法人別リリース Mon, 16 Jan 2023 14:00:00 +0900 hourly 1 新規免疫抑制薬の開発につながる抗PD-1抗体を発見 /release/202301122049 Mon, 16 Jan 2023 14:00:00 +0900 神戸医療産業都市推進機構       新規免疫抑制薬の開発につながる抗PD-1抗体を発見      神戸医療産業都市推進機構(神戸市中央区、理事長:本庶佑/以下、当機構)先端医療研究センター免疫機構研究部の太田明夫部長の研究...  

 
 
新規免疫抑制薬の開発につながる抗PD-1抗体を発見  
 
 神戸医療産業都市推進機構(神戸市中央区、理事長:本庶佑/以下、当機構)先端医療研究センター免疫機構研究部の太田明夫部長の研究成果が米国東部時間1月13日付けの米国科学誌『Science Immunology』に掲載されましたのでお知らせします。
 太田部長、但馬正樹上席研究員とMeiji Seikaファルマ株式会社より出向の鈴木健介研究員、德丸陽介研究員、大城裕也研究員は、医薬基盤・健康・栄養研究所(永田諭志リーダー、鎌田春彦リーダー)、理化学研究所(木原美帆技術員、中野浩平技術員)、京都大学(本庶佑特別教授/当機構理事長)との共同研究により、がんの免疫治療に用いられているこれまでのものとは全く別種の抗PD-1抗体の中に、PD-1の免疫抑制活性を誘導できるアゴニスト抗体を見出しました。動物実験の結果は、この新規抗体がT細胞によって誘発される炎症性疾患に対して効果的であることを示しています。さらには抗PD-1アゴニスト抗体のFcレセプターへの親和性が免疫抑制効果増強の鍵であることを突き止め、ヒト免疫細胞に対してより実効性のある抗体への改良にも成功しました。
これらの知見は、過剰な免疫反応が原因で起こる炎症性疾患の新規治療法への応用が期待されます。
 
【本研究のポイント】
●我々は免疫抑制作用を刺激するタイプの抗PD-1抗体を発見しました
●PD-1とは免疫反応を抑制する分子であり、本庶佑理事長のノーベル賞受賞はPD-1の機能を阻害する抗体を利用した新しいがんの治療法に対するものでした(下図A)
それに対して、がん治療に利用されるものとは全く別種の抗PD-1抗体が真逆の作用、すなわちPD-1による免疫抑制作用を誘導するメカニズムを、今回解明しました(下図B)
●この発見は、自己免疫疾患など過剰な免疫反応が原因となっている炎症性疾患の新規治療法に結びつく可能性があります

 
 がん治療に利用されている抗PD-1抗体(ブロッキング抗体)が免疫反応を強化するのに対し、今回発見 されたアゴニスト抗体は結合部位が異なっており、積極的に免疫抑制を誘導する機能を有する。 
   当機構は本研究において、Meiji Seikaファルマとの創薬・バイオ分野における共同研究「PD-1の免疫抑   制活性による自己免疫疾患を含む炎症性疾患の治療」(HBIイノベーションプログラム)を進めています。 
※研究成果等の具体的な内容につきましては、添付資料をご参照ください。
 
■ 発表者
太田(おおた) 明夫(あきお)
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
先端医療研究センター 免疫機構研究部  研究部長
1998年、東北大学大学院薬学研究科博士課程修了(薬学博士)。2000年米国国立衛生研究所で客員研究員。2004年米国ノースイースタン大学の助教授。2016年4月より現職。

 
先端医療研究センター 免疫機構研究部
“免疫学研究は人々の健康な生活のために”
免疫系の不調は非常に多岐にわたる疾患を引き起こします。我々の研究目的は、免疫系の活性を適切なレベルに是正することによって、多種多様な疾患の治療に結びつけることです。免疫のシステムの中には免疫反応の強度を抑制するメカニズムが備わっており、その働きを人為的に向上させることができれば、過剰な免疫反応を抑制して数々の炎症性疾患の症状を改善できるものと期待されます。また、炎症性疾患を発症するリスクについて早い段階で把握することができれば、治療方針の決定において重要な情報をもたらすことができます。そのために我々は炎症性の変化を早期に検知するのに役立つマーカーの探索を行っています。
https://www.fbri-kobe.org/laboratoy/research1/
 
Science Immunology(サイエンス・イムノロジー)
サイエンス・イムノロジーは科学誌『Science』の姉妹誌で、世界で最も歴史ある学術団体のひとつである米国科学振興協会(AAAS: The American Association for the Advancement of Science)が発行する、免疫学研究に特化したトップジャーナルです。
https://www.science.org/content/page/science-immunology-mission-and-scope
 
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
(FBRI: Foundation for Biomedical Research and Innovation at Kobe)
神戸医療産業都市推進機構は、阪神・淡路大震災からの創造的復興プロジェクト「神戸医療産業都市」の中核的支援機関および先端医療研究機能を併せ持つ財団法人先端医療振興財団として2000年3月に設立されました。2018年4月、神戸医療産業都市推進機構へと組織を発展的に改組し「健康長寿社会に向けた課題解決策を神戸から世界へ発信する」ことを掲げ事業を推進しています。
 
[参考]「HBIイノベーションプログラム」に関しては以下もご覧ください。
■ 令和3(2021)年5月18日付「Meiji Seikaファルマ株式会社との共同研究の契約延長について~自己免疫疾患治療薬候補抗体の創出に成功!~」
https://www.fbri-kobe.org/upload/view.php?news_id=815&type=main
 
 
]]>
骨髄異形成症候群由来エクソソームによる骨髄微小環境を介した造血不全の新規メカニズムを解明 /release/202205131142 Fri, 13 May 2022 15:53:39 +0900 神戸医療産業都市推進機構      神戸医療産業都市推進機構(理事長:本庶佑、以下「当機構」)は、林康貴特任研究員(当機構先端医療研究センター血液・腫瘍研究部、日本学術振興会特別研究員SPD)、井上大地血液・腫瘍研究部長、北... 公益財団法人神戸医療産業都市推進機構

 
 
 神戸医療産業都市推進機構(理事長:本庶佑、以下「当機構」)は、林康貴特任研究員(当機構先端医療研究センター血液・腫瘍研究部、日本学術振興会特別研究員SPD)、井上大地血液・腫瘍研究部長、北村俊雄センター長(研究当時:東京大学医科学研究所(細胞療法分野)教授、現:当機構先端医療研究センター長)らの研究チームが、骨髄異形成症候群(MDS)由来エクソソームによる骨髄微小環境を介した造血不全の新規メカニズムを解明し、その研究成果が5月10日(火)(米国東部時間午前11時)、国際科学誌『Cell Reports』にオンライン掲載されましたので、お知らせします。
 


正常造血細胞は骨芽細胞系列にコミットした間葉系幹細胞によるサポートを受けています(図上)。しかし、MDS細胞は細胞外小胞(エクソソーム)を介して、間葉系幹細胞の骨芽細胞系列への分化を抑制し、正常造血への支持力が低下します(図下)。それにより本来は弱々しいはずのMDS細胞が骨髄内でドミナントになり、病期が進展していきます。その副産物として、MDSでは造骨が低下し、骨粗しょう症のリスクが高まります。
 
【本研究のポイント】
 MDSは造血幹細胞レベルでの遺伝子変異を伴う予後不良な悪性腫瘍です。
 高齢者に多いMDS細胞は、それ自身では弱々しいクローンであり、細胞自律的には増殖することが難しい細胞です。また、MDS患者では骨粗しょう症が多いことが知られています。
 MDS患者の骨髄では残存している遺伝子変異をもたない「正常」なはずの造血幹細胞も強く障害を受けていることがわかりました。
 しかし、その抑制作用は、血球細胞間での直接的な作用ではなく、周囲の支持的ニッチとして重要な間葉系幹細胞を介していました。
 MDS細胞はエクソソームを介して間葉系幹細胞の骨へのコミットメントを阻害し、ヒトでも認められるように骨形成を障害させます。この骨への正常なコミットメントが正常造血に必須であるために、MDS細胞が相対的に優位となり病期が進展していくと考えられます。
 さらにMDS細胞が分泌するエクソソーム内のmiRNAが間葉系幹細胞の分化を抑制していることもヒト・マウスの広範な探索から明らかとしました。
 
 MDSは造血幹細胞移植の適応外となる高齢者が圧倒的多数を占めることから、造血不全に至る原因となるMDS由来エクソソームを制御することで、輸血依存から回避できるなど、今後の新たな治療戦略につながることが期待されます。
 
※研究成果等の具体的な内容につきましては、添付資料をご参照ください。
 
 
■ 発表者
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
先端医療研究センター 血液・腫瘍研究部
特任研究員 林 康貴

東京大学医科学研究所細胞療法分野での学位取得を経て、2019年より血液・腫瘍研究部研究員。2020年より日本学術振興会特別研究員(SPD)。理化学研究所客員研究員。骨髄微小環境の研究に従事。
 
 
 
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
先端医療研究センター 血液・腫瘍研究部
研究部長 井上 大地

神戸市立医療センター中央市民病院に5年間勤務後、東京大学医科学研究所、 米国メモリアルスロンケタリングがんセンターで計9年間白血病研究に従事し、 2019 年より血液・腫瘍研究部上席研究員(グループリーダー)。2021年より同部長。京都大学・神戸大学客員准教授兼任。
 
 
 
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
先端医療研究センター長 北村 俊雄

東京大学医学部附属病院で2年間の内科研修後、東京大学第三内科で血液内科の臨床と研究を6年間行った。その間、国立がんセンター研究所ウイルス部で2年間リサーチレジデントとして研究。その後、米国DNAX研究所に留学、8年間サイトカインシグナル伝達の研究を行った。1996年から東京大学医科学研究所で25年間研究室を主宰。2022年4月から現職。
 
 
 
 
 
 
]]>
アルツハイマー病の脳血管障害を起こす分子メカニズムを初めて解明 /release/202109210334 Sun, 26 Sep 2021 10:00:00 +0900 神戸医療産業都市推進機構      神戸医療産業都市推進機構(神戸市、理事長:本庶佑)では、先端医療研究センター神経変性疾患研究部の星美奈子研究部長、笹原智也研究員らの研究グループが、新潟大学脳研究所の柿田明美教授、他田真理... 公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
 

 
 神戸医療産業都市推進機構(神戸市、理事長:本庶佑)では、先端医療研究センター神経変性疾患研究部の星美奈子研究部長、笹原智也研究員らの研究グループが、新潟大学脳研究所の柿田明美教授、他田真理准教授と共同し、アルツハイマー病の発症を促進すると考えられている脳血管障害の起きる分子メカニズムを明らかにすることに初めて成功したことをお知らせします(下図参照)。
 
研究の概要(Sasahara et al., iScience (2021),
graphical abstract改変)
 
 本研究成果は、脳と血管の二つの側面から相乗的にアルツハイマー病を治療できる全く新しい治療法開発に繋がる可能性が期待できます。つまり、アミロスフェロイドとNAKα3の相互作用が、脳実質と血管の双方でアルツハイマー病の新たな創薬標的となり得ることを示唆しています。
 なお、本研究成果は米国学術誌『iScience』に掲載されました。
 
【本研究のポイント】
●アルツハイマー病患者の脳微小血管において、不溶性アミロイドβ凝集体は血管内皮と血管平滑筋双方に 蓄積するが、水溶性であるアミロスフェロイドは主に血管内皮に沈着する
●アミロスフェロイドは、血管内皮の細胞膜上にある、シグナル伝達に関連する分子が集積するカベオラと呼ばれるくぼみに存在するNAKα3に結合することで、血管の弛緩反応を阻害する
●アミロスフェロイドとNAKα3が相互作用することで内皮型NO合成酵素がリン酸化され不活性化型になり、それによってNOが減少するために血管の弛緩が阻害されることを示した
●アミロスフェロイドによる内皮型NO合成酵素の不活性化は、ミトコンドリアにおける活性酸素種の産生とそれに続くプロテインキナーゼC活性化によって誘導される。これは従来報告されているNO産生の制御機構とは異なることが解った
 
 アミロイドβに由来する凝集体は、アルツハイマー病脳で起こる神経細胞死の原因と考えられていますが、それに加えて、血管弛緩反応を阻害し脳血流を低下させるなどの血管障害の原因となることも示唆されていました。しかしながら、様々な分子サイズのアミロイドβ凝集体がある中で、どれが、どういう分子メカニズムで血管障害を起こすかは、実は殆ど解明されていませんでした。
 研究グループは、アルツハイマー病の神経細胞死の分子メカニズムの解明に長年取り組んでおり、まず、患者脳から神経細胞死の原因と考えられる約30分子のアミロイドβが集合し形成された球状構造体「アミロスフェロイド」を発見し(Hoshi et al., PNAS 100:6370, 2003: Noguchi et al., JBC 284:32895, 2009)、次に、アミロスフェロイドが神経細胞の生存と機能に必須であるα3型ナトリウムポンプ(NAKα3)に結合し、そのポンプ活性を阻害することで神経細胞死を誘導することを証明しました(Ohnishi et al., PNAS 112:E4465, 2015)。
 今回、笹原研究員らは、ラットの血管とヒト脳微小血管由来の初代培養細胞を駆使することで、驚いたことにアミロスフェロイドが、血管の内側を覆う内皮細胞上でNAKα3に結合し、生理的な制御機構とは異なる分子メカニズムで血管弛緩反応を阻害することを発見しました。興味深いことに、神経と血管の双方でNAKα3がアミロスフェロイドの共通のターゲットとなるにも関わらず、下流での分子メカニズムは全く異なることも解りました。
 
※研究成果等の具体的な内容につきましては、添付資料をご参照ください。
 
■ 発表者
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
星美奈子研究部長/ 先端医療研究センター 神経変性疾患研究部
東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。国立精神・神経センターで研究員、三菱化学生命科学研究所において主任研究員などを務めたのち、2009年より京都大学大学院医学研究科・特定准教授。2011年4月より当機構の客員上席研究員を兼任し、2018年4月より現職。
笹原智也研究員/先端医療研究センター 神経変性疾患研究部
2014年3月に神戸学院大学大学院食品薬品総合科学研究科博士課程修了(博士(薬学))。2014年4月よりTAOヘルスライフファーマ株式会社で研究員を務めつつ、当機構の客員研究員を兼任。2019年5月より現職。
 
 
 
■お問合せ
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
経営企画部 広報戦略課
TEL: 078-306-2231 E-mail: kbic-pr(末尾に @fbri.org をつけてください)
]]>
年に一度の開催!「神戸医療産業都市 一般公開 2021 ONLINE」 /release/202109129936 Mon, 13 Sep 2021 16:00:00 +0900 神戸医療産業都市推進機構  最先端の医療と科学の現場を年に一度大公開する「神戸医療産業都市(KBIC)一般公開」。毎年延べ10,000人以上に来訪いただいている神戸医療産業都市最大の市民向けイベントです。  見学ツアーや実験... 公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構
 最先端の医療と科学の現場を年に一度大公開する「神戸医療産業都市(KBIC)一般公開」。毎年延べ10,000人以上に来訪いただいている神戸医療産業都市最大の市民向けイベントです。
 見学ツアーや実験体験など、実際に見て、触れて、学べることがこのイベントの特徴ですが、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、今年もオンライン上で開催いたします。
 本日、特設サイトをオープンしました。開催までに少しずつ、イベントの内容を特設サイトでご紹介していきますので、ぜひご覧ください!
 
1.日時
令和3年10月30、31日(土・日)
10月30日(土)10時~
一般公開特設サイトにて公開予定
https://www.fbri-kobe.org/kbic/ippankoukai/
 
神戸医療産業都市一般公開2021 ONLINE
 
2. 見どころ
 今年のイチオシは、「KBIC見学動画ツアー」。お笑い芸人のドキドキ☆純情ガールズが、普段入ることができないKBIC内の病院や研究機関を訪れ、各団体がどのようなことをしているか、楽しく・分かりやすくご紹介します!また、スーパーコンピュータ「富岳」をバーチャルで見て触れることができるコンテンツ(バーチャルツアー&バーチャルツイン)、各団体が企画するクイズやゲーム、セミナーなど、様々なイベントを通して、楽しみながら最先端の医療や科学に触れることができます。
 医療関係者を目指すお子さま向けのセミナー(日本医師会 治験促進センター)、実験ショーや展示室ツアー(バンドー神戸青少年科学館)などのライブ配信も注目です!
イベントを楽しんだ後は、「クイズ神戸医療産業都市」に挑戦しましょう!抽選により豪華プレゼントもご用意しております。
 今年もお家で、一般公開をご満喫ください!!特設サイトへのお越しを「神戸医療産業都市 一日特別研究員 かもめん」と共にお待ちしております。
 
3.参加団体神戸市、神戸医療産業都市推進機構、計算科学振興財団、高度情報科学技術研究機構、甲南大学フロンティアサイエンス学部、神戸大学、日本ベーリンガーインゲルハイム㈱神戸医薬研究所(KPRI)、兵庫県立大学 神戸情報科学キャンパス、理化学研究所
 
4.協力団体
アエラスバイオ㈱、科学技術振興機構(JST)、神戸学院大学、神戸低侵襲がん医療センター、神戸大学医学部附属病院 国際がん医療・研究センター、兵庫県立粒子線医療センター附属神戸陽子線センター、日本医師会 治験促進センター、NEXT VISION、㈱NTTデータ、バンドー神戸青少年科学館、兵庫県臨床工学技士会、兵庫県放射線技師会、兵庫県言語聴覚士会、兵庫県作業療法士会、兵庫県臨床検査技師会
]]>
夏休みに親子で学べる 神戸医療産業都市「オンライン授業」 開催! /release/202107217993 Wed, 21 Jul 2021 16:30:00 +0900 神戸医療産業都市推進機構 小学校高学年~中学生の児童・生徒のみなさんを対象に、夏休み期間限定の神戸医療産業都市「オンライン授業」(無料)を公開します。開催2年目となる今年は、神戸医療産業都市で働くママチームがアイデアを出し、...  
1.動画公開期間:2021年7月21日~8月31日(オンライン掲載)
  
2.対象:小学生(高学年程度)・中学生および保護者
 
3.感想受付期間:2021年7月21日~9月3日
 
4.動画および応募に関する詳細:https://www.fbri-kobe.org/kbic/kids-study/2021/
 
5.主催:神戸医療産業都市推進機構  共催:神戸市
]]>
アルツハイマー病発症メカニズムの正しい理解に基づく 多角的治療戦略の提案 /release/202105205145 Fri, 21 May 2021 14:00:00 +0900 神戸医療産業都市推進機構      神戸医療産業都市推進機構(神戸市、理事長:本庶佑、以下「当機構」)は、星美奈子博士(当 機構先端医療研究センター神経変性疾患研究部長)の研究成果が英国薬理学会誌『British Journ... 公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構
 

 
 神戸医療産業都市推進機構(神戸市、理事長:本庶佑、以下「当機構」)は、星美奈子博士(当
機構先端医療研究センター神経変性疾患研究部長)の研究成果が英国薬理学会誌『British Journal of Pharmacology』に掲載されたことを、お知らせします。
 星博士のこのたびの研究論文は、アルツハイマー病の根本的治療に結び付く画期的な提案として極めて高い評価を受けており、同誌はその卓越した貢献を称え、研究の一端を表紙に飾っています。
 
 BJP表紙掲載(左)と卓越した貢献を称えるCertificate=証明書が授与された(右)
 
【本研究のポイント】
l アルツハイマー病に対して高度な独自技術の蓄積が必要となる多角的治療戦略を提案した
具体的には(1)次世代創薬で注目される中分子薬によりアミロイドβ(Aβ)凝集体表面とナトリウムポンプの相互作用を阻止、(2)低分子薬によるナトリウムポンプ自体を活性化、(3)Aβの凝集体であるアミロスフェロイドを形成前に阻害し超早期医療を実現の3つのアプローチ
l 星博士は神経細胞死のきっかけとなる毒性構造体とそれらが神経の活動に必要なナトリウムポンプの働きを阻害することを既に証明しており、ナトリウムポンプへのダメージを阻止する薬物候補の開発に成功している
 
 パーキンソン病においても原因は凝集体によるナトリウムポンプの活性阻害であることから、このたびの治療戦略はアルツハイマー病を超えた波及効果が期待されます。
※研究成果等の具体的な内容につきましては、添付資料をご参照ください。
 
FBRI 先端医療研究センター
星 美奈子 神経変性疾患研究部長

東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。国立精神・神経センターで研究員、三菱化学生命科学研究所において主任研究員などを務めたのち、2009年より京都大学大学院医学研究科・特定准教授。2011年4月より当機構の客員上席研究員を兼任し、2018年4月より現職。
 
 
]]>
ごく少数の「マイナーイントロン」が がんを導くメカニズムを初めて解明 /release/202104123539 Tue, 13 Apr 2021 09:00:00 +0900 神戸医療産業都市推進機構  神戸医療産業都市推進機構(神戸市、理事長:本庶佑、以下「当機構」)は、井上大地博士(当機構先端医療研究センター血液・腫瘍研究部上席研究員)の研究成果が2021年4月12日(月)午前11時(米国東部... 公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構
 神戸医療産業都市推進機構(神戸市、理事長:本庶佑、以下「当機構」)は、井上大地博士(当機構先端医療研究センター血液・腫瘍研究部上席研究員)の研究成果が2021年4月12日(月)午前11時(米国東部時間)、13日(火)午前0時(日本時間)、国際科学誌Nature Genetics(オンライン版)に掲載されましたので、お知らせします。
 井上博士が、米国メモリアルスロンケタリングがんセンター、フレッドハッチンソンがん研究センターらとの共同研究により、我々の遺伝子(DNA)の中にごく少数しか存在しない「マイナーイントロン」と呼ばれる遺伝情報を含まない配列が適切に除去(スプライシング)できないことで発がんに至る新しいメカニズムを初めて解明しました。

  研究の外観図
 2019年にNatureに報告した内容と合わせて、スプライシングの異常による発がん機構は近年とても注目されており、今後の治療応用につながる研究成果と言えます。
 
【本研究のポイント】
(1)白血病を中心に様々ながんに共通する「スプライシング」を介した未知の発がん機構を解明した
 
(2)ごく少数の重要な遺伝子のみに含まれる「マイナーイントロン」がスプライシングの異常により適切に取り除くことができなくなる現象を見出し、ヒト検体・モデルマウス・ゲノム編集技術を用いてその機構を明らかにした
 
(3)近年注目のがん抑制遺伝子であるLZTR1遺伝子に含まれるマイナーイントロンがスプライシング異常により除去されず、LZTR1の機能喪失をきたして発がんに至る新たな現象を発見した
 
(4)スプライシング異常の原因として、マイナーイントロンを制御するZRSR2遺伝子の変異だけでなくマイナーイントロン自身の変異も発見し、ゲノム上の非コード領域の重要性をあらためて提示した
 
(5)マイナーイントロンを介した「マイナー」でない発がん機構に基づいた治療応用が期待される
 
※研究成果等の具体的な内容につきましては、添付資料をご参照ください。
 
■ 発表者
井上 大地
神戸市立医療センター中央市民病院に5年間勤務後、東京大学医科学研究所、米国メモリアルスロンケタリングがんセンターで計9年間白血病研究に従事し、2019年より現職、  
■ 報道に関するお問合せ
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
経営企画部 広報戦略課 太田
TEL: 078-306-2231 E-mail: kbic-pr(末尾に @fbri-kobe.org をつけてください)
 
※FBRIのロゴは、公益財団法人神戸医療産業都市推進機構の登録商標です。
 
 
]]>
令和3年度 神戸医療産業都市研究開発助成金 公募開始 /release/202104053288 Mon, 05 Apr 2021 14:00:00 +0900 神戸医療産業都市推進機構 記者資料提供(令和3年4月5日) 公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構  クラスター推進センター 都市運営課  松浦・藤田・前原 TEL:078-306-2230   令和3年度 神戸医療産業都市... 記者資料提供(令和3年4月5日)
公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構 
クラスター推進センター 都市運営課 
松浦・藤田・前原
TEL:078-306-2230


 
令和3年度 神戸医療産業都市研究開発助成金 公募開始
 
神戸医療産業都市に集積した企業や研究機関・大学、医療機関等の連携融合を一層強化し、新たなイノベーションの創出を促進することを目的とした「神戸医療産業都市研究開発助成金」は、令和2年度に引き続き社会情勢等を鑑み、社会貢献性が極めて高い対策(新型コロナウイルス感染症(COVID‐19))に係る新たな技術や製品・サービスの創出に繋がると認められる研究・事業も対象事業に加え、本日より令和3年度の公募を開始します。
 
○神戸医療産業都市研究開発助成金
1.対象者
(1)共同研究・共同事業枠
  神戸医療産業都市に拠点を有する大学、研究機関、医療機関または企業等の法人、もしくは神戸市内に
  拠点を有する大学、研究機関または医療機関
(2)若手研究者支援枠
  上記(1)に該当する法人に所属する、令和3年4月1日時点で満40歳未満の研究者・技術者等
 
2.対象事業
(1)共同研究・共同事業枠
  神戸医療産業都市の発展に資する新たな技術や製品・サービスの創出に繋がると認められ、かつ他の
  企業や団体(神戸市外に立地するものでも可)と共同で行われる研究・事業
 ※ 社会情勢等を鑑み、社会貢献性が極めて高い対策(新型コロナウイルス感染症(COVID‐19))に
  係る新たな技術や製品・サービスの創出に繋がると認められ、かつ他の企業や団体と共同で行われる研
  究・事業も対象事業とします。
(2)若手研究者支援枠
  神戸医療産業都市の発展に資する新たな技術や製品・サービスの創出に繋がると認められる研究
 ※ 社会情勢等を鑑み、社会貢献性が極めて高い対策(新型コロナウイルス感染症(COVID‐19))に
  係る新たな技術や製品・サービスの創出に繋がると認められる研究・事業も対象事業とします。
 
3.助成金額
(1)共同研究・共同事業枠
   対象経費の合計額の2分の1以内(限度額1,000万円)
(2)若手研究者支援枠
 ア.対象者が大学・研究機関・医療機関に所属する場合
   対象経費の合計額の10分の10以内(限度額250万円)
 イ.対象者が企業に所属する場合
   対象経費の合計額の2分の1以内(限度額250万円)
 
4.助成対象期間
 令和3年4月1日から令和6年3月末日までの3年を上限とします。
 
○申請方法等
1.公募期間
 令和3年4月5日(月曜)から令和3年5月12日(水曜)必着
 ※ 申請書は、郵送または持参で提出してください。
 ※ 持参される場合は土曜・日曜・祝日を除く9時から12時、13時から17時にお越しください。
 
2.交付決定(予定)
 令和3年7月末
 
3.交付要綱・公募要領・様式
 以下のページより資料をダウンロードできます。
 神戸医療産業都市推進機構 助成金・補助金のご案内:
  https://www.fbri-kobe.org/cluster/support/jyosei1
 
4.申請受付・問い合わせ先
 窓 口:公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構
     クラスター推進センター 都市運営課
 所在地:神戸市中央区港島南町1丁目5-2 神戸キメックセンタービル7階
 TEL:078-306-2230 FAX:078-306-0752
 メール:kbic-unei(@fbri-kobe.orgを付けてください。)
 
◇神戸医療産業都市推進機構 助成金関連リンク◇
神戸ライフサイエンスギャップファンド補助金
https://www.fbri-kobe.org/cluster/support/jyosei1#lifeScience01
 
]]>
「神戸ライフサイエンスギャップファンド補助金」公募開始! /release/202103302981 Tue, 30 Mar 2021 14:00:00 +0900 神戸医療産業都市推進機構   資料提供(令和3年3月30日) 公益財団法人神戸医療産業都市推進機構 嶋井 TEL:078-306-0719 FAX:078-306-0752       「神戸ライフサイエンスギャップファンド...  
資料提供(令和3年3月30日)
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構 嶋井
TEL:078-306-0719 FAX:078-306-0752
 
 

 
「神戸ライフサイエンスギャップファンド補助金」公募開始!
 
ライフサイエンス分野のスタートアップ支援に取り組む神戸市および神戸医療産業都市推進機構は、スタートアップ等の着実な成長を支援するため、神戸市内に拠点を有するスタートアップ企業及び起業を予定している研究者等に対し、技術シーズの実用性の検証や事業化に向けた研究開発等に要する経費を補助する「神戸ライフサイエンスギャップファンド補助金」の公募を開始します。
 
 
1.補助対象者
(1)下記の何れかに該当する令和3年4月1日時点で設立5年以内の企業等の法人(中小企業基本法
   第2条第1項各号に該当しない企業を除く)
 ・ 神戸市内に本社又は主たる事業所を有する法人
 ・ 神戸医療産業都市に拠点を有する法人
(2)下記の何れかに該当し、神戸市内での創業を具体的に計画している個人
 ・ 神戸市内に拠点を有する大学、研究機関又は医療機関に所属する個人
 ・ 神戸市内に本社又は主たる事業所を有する企業等の法人に所属する個人
 ・ 神戸医療産業都市に拠点を有する企業等の法人に所属する個人
 
2.補助対象事業
ライフサイエンス分野における研究開発シーズの事業化を促進するために行う事業
 
3.補助金額等
限度額 500万円(補助率 10/10)
 
4.補助対象期間
令和3年4月1日から令和4年2月末日まで
 
5.公募期間
令和3年4月1日(木曜)から令和3年4月26日(月曜)(必着)
※ 申請書は、郵送または持参で提出してください。
※ 持参される場合は、土曜・日曜を除く9時から12時、13時から17時にお越しください。
 
6.交付決定(予定)
令和3年6月
 
7.交付要綱・公募要領・様式
下記ホームページからダウンロードできます。
神戸医療産業都市推進機構 URL: https://www.fbri-kobe.org/cluster/support/jyosei1
 
8.申請受付・問い合わせ先
公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構 クラスター推進センター 事業推進課
神戸市中央区港島南町1丁目5-2 神戸キメックセンタービル7階
TEL:078-306-0719  FAX:078-306-0752
メール:start-up(末尾に@fbri.orgを付けてください。)
 
]]>
大学生と神戸医療産業都市が市民向けPR冊子を共同制作! /release/202103152261 Mon, 15 Mar 2021 14:00:00 +0900 神戸医療産業都市推進機構   記者資料提供(令和3年3月15日) 公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構  クラスター推進センター 都市運営・広報課  高木 TEL:078-306-2231 E-MAIL:kbic-pr(末...  
記者資料提供(令和3年3月15日)
公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構 
クラスター推進センター 都市運営・広報課 
高木
TEL:078-306-2231
E-MAIL:kbic-pr(末尾に@fbri.orgを付けて下さい。)
 ~大学生と神戸医療産業都市が共同制作!  市民向けPR冊子「KOBE 最先端医療 BOOK」~ 神戸市長への贈呈式を開催します。
 
 神戸の大学生4名が取材やライティングを行い、市民に神戸医療産業都市を紹介するための全く新しい冊子を制作しました。
下記日程にて大学生から久元神戸市長へ本冊子の贈呈ならびに制作報告を行います。
※大学生は神戸ソーシャルキャンパス(下記4)に属する学生です。
     
1.日時
2021年3月16日(火) 11時30分~
 2.場所
神戸市役所1号館15階 第2応接室
3.出席者
神戸市長              久元 喜造   
神戸ソーシャルキャンパス      祖開 彩
神戸ソーシャルキャンパス      小野 照太郎

  
4.神戸ソーシャルキャンパスについて
関西の大学生の「学街活動」をサポートする拠点。
httpps://kobesocialcampus.net/
5. 制作に参画した大学生について
神戸ソーシャルキャンパスのライティングチームに属する学生4名
神戸大学      経営学部 4年生 長谷川 雅也
甲南大学      経営学部 4年生 祖開 彩
神戸市外国語大学 外国語学部 3年生 池田 多賀子
近畿大学短期大学部  商学科 1年生 小野 照太郎
6.お問い合わせ先
公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構都市運営・広報課
TEL:078-306-2231
E-MAIL:kbic-pr(末尾に@fbri.orgを付けて下さい。)
 
 
神戸医療産業都市 市民向けPR冊子 「KOBE 最先端医療 BOOK」 概要について
 
1.概要
市民に「神戸医療産業都市の取り組みについて知っていただく」ために大学生が主体となって作成しました。神戸医療産業都市が大学生とともに制作を行ったのは今回が初めてであり、2020年8月25日に神戸医療産業都市推進機構、神戸市とのキックオフ会議を皮切りに、取材と編集を重ね、2021年3月に完成いたしました。新型コロナが大学生の学街活動にも影響する中ではありましたが、オンライン会議を活用して制作にとりくみました。この冊子の制作を契機に、大学生との継続的な協力連携体制を構築し、「若者に選ばれるまち」の推進をはかります。
 
2.主な内容
・神戸医療産業都市 世界初!日本初!NO.1
・「教えて、本庶先生!最先端の医療って?」・・・(本庶佑神戸医療産業都市推進機構理事長 取材)
・大学生が聞く 「富岳について知りたい5つのこと」
・大学生が体験 国産初の手術支援ロボット「hinotori™」に会いに行ってきました!
・その他 市民の声(アンケート結果)、新型コロナウイルス取組紹介等
  

 
3.体裁
①推進機構HP上にて公開予定。
②B5・A4 20ページで発行(表紙含む)
4.配布先・発行部数・発行時期
・配布先:市民が手に取りやすい場所を中心に調整中(公共施設、コンビニ、大学等)
・発行部数:4000部程度
・発行予定時期:2021年3月末
5.URL
本冊子PDF 2021年3月15日(月)公開予定
https ://www.fbri-kobe.org/kbic/download/
 
]]>
田口明彦・脳循環代謝研究部長ら日独英・国際研究グループの研究成果が米科学誌Stem Cellsに掲載 /release/202103092001 Thu, 11 Mar 2021 20:00:00 +0900 神戸医療産業都市推進機構   ※報道解禁日時:2021年3月11日20時以降   記者資料提供:令和3(2021)年3月10日 公益財団法人神戸医療産業都市推進機構 クラスター推進センター 都市運営・広報課 E-mail:k... 公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
 
※報道解禁日時:2021年3月11日20時以降
 
記者資料提供:令和3(2021)年3月10日
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
クラスター推進センター 都市運営・広報課
E-mail:kbic-pr(末尾に @fbri-kobe.orgをつけてください)
 
—— 次世代細胞治療への期待 ——
田口明彦・脳循環代謝研究部長ら日独英・国際研究グループの研究成果 「幹細胞治療による再生促進・炎症制御メカニズム解明」が米科学誌に掲載
 
神戸医療産業都市推進機構(神戸市中央区、理事長:本庶佑)は、田口明彦研究部長(先端医療研究センター脳循環代謝研究部)らの国際研究グループによる研究成果が、2021年3月11日(日本時間11日20時)、米科学誌電子版「Stem Cells」に掲載される予定ですのでお知らせいたします。
 
ポイント
間葉系幹細胞を使った幹細胞治療による脳神経機能再生および過剰炎症制御メカニズムを解明
全く想定されていなかった間葉系幹細胞のメカニズムが判明
作用メカニズムが判明したことにより、より効果的な次世代細胞治療開発が可能に
図:間葉系幹細胞から血管内皮細胞へのギャップ結合を介した蛍光物質の移動
脳梗塞モデルマウスの血管内に、蛍光物質を封入した間葉系幹細胞投与10分後の脳梗塞領域の蛍光顕微鏡写真。血管内皮細胞の細胞膜にギャップ結合の集積部位があり、その部位から蛍光物質が血管内皮細胞内に移動したことが観察された。なお、投与した幹細胞は、既に血流で流されておりこの部位では観察されない。
 
 同グループでは、昨年度に造血幹細胞の血管再生促進メカニズムを解明、発表1しており、今回の間葉系幹細胞での成果と合わせ、国内外の幹細胞を使った再生医療に汎用されている造血幹細胞および間葉系幹細胞の両者のメカニズムを解明しました。
 また間葉系幹細胞を使った幹細胞治療は、新型コロナウイルス感染症による致死性肺障害への有効性が期待されており、本研究の成果はその治療法開発にも貢献すると考えられています。
 
研究成果の具体的な内容は、添付資料をご参照ください。
 
※FBRIのロゴは、公益財団法人神戸医療産業都市推進機構の登録商標です。
]]>