法人別リリース Wed, 04 Jan 2023 21:00:00 +0900 hourly 1 モデルナ、オリシロジェノミクス株式会社を買収へ /release/202212271728 Wed, 04 Jan 2023 21:00:00 +0900 オリシロジェノミクス 報道関係各位 2023年1月4日 モデルナ、オリシロジェノミクス株式会社を買収へ   オリシロ社の合成生物学および酵素技術は、 モデルナの治療薬およびワクチンのポートフォリオ拡大をサポート 買収によ... 2023年1月4日
モデルナ、オリシロジェノミクス株式会社を買収へ
 
オリシロ社の合成生物学および酵素技術は、
モデルナの治療薬およびワクチンのポートフォリオ拡大をサポート
買収により、モデルナは一連のプラットフォーム技術を強化

この資料は、モデルナ(マサチューセッツ州ケンブリッジ)およびオリシロジェノミクス株式会社(東京)が2023年1月4日(米国東部時間)に発表したものを日本語に翻訳したもので、報道関係者の皆さまに参考資料として提供するものです。資料の内容および解釈については、英語が優先されます。英語版は、https://www.modernatx.comをご参照下さい。
 
【マサチューセッツ州ケンブリッジおよび東京、2023年1月4日発】メッセンジャーRNA(mRNA)治療薬とワクチンのパイオニアであるバイオテクノロジー企業のモデルナ(NASDAQ:MRNA)と無細胞DNA合成および増幅技術のパイオニアであるオリシロジェノミクス株式会社(以下、オリシロ社)は、モデルナがオリシロ社を8500万ドルで買収する契約を締結したことを本日発表しました。
 
モデルナの最高経営責任者ステファン・バンセル(Stéphane Bancel)は、「この買収により、mRNA製造の重要な構成要素であるプラスミドDNAの無細胞合成および増幅におけるベストインクラスの手法が得られます。オリシロ社の技術は、当社の製造に関する専門知識を戦略的に補完し、研究開発をさらに加速させます。オリシロ社をモデルナの一員として迎えることを楽しみにしています」と述べています。
 
オリシロ社の最高経営責任者バシルディン ナセル 加藤(Nasir Kato Bashiruddin)は「モデルナは、革新的なプラットフォームとmRNA治療薬を通じて、人々の健康に極めて迅速に貢献できることを実証してきました。当社の技術と人材はモデルナの戦略に非常によく合致すると確信しています」と述べています。また、オリシロ社の共同創業者でプレジデントの平崎誠司は「患者さんのために、モデルナと力を合わせることでオリシロ社の最大限の力を発揮できることを嬉しく思います」 と述べています。
 
 
モデルナ社について
モデルナは、2010年の創業から今日までの10年強の間に、メッセンジャーRNA(mRNA)分野の科学研究型企業から、現在は7つのモダリティにわたる多様なワクチンと治療薬の製品ならびに臨床開発段階のプログラムを有する企業へと発展しました。モデルナはmRNAと脂質ナノ粒子製剤を含む幅広い知的財産ポートフォリオを構築し、最新の大規模製造設備では迅速な臨床開発と臨床使用を目的とした生産が可能です。モデルナでは国内外の様々な政府や企業との提携関係を継続しており、革新的な科学の進展と速やかな製造拡大の実現を可能にしています。最近では、これらモデルナの能力を結集した例として、新型コロナウイルス感染症拡大に対し、効果的なワクチンを早期に開発、承認取得に至ったことがあげられます。
モデルナのmRNAプラットフォームは、基礎および応用の研究・医薬デリバリー技術・製造においての継続的な進歩を目指して構築されており、感染症、免疫腫瘍学、希少疾患、循環器疾患、並びに自己免疫疾患のための治療薬とワクチンの創出を可能にしています。過去8年間、Science誌によりトップのバイオ医薬品企業として選出されました。さらなる詳細は、www.modernatx.com またはhttps://www.modernatx.com/ja-JPをご覧ください。
 
オリシロ社について
2018年12月に設立されたオリシロ社は、プラスミドDNAの無細胞合成および増幅技術の開発と商業化に注力し、遺伝子・細胞ベースの治療および合成生物学への応用を目指しています。オリシロジェノミクス社の独自技術は、プラスミドDNAの研究、開発および製造に使用される強力なツールを提供することにより、先進的な治療および合成生物学の可能性を解き放ち、促進します。同社の所在地は東京です。さらなる詳細は www.oriciro.comをご覧ください。
 
 
将来予測に関する表明
本プレスリリースには、改正された1995年度米国民事証券訴訟改革法の意味の範囲内における将来予測に関する記述が含まれています。これには、モデルナのオリシロ社の買収合意および買収後の潜在的な利益などを含みます。本プレスリリース中の将来予測に関する表明は約束と保証のいずれでもなく、それらには既知および未知のリスク、不確実性、およびその他の要因が関わり、その多くはモデルナの統制の範囲外にあり、かつ実際の結果を将来予測に関する表明に表現されている、あるいはそれから黙示的に示されるものから大きく異なる可能性があるため、これらの将来予測に関する表明に対して過度に依存しないようお願いいたします。これらのリスク、不確実性、およびその他の要因には、米国証券取引委員会(SEC)のウェブサイト(www.sec.gov)から入手可能な、モデルナがSECに提出した2021年12月31日を期末とする年度のフォーム10-K年次報告書と2022年3月31日を期末とする四半期のフォーム10-Q四半期報告書およびそれ以降にSECに提出した書類の「Risk Factors」欄に記載されたリスクと不確実性が含まれています。法によって求められる場合を除き、モデルナは本プレスリリースに含まれるいずれの将来予測に関する表明についても、新たな情報、将来的な展開、あるいはその他のいずれを理由とするかを問わず、更新または改訂する意図または責任を持ちません。これらの将来予測に関する表明はモデルナの現時点での予測に基づくものであり、本プレスリリースの日付においてのみ有効です。
 
 
<本件に関するお問い合わせ先>
モデルナ・ジャパン株式会社 コミュニケーションズ&メディア
E-mail: japan-pr@modernatx.com
 
オリシロジェノミクス株式会社
E-mail: contact@oriciro.com
 
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旭化成メディカルから資金調達、ヘルスケア領域の事業展開を加速 /release/202206012016 Mon, 06 Jun 2022 09:00:00 +0900 オリシロジェノミクス 革新的DNA技術の提供を通しより良いバイオエコノミーの実現を目指すライフサイエンス企業、オリシロジェノミクス株式会社(本社:東京都文京区、代表者:平崎誠司)は、シリーズB2の資金調達ラウンドにおいて... オリシロジェノミクス株式会社
革新的DNA技術の提供を通しより良いバイオエコノミーの実現を目指すライフサイエンス企業、オリシロジェノミクス株式会社(本社:東京都文京区、代表者:平崎誠司)は、シリーズB2の資金調達ラウンドにおいて、旭化成メディカル株式会社(本社:東京都千代田区、代表者:住吉修吾)を引受先とした第三者割当増資により資金調達を実施したことをお知らせします。
 
当社は2018年末の創業以来、細胞を使わずに大きなサイズのDNAを増幅できる画期的な独自技術の商業化を目指し、着実に事業を展開してきました。世界初の無細胞長鎖DNA増幅用の研究試薬キットであるOriCiro Cell-Free Cloning Systemの販売に加え、新規分野であるDNA製造および創薬基盤の事業化に積極的に取り組んでいます。
 
今回、旭化成グループのヘルスケア領域で医療機器・材料、医薬製造プロセス事業を展開する旭化成メディカル株式会社から出資を受けることで、ヘルスケア領域を対象とした事業シナジーを軸に事業展開を加速させ、今後の成長につなげていきます。既存投資家である株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)および伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社(ITV)に加え、旭化成メディカルは当社3社目の投資家となり、事業会社としては初めてとなります。
 
旭化成メディカル株式会社 研究・事業開発本部 本部長の宮林 朋之氏は「オリシロ社が持つ極めてユニークな無細胞DNA技術には特にヘルスケア領域で非常に大きな事業応用の可能性があり、長期的、戦略的視点から今回の投資を決定しました。当社の重点分野の一つであるバイオプロセス事業におけるシナジー発揮に多いに期待しています」とコメントしています。
 
オリシロジェノミクスについて
生命の設計図であるゲノムの改編により細胞などの機能を改良する合成生物学の発展は、創薬の加速、微生物やタンパク質の機能改良、さらにはゲノムの合成により生物機能そのものを新しく構築することを可能にし、その研究開発と産業応用は世界中で急速に拡大しています。当社独自の長鎖DNA合成技術は、合成生物学の可能性を解き放つ強力なツールとして製薬、診断、食品、農業、環境などさまざまな産業分野で有望な市場を有しています。当社は革新的なDNA技術の提供を通し、より良いバイオエコノミーの実現を目指します。
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プラスミドベクターをセルフリーで増幅 /release/202111263955 Mon, 29 Nov 2021 13:00:00 +0900 オリシロジェノミクス 革新的DNA技術の提供を通しより良いバイオエコノミーの実現を目指すライフサイエンス企業、オリシロジェノミクス株式会社(本社:東京都文京区、代表者:平崎誠司)は、新製品 OriCiro® Cell-F...  
大腸菌を用いた細胞ベースのDNAクローニングは未だに標準的な手法ですが、一方で、煩雑なプロセスにより多くのハンズオンタイムを要すること、エンドトキシン除去プロセスの必要性、細胞毒性によりクローニングできない配列があるなど、バイオ研究を加速させる上で多くのボトルネックが存在します。
新製品 OriCiro® Cell-Free Switching Systemは独自の技術により、大腸菌等の細胞を使用することなくチューブ内(in vitro)で、DNA複製起点であるSS oriC 配列 (約300 bp)をプラスミドDNAに挿入し、そのままプラスミドDNAとして指数的に増幅します。
 

 
- プライマー設計は不要、プラスミド DNA をチューブに入れるだけ
- 4-13kb サイズの pUC、 pET 系、pGEM 系ベクターに適用可能
- エンドトキシンフリーのDNAが調整できます
- グリセロールストック製作から解放されます
- 1反応(10µl)あたり最大 1 µg のスーパーコイル型 DNA が得られます
 
当社CTO(最高技術責任者)のバシルディン ナセル 加藤は“OriCiro® Cell-Free Switching Systemは、バイオ研究者の幅広いDNA合成のニーズに対してセルフリーのソリューションを提供し、細胞を用いないことによるさまざまな利点が研究開発の可能性を大きく広げます”と述べております。
 
OriCiro® Cell-Free Switching Systemは本日より全世界で販売を開始いたします。日本国内におきましては最寄りの販売店へお問い合わせください。
 
https://www.oriciro.com/jp-product
 

 
オリシロジェノミクスについて
生命の設計図であるゲノムの改編により細胞などの機能を改良する合成生物学の発展は、創薬の加速、微生物やタンパク質の機能改良、さらにはゲノムの合成により生物機能そのものを新しく構築することを可能にし、その研究開発と産業応用は世界中で急速に拡大しています。当社独自の長鎖DNA合成技術は、合成生物学の可能性を解き放つ強力なツールとして製薬、診断、食品、農業、環境などさまざまな産業分野で有望な市場を有しています。当社は革新的なDNA技術の提供を通し、より良いバイオエコノミーの実現を目指します。https://www.oriciro.com/jp-product
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ISO 9001の認証取得、品質の継続的な向上目指す /release/202108038468 Tue, 03 Aug 2021 15:00:00 +0900 オリシロジェノミクス ISO 9001の認証取得、品質の継続的な向上目指す 2021年8月3日   革新的DNA技術の提供を通しより良いバイオエコノミーの実現を目指すライフサイエンス企業、オリシロジェノミクス株式会社(本... 2021年8月3日
 
革新的DNA技術の提供を通しより良いバイオエコノミーの実現を目指すライフサイエンス企業、オリシロジェノミクス株式会社(本社:東京都文京区、代表者:平崎誠司)は、品質管理システムの国際規格であるISO 9001の認証を取得しました。
 
当社は、細胞を使わずに(セルフリー)大きなサイズのDNAを増幅できる独自技術を基に、創薬、物質生産、基礎研究などさまざまな用途で研究開発や製造の効率と質を大幅に高めることができる画期的な製品・サービスを提供しています。昨年には世界初のセルフリー長鎖DNA増幅用の研究試薬キットであるOriCiro®︎ Cell-Free Cloning Systemを発売しました。
 
ISO 9001は企業が顧客に提供する製品・サービスの品質を常に向上させていくことを目指すマネジメントシステムの国際規格であり、今回の認証取得を機に、当社はお客様にご提供する製品・サービスの品質を継続的に高めていくよう今後も努力を続けていきます。
 
オリシロジェノミクスについて
生命の設計図であるゲノムの改編により細胞などの機能を改良する合成生物学の発展は、創薬の加速、微生物やタンパク質の機能改良、さらにはゲノムの合成により生物機能そのものを新しく構築することを可能にし、その研究開発と産業応用は世界中で急速に拡大しています。当社独自の長鎖DNA合成技術は、合成生物学の可能性を解き放つ強力なツールとして製薬、診断、食品、農業、環境などさまざまな産業分野で有望な市場を有しています。当社は革新的なDNA技術の提供を通し、より良いバイオエコノミーの実現を目指します.。詳しい情報はWebサイトをご覧ください。https://www.ec.oriciro.com
 
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シリーズBで総額10億円の資金を調達、成長目指し戦略的重点項目に投資 /release/202107167775 Tue, 20 Jul 2021 13:30:00 +0900 オリシロジェノミクス シリーズBで総額10億円の資金を調達、成長目指し戦略的重点項目に投資 2021年7月20日   革新的DNA技術の提供を通しより良いバイオエコノミーの実現を目指すライフサイエンス企業、オリシロジェノ... オリシロジェノミクス株式会社
シリーズBで総額10億円の資金を調達、成長目指し戦略的重点項目に投資
2021年7月20日
 
革新的DNA技術の提供を通しより良いバイオエコノミーの実現を目指すライフサイエンス企業、オリシロジェノミクス株式会社(本社:東京都文京区、代表者:平崎誠司)は、シリーズBの資金調達ラウンドにおいて、株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC、本社:東京都文京区、代表者:郷治友孝)および伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社(ITV、本社:東京都港区、代表者:中野慎三)の2社を引受先とした第三者割当増資により8億円の資金調達を実施したことをお知らせします。さらに、政府系金融機関である日本政策金融公庫(本店:東京都千代田区、総裁:田中一穂)からの資本性ローン(2億円)を含め今回の調達資金は総額10億円となり、設立からの累計資金調達額は14億円となりました。
 
当社は2018年末の創業以来、細胞を使わずに大きなサイズのDNAを増幅できる画期的な独自技術を基に、世界初の無細胞長鎖DNA増幅用の研究試薬キットであるOriCiro®︎ Cell-Free Cloning Systemを2020年夏に発売するなど、着実に事業を進展させてきました。今後、試薬キット事業の拡大に加え、製薬向けDNAの供給や創薬支援など新たな事業展開を軸とした急速な成長を目指しています。今回調達した資金はそうした成長に不可欠な以下の重点項目に使用します。
 
製造拠点の移転を含む製造能力の大幅な拡大
創薬基盤を中心とした研究開発のさらなる推進
子会社設立を含む米国での事業展開
積極的な特許出願と維持
これらの活動に必要な人材採用
 
今回のラウンドでは従来からのリード投資家であるUTECに加えITVを新規投資家として迎えました。革新的技術を手がけるベンチャー企業に積極的に投資するUTECには引き続きリード投資家として資金・経営面での支援を頂くのに加え、総合商社を母体とするITVには、全産業にわたる広範で国際的な業界知見・ネットワークなど営業・事業開発面を中心とした支援を頂くことで今後の当社の成長につなげていきます。
 
 
投資家のコメント
東京大学エッジキャピタルパートナーズ取締役・パートナー 宇佐美篤氏
2016年のGenome Project – Writeの開始以来、ゲノムを「読む」(解析)時代から「書く」(合成)時代へと入り、創薬や物質生産等のバイオ分野における近年の合成生物学を基とした新たな製品・サービスの開発や自動化・量産化の動きには目を見張るものがあります。細胞を使わずに長鎖DNAを簡便かつ効率的に合成できるオリシロ社の技術は、世界の合成生物学産業を支える基盤技術となることが期待されています。このたびの資金調達によって、国内外での試薬販売を通した技術普及に加え、医薬用プラスミド製造や創薬プラットフォームの事業を今後益々大きく発展されていくことを、心から楽しみにしております。
 
 
伊藤忠テクノロジーベンチャーズ取締役副社長・パートナー 阿部剛士氏
ITVでは「新産業を創出し、社会に進化をもたらす」というビジョンのもと、アーリーステージを中心に投資対象企業が社会に与える本質的な価値を見極め、社会を大きく変革するスタートアップへ投資を行っています。オリシロ社は真に未来社会を大きく変える可能性がある世界で唯一無二のセルフリー(無細胞)による長鎖DNA連結増幅技術を持っており、ワクチン開発、遺伝子治療などの医療・創薬領域での活用が期待されます。また将来的には合成生物学領域において低コスト、高効率なDNA増幅・製造技術としてグローバルスタンダードとなり、広く使用されることを期待しITVとしても全力で支援していきたいと考えます。
 
オリシロジェノミクスについて
生命の設計図であるゲノムの改編により細胞などの機能を改良する合成生物学の発展は、創薬の加速、微生物やタンパク質の機能改良、さらにはゲノムの合成により生物機能そのものを新しく構築することを可能にし、その研究開発と産業応用は世界中で急速に拡大しています。当社独自の長鎖DNA合成技術は、合成生物学の可能性を解き放つ強力なツールとして製薬、診断、食品、農業、環境などさまざまな産業分野で有望な市場を有しています。当社は革新的なDNA技術の提供を通し、より良いバイオエコノミーの実現を目指します。詳しい情報はWebサイトをご覧ください https://www.oriciro.com/
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COO/CBOおよびCTOが参画、成長に向け経営チーム拡大 /release/202107167777 Tue, 20 Jul 2021 13:30:00 +0900 オリシロジェノミクス COO/CBOおよびCTOが参画、成長に向け経営チーム拡大 2021年7月20日   革新的DNA技術の提供を通しより良いバイオエコノミーの実現を目指すライフサイエンス企業、オリシロジェノミクス株式... オリシロジェノミクス株式会社
COO/CBOおよびCTOが参画、成長に向け経営チーム拡大
2021年7月20日
 
革新的DNA技術の提供を通しより良いバイオエコノミーの実現を目指すライフサイエンス企業、オリシロジェノミクス株式会社(本社:東京都文京区、代表者:平崎誠司)は、COO(最高執行責任者)兼CBO(最高ビジネス責任者)として佐々木栄和が、CTO(最高技術責任者)としてバシルディン ナセル 加藤が入社し、経営チームを拡大したことをお知らせします。本日発表した総額10億円の資金調達とともに経営人材の面でも陣容を拡充し、革新的なバイオ製品・サービスの提供による今後の急速な成長を目指します。
 
佐々木は過去、医療機器・試薬大手企業のGEヘルスケアにおいてアジア太平洋地域のマーケティング責任者を務めるなど、ライフサイエンス業界のマーケティング・販売分野で25年以上の経験と卓越した実績を持ちます。当社入社直前は米国の研究機器企業Unchained Labsの日本法人社長を務めており、経営経験も豊富です。当社は最初の製品である研究試薬キットを昨年に発売して以降、マーケティング、販売、製造などの業務を拡大させていく段階にあり、佐々木はこれをリードします。
 
また、バシルディンは東京大学で生物有機化学の学位(博士)を取得後、創薬支援企業のペプチドリームで技術開発部門のディレクターを務め、顧客製薬企業との創薬コラボレーションを統率してきました。当社のコア技術領域である無細胞系バイオ技術に関する広範かつ深い知見、ならびに製薬企業とのコラボレーションの豊富な経験を持っており、当社が今後、創薬支援を含めた新たな事業を構築していくうえで主導的役割を担います。
 
当社CEOの平崎誠司は「創業から約2年半を経て、当社は事業立ち上げ期から成長フェーズに移りつつあり、佐々木、バシルディン両氏の参画はこの動きを大きく加速させるものと確信しています。革新的DNA技術を通しより良いバイオエコノミーの実現を目指すというミッションのもと、新たな価値を創造すべく積極的な事業展開を進めていきます」とコメントしています。
 
オリシロジェノミクスについて
生命の設計図であるゲノムの改編により細胞などの機能を改良する合成生物学の発展は、創薬の加速、微生物やタンパク質の機能改良、さらにはゲノムの合成により生物機能そのものを新しく構築することを可能にし、その研究開発と産業応用は世界中で急速に拡大しています。当社独自の長鎖DNA合成技術は、合成生物学の可能性を解き放つ強力なツールとして製薬、診断、食品、農業、環境などさまざまな産業分野で有望な市場を有しています。当社は革新的なDNA技術の提供を通し、より良いバイオエコノミーの実現を目指します。詳しい情報はWebサイトをご覧ください https://www.oriciro.com/
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