人が利用する施設(スーパー、レストラン、交通機関、医療機関、ホテルなど)や公的施設... 全国盲導犬施設連合会
「盲導犬受け入れ拒否」全国規模の実態調査 初めて実施 
52%が拒否を経験
認定NPO法人全国盲導犬施設連合会(理事長井上幸彦)は、加盟している盲導犬育成8団体の全ユーザーを対象に、不特定多数の人が利用する施設(スーパー、レストラン、交通機関、医療機関、ホテルなど)や公的施設(市民ホール、公立図書館、役所など)で、2019年1月からの1年間で、盲導犬同伴で受け入れを拒否されることがあったか、拒否されたならその場所はどこだったのか、などについてアンケート調査を行いました。全国規模での調査は初めてです。
 今後東京五輪・パラリンピックが予定され、海外からの補助犬ユーザーの来日も予想されます。障害者権利条約の批准国として、障害者に向き合う姿勢が問われます。
「障害者差別解消法」や「身体障害者補助犬法」など法律の周知が進み、視覚障害や盲導犬への理解が深まるよう、ご協力をお願い申し上げます。調査結果を下記に公開いたしますので、ぜひご覧ください。

【調査結果の概要】
①「盲導犬同伴で受け入れ拒否」に遭ったユーザーは52%
 回答のあった643人のうち、昨年1年間で拒否を経験した人は336人(52%)に及び、いまだ法律の浸透や視覚障害者への理解が進んでいないことがわかりました。 拒否に遭った回数を見ると「1回」が94人(28%)、「2,3回」が147人(44%)、「4,5回」が54人(16%)、「6回以上」が40人(12%)で、70%以上が複数回拒否を経験し、1人あたりの平均は2.5回となりました。
外出頻度の高い人に絞ると72%が拒否を経験、日常の生活圏以外には盲導犬と出かけない人でも28%の人が受け入れ拒否を経験していました。

②拒否に遭った場所は、飲食店、病院、交通機関の順で多い  結果は飲食店が圧倒的で77%、次いで病院が25%、電車・バス・タクシーなどの交通機関21%、宿泊施設が20%、小売店が15%。他に娯楽施設が8%、図書館、公民館など公的施設が4%でした。(拒否経験者336人が母数・複数回答有)

③拒否の理由は、「犬は駄目」が圧倒的に多い  「犬は駄目」が62%で抜きんでて多く、「犬アレルギーや犬嫌いの利用客に迷惑がかかる」が46%、「犬は店の外で待たせるなどの条件をつけられた」及び、「受け入れの前例がない」が34%と続いています。
(拒否経験者336人が母数・複数回答有)

④拒否に遭ったユーザーはどう対応したのか 「その場で自身が説明した」が69%であったのに対し、「何もしないで諦めて帰った」も22%ありました。「盲導犬協会に仲介を依頼した」が25%、「チェーン店なので本部に連絡した」が18%、「役所の補助犬担当窓口へ相談した」も15%ありました。(拒否経験者336人が母数・複数回答有)

⑤居住地別では、「拒否にあった」割合は首都圏ユーザーが高い  拒否に遭ったユーザー336人の居住地域別では、三大都市圏とそれ以外の地方との比較では、「三大都市圏」では60%、「それ以外」は47%でした。さらに首都圏(1都3県)にしぼると、68%とさらに高くなっています。

⑥自由記述について  回答ユーザーからは盲導犬を受け入れるにあたっての事前準備や視覚障害者への配慮があったなど、受け入れの良い事例も多数あった。159件(42%)

【付記】
※全国盲導犬施設連合会について
国家公安委員会から、道路交通法施行令によって盲導犬育成団体として指定されている団体は11あり、うち8団体が連合会に加盟
※最新の厚生労働省の発表によると、2019年3月31日現在国内で実働している盲導犬は928頭、うち連合会加盟8団体では690頭(74%)
※アンケート調査の回収率は95.5%(643人)。タンデム歩行(1頭の盲導犬を夫婦など2人で使う)の人もいるので、ユーザー数と盲導犬頭数は合致しません (詳細は添付の報告資料参照)


【全国盲導犬施設連合会 加盟団体】

公益財団法人北海道盲導犬協会  TEL:011-582-8222
〒005-0030 北海道札幌市南区南30条西8-1-1

公益財団法人東日本盲導犬協会  TEL:028-652-3883
〒321-0342 栃木県宇都宮市福岡町1285

公益財団法人日本盲導犬協会神奈川訓練センター 連絡先:東京事務所03-5452-1266
〒223-0056 神奈川県横浜市港北区新吉田町6001-9

社会福祉法人中部盲導犬協会  TEL:052-661-3111
〒455-0066愛知県名古屋市港区寛政町3-41-1

公益財団法人関西盲導犬協会  TEL:0771-24-0323
〒621-0027 京都府亀岡市曽我部町犬飼未ヶ谷18-2

社会福祉法人日本ライトハウス盲導犬訓練所  TEL:0721-72-0914
〒585-0055大阪府南河内郡千早赤阪村東阪1202

社会福祉法人兵庫盲導犬協会  TEL:078-995-3481
〒651-2212 兵庫県神戸市西区押部谷町押部24

公益財団法人九州盲導犬協会  TEL:092-324-3169
〒819-1122 福岡県糸島市東702-1


【本件に関する問い合わせ先】
全国盲導犬施設連合会 
〒162-0065 東京都新宿区住吉町5-1吉村ビル2階
TEL:03-5367-9770/FAX:03-5367-9771
e-mail:info@gd-rengokai.jp
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