法人別リリース Wed, 18 May 2022 16:30:00 +0900 hourly 1 【イノバセル】便失禁を対象とした自家骨格筋由来細胞(ICEF15) の第Ⅲ相試験で患者組入れが開始 /release/202205181376 Wed, 18 May 2022 16:30:00 +0900 イノバセル 便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療により、人々の健康とQOL向上を目指すイノバセル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:コーリン・ノビック(Colin Lee Novick)、シーガー・ジ...  
本試験は便失禁のうち切迫性便失禁を対象とする多施設共同プラセボ対照無作為化二重盲検比較試験であり、ICEF15の有効性と安全性を検証・評価するものです。選択・除外基準に適合した患者さまは、2つの群(治験薬・プラセボ)に1:1で割付られます。主要評価項目は投与後12ヶ月時点の便失禁頻度を投与前と比較した際の変化です。
 
■イノバセル株式会社 代表取締役 CEO ノビック・コーリンのコメント
 
第Ⅲ相試験のFirst Patient Inを迎え、ICEF15を患者さまに届けるための一歩を踏み出せたことを大変嬉しく思います。今後も本治験の参加予定国における患者組入れを順次進めて参ります。また、日本においても速やかに試験が開始できるよう尽力し、更なる進展を皆さまにお伝えできるよう努めて参ります。
 
ICEF15について
患者さまご自身の筋芽細胞を利用し、“局所投与”での筋肉再生を図ることにより、切迫性便失禁の治療を目指す製品です。
 
便失禁について
便失禁は、無意識又は自分の意思に反して肛門から便がもれる症状と定義されます*1。
また、自尊心の喪失、社会的孤立、QOLの低下などを招く重大な社会的、衛生的問題であるとされており、日本における便失禁疾患領域の潜在患者は500万人以上*2とも推計されています。
便失禁の治療、特に外科治療においては、以前より、低侵襲で安全性が高く、長期有効性が確立された治療法の開発が期待されております。
*1 出典:便失禁治療ガイドライン2017年度版
*2 出典:外科79巻3号:212-219, 2017
 
イノバセル株式会社について
当社の前身会社はオーストリアのインスブルック医学大学からスピンアウトした再生医療ベンチャーであり、当社はこのオーストリア企業の親会社として2021年に日本で設立されました。
当社グループは再生医療の事業化を通じた人々の健康とQOLの向上を目指しており、現在は切迫性あるいは漏出性便失禁、および腹圧性尿失禁を治療するための細胞治療薬の研究開発・事業化に特化した事業を行っています。
これまでに、欧州においてICEF15(切迫性便失禁を対象)とICES13(腹圧性尿失禁を対象)の2つの後期第II相試験を含む複数の臨床試験を完遂しています。現在、欧州医薬品庁(European Medicines Agency)によるScientific Advice(日本におけるPMDAの対面助言に相当)を受け、欧州において第Ⅲ相試験であるfidelia試験が開始されました。
 
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Fiducia、横浜キャピタルなどから 総額7億円の資金調達を実施 /release/202205090923 Mon, 09 May 2022 17:35:59 +0900 イノバセル 便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療により、人々の健康とQOL向上を目指すイノバセル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:コーリン・ノビック(Colin Lee Novick)、シーガー・ジ...  
■イノバセル株式会社 代表取締役 CEO ノビック・コーリンのコメント
 
就任して初めての資金調達をお伝えできて嬉しく思います。当社は、便失禁・尿失禁に困っている患者さまに、新しい治療法をいち早く届けることを目指し、現在第Ⅲ相国際共同治験を開始するところです。
日本の会社として、まずは日欧で、患者さんに我々の細胞治療法をいち早くお届けし、続いて米国での承認を獲得し、グローバルに成長することを直近の目標に据えている当社にとって、「テクノロジー企業をグローバルな成功へ橋渡しする」という創設理念をもつFiducia株式会社、成長分野の中小企業を中心として支援している横浜キャピタルのきぼうファンドなどからの出資は、非常に意味のあるものです。
改めて、我々のミッションや戦略を深く理解し、賛同し、出資してくださった新規及び既存株主の皆さまにこの場を借りて感謝申し上げます。
 
 
イノバセル株式会社について
当社の前身会社はオーストリアのインスブルック医学大学からスピンアウトした再生医療ベンチャーであり、当社はこのオーストリア企業の親会社として2021年に日本で設立されました。
当社グループは再生医療の事業化を通じた人々の健康とQOLの向上を目指しており、現在は切迫性あるいは漏出性便失禁、および腹圧性尿失禁を治療するための細胞治療薬の研究開発・事業化に特化した事業を行っています。
開発が最も進んでいる当社の主力製品であるICEF15は、患者さまご自身の筋芽細胞を利用し、“局所投与”での筋肉再生を図ることにより、切迫性便失禁の根治を目指す製品です。既に欧州において後期第II相臨床試験を実施し、現在欧州医薬品庁(European Medicines Agency)によるScientific Advice(日本におけるPMDAの対面助言に相当)を受け、第Ⅲ相国際共同治験であるfidelia試験を開始するところです。
また、ICES13(腹圧性尿失禁を対象)についても、これまでに欧州において後期第II相試験を含む複数の臨床試験を完遂しています。
 
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再生医療ベンチャーのイノバセル株式会社 当社取締役ノビック・コーリンが代表取締役CEOに就任 /release/202203319448 Thu, 31 Mar 2022 18:30:00 +0900 イノバセル 便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療により、人々の健康とQOL向上を目指すイノバセル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 COO:シーガー・ジェイソン(Jason David Sieger)... イノバセル株式会社
便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療により、人々の健康とQOL向上を目指すイノバセル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 COO:シーガー・ジェイソン(Jason David Sieger))は、2022年3月30日付で代表取締役CEOにノビック・コーリンが就任したことをお知らせいたします。
また、シーガー・ジェイソンは引き続き代表取締役 COOを務めます。これにより当社は、2名代表制を維持いたします。
 
コーリンとジェイソン
これまで当社代表取締役 CEOを務めておりましたエッケハルト・シュタインフーバーは、引き続き当社の取締役に専任され、当社子会社のInnovacell AGの代表取締役CEOと兼務いたします。
日本において更に機動力高く事業を推進し、グローバルでの事業展開に向けた経営基盤を強化することを新体制の目的としております。
 
■イノバセル株式会社 代表取締役 CEOノビック・コーリンのコメント

前身企業である「Innovacell Biotechnologie AG」の開発パイプラインに初めて着眼したのが忘れもしない2015年10月でした。そしてその後、同社の薬事相談・組織再編・資金調達・戦略立案などをコンサルタントとして2017年からの5年間支援をし、昨年7月から当社の一員として9ヶ月取締役を務め、延べ7年間イノバセルの歩みを見てきております。
この7年間でわたしは、当社が開発を進める再生医療等製品が秘める可能性を強く信じるようになりました。また、その可能性を信じて開発を進める研究開発のメンバー、開発に使用する治験薬製造プロセスの品質を高めてきた製造部門のメンバー、会社の戦略的な方向性を定める事業開発のメンバー、そしてその全てを支える管理部門のメンバー、日本そしてオーストリアにおける全役職員の熱意そして培ってきた基盤を目の当たりにすることができました。
この熱意と基盤そして新たな治療方法を待ち望んでいる患者さまのことを考えると、代表取締役CEOとして就任し身の引き締まる思いです。
今後は、患者さま・株主・従業員など、全ステークホルダーの期待に沿えるよう、専心努力して参ります。そして、慢性的な疾患を持つ一患者として「患者さまファースト」という思いを忘れず、イノバセルのこれからをサポートして行きたい思いでいっぱいです。
 
■イノバセル株式会社 代表取締役 COOシーガー・ジェイソンのコメント

コーリンとデロイト・トーマツ・コンサルティングで出会ってから約15年、そして二人でCJ PARTNERSという再生医療に特化したアドバイザリー・ファームを立ち上げてから10年近く経ちますが、唯一無二のパートナーシップであると思っています。
昨年の2月に三角合併を用いてイノバセルを日本の会社にし、これから臨床開発、事業開発、そして上場に向けた体制作りや資金調達など、様々な取り組みに拍車をかけるタイミングとなりますが、ここでコーリンと改めて二代表としてイノバセルの成長の促進に尽力できる事を楽しみにしております。
 
 
ノビック・コーリンのプロフィール
 
2歳の時より日本の葉山町(神奈川県)で育ち、幼稚園〜中学校卒業まで、日本の公立学校で教育を受ける。その後、横浜のインターナショナルスクールで高校生活を過ごした後、米国コーネル大学へ進学。大学一年の時に1型糖尿病を患い、それ以来この疾病領域を治療する可能性があると思った細胞治療・遺伝子治療への興味が芽生えた。
大学を卒業後、2007年にトーマツ コンサルティング株式会社(現デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)に入社、2010年に日興コーディアル証券株式会社(現SMBC日興証券株式会社)へと転職。
改正薬事法(薬機法)の導入に先駆け、再生医療等製品の薬事コンサル・戦略コンサル・アドバイザリーなどのサービスを提供する会社として2012年末にCJ PARTNERS株式会社をシーガー・ジェイソンとともに設立。
2021年7月に失禁用再生医療等製品を開発する国内バイオベンチャーである「イノバセル株式会社」の取締役として選任され、現在に至る。
豪州の臨床試験実施施設であるCMAX Clinical Research Pty. Ltd.の取締役(2016年12月より現在)、米国の再生医療等製品開発企業であるDiscGenics, Inc.の取締役(2020年8月より現在)を兼任。
 
イノバセル株式会社について
 
当社の前身会社はオーストリアのインスブルック医学大学からスピンアウトした再生医療ベンチャーであり、当社はこのオーストリア企業の親会社として2021年に日本で設立されました。
当社グループは再生医療の事業化を通じた人々の健康とQOLの向上を目指しており、現在は切迫性あるいは漏出性便失禁、および腹圧性尿失禁を治療するための細胞治療薬の研究開発・事業化に特化した事業を行っています。
開発が最も進んでいる当社の主力製品であるICEF15は、患者さまご自身の筋芽細胞を利用し、“局所投与”での筋肉再生を図ることにより、切迫性便失禁の根治を目指す製品です。
これまでに、欧州においてICEF15(切迫性便失禁を対象)とICES13(腹圧性尿失禁を対象)の2つの後期第II相試験を含む複数の臨床試験を完遂しています。
現在、欧州医薬品庁(European Medicines Agency)によるScientific Advice(日本におけるPMDAの対面助言に相当)を受け、第Ⅲ相国際共同治験であるfidelia試験の患者登録に向け準備を進めています。
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再生医療ベンチャーのイノバセル 欧州投資銀行と1,500万ユーロ(約20億円)の ベンチャーデット契約を締結 /release/202203289186 Mon, 28 Mar 2022 15:00:00 +0900 イノバセル  便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療により、人々の健康とQOL向上を目指すイノバセル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:シーガー・ジェイソン(Jason David Sieger))の1... イノバセル株式会社
 便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療により、人々の健康とQOL向上を目指すイノバセル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:シーガー・ジェイソン(Jason David Sieger))の100%子会社であるInnovacell A.G.は3月24日に、欧州投資銀行(European Investment Bank:以下EIB)からのベンチャーデットによる1,500万ユーロの与信枠を獲得いたしました。
 

 
Thomas Östros (EIB) と Ekkehart Steinhuber (Innovacell A.G.)
 
EIBのプレスリリースはこちら

 
■契約の背景
 
 今回のベンチャーデット契約は、約1年のデューデリジェンスと条件交渉期間を経て成立したもので、これから開始する切迫性便失禁を対象とした細胞治療薬(ICEF15)の日欧における第Ⅲ相国際共同治験(fidelia試験)を安定して推進するための重要な資金となります。なお、今回のEIBの与信枠は当社子会社のInnovacell A.G.に付与されるものですが、本融資による資金は日本の臨床試験費用にも必要に応じて充当されます。 
EIBのベンチャーデット・プログラムは、EU加盟22カ国が設立した欧州保証基金(European Guarantee Fund:以下EGF)によって保証されており、同基金はパンデミックによる中小企業への経済的影響を緩和することを目的としています。
 
■Innovacell K.K.イノバセル株式会社 代表取締役 シーガー・ジェイソンのコメント
 
 便失禁と尿失禁領域は世界的に投下されている研究資金が少なく、革新的な治療オプションが今なお医師、患者さま双方から求められています。そのような中での EIBによる当社グループへの融資の判断は、当社が熱意を持って開発している先進的な治療技術への期待の現れである事に加え、当該領域における新しい治療薬の提供が社会にとって有意義であるとの考えへの共鳴でもあります。
 現在当社においては、東証グロース市場への上場準備とパイプライン製品の開発を加速化する為に実施中のシリーズC資金調達(エクイティ・ファイナンス)が順調に進んでいる一方、グローバルなインフレーションの進行、米国FRB(連邦準備制度理事会)政策金利引き上げやロシアによるウクライナ侵攻があるなど、国内外経済の先行きはが不透明になりつつあります。この状況下で、シリーズC資金調達に加え、EIBからの与信枠の獲得は当社の事業の推進に大きく寄与するものであると考えています。
 
■欧州投資銀行 副総裁 Thomas Östros氏のコメント
 
 イノバセル社による研究開発は革新性が高いと評価しています。また、イノバセル社は多くの患者が待ち望む、アンメットメディカルニーズがある疾患領域を対象として研究開発を進めています。このような再生医療が実現されれば、欧州の科学的レベルにおける優位性を維持・発展させることができ、グローバルな競争力強化への貢献も非常に高いと考えています。
 
■Innovacell A.G. CEO Ekkehart Steinhuberのコメント
 
 加齢やケガ、病気によって、細胞や組織、臓器は最適な状態で機能できなくなる可能性があります。再生医療は、このような状態を元の機能に戻す能力を有しています。即ち、再生医療とは、患部を新しい細胞や組織で置き換え強化して、身体自体が本来持っている修復・再生プロセスを活性化させることで作用を発揮します。対症療法とは対照的に、再生医療の目的は、病気の原因を取り除き、機能を回復させる根治療法なのです。
 
 
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欧州投資銀行(The European Investment Bank)について
 欧州投資銀行(EIB)は、欧州連合(EU)の長期融資機関であり、加盟国が出資しています。イノベーションはEUの政策目標の1つであり、これに貢献する企業の健全な投資に対して長期的な資金を提供します。
 また、欧州保証基金(EGF)は、COVID-19危機に苦しむ企業を支援するために、ドイツや他のEU加盟国の出資によりEIBグループによって設立されました。EGFによる約250億ユーロの保証を利用して、EIBと欧州投資基金(EIF)は、主に中小企業に融資、保証、資産担保証券、株式、その他の金融商品を迅速に提供できます。EGFは、EU経済の中で最も大きな打撃を受けた場所を強化するために総額5,400億ユーロを提供することを目的とした、欧州連合の経済リカバリー施策の一つです。
 
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イノバセル株式会社について
 当社の前身会社はオーストリアのインスブルック医学大学からスピンアウトした再生医療ベンチャーであり、当社はこのオーストリア企業の親会社として2021年に日本で設立されました。
 当社グループは再生医療の事業化を通じた人々の健康とQOLの向上を目指しており、現在は切迫性あるいは漏出性便失禁、および腹圧性尿失禁を治療するための細胞治療薬の研究開発・事業化に特化した事業を行っています。
 開発が最も進んでいる当社の主力製品であるICEF15は、患者さまご自身の筋芽細胞を利用し、“局所投与”での筋肉再生を図ることにより、切迫性便失禁の根治を目指す製品です。 これまでに、欧州においてICEF15(切迫性便失禁を対象)とICES13(腹圧性尿失禁を対象)の2つの後期第II相試験を含む複数の臨床試験を完遂しています。現在、欧州医薬品庁(European Medicines Agency)によるScientific Advice(日本におけるPMDAの対面助言に相当)を受け、近々、第Ⅲ相国際共同治験であるfidelia試験の患者登録に向け準備を進めています。
 
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Investments from SBI and Medipal bring Innovacell’s cumulative funds raised to over 11.5 BB JPY /release/202112175177 Fri, 17 Dec 2021 15:02:53 +0900 Innovacell Innovacell K.K., a biotech aiming to improve the quality of life (QOL) of patients with fecal/urina... Innovacell K.K.
Innovacell K.K., a biotech aiming to improve the quality of life (QOL) of patients with fecal/urinary incontinence through the development of innovative cellular therapies, today announced that with investments from SBI Investment Co., Ltd. and MEDIPAL HOLDINGS CORPORATION cumulative funds raised by the Company have topped 11.5 billion JPY. The investments are part of the Company’s ongoing Series C round where it looks to raise a minimum of 2.0 billion JPY.
 
■Background & Overview
 
In this round, Innovacell, currently in the final phase of clinical development and IPO preparation, is focused on raising funds from investors with whom mutual strategic benefits can be obtained and to-date has attracted investments totaling over 1.1 billion JPY. Investments include a follow-on investment from Ci:z Investment (a fund headed by one of Japan’s leading medical entrepreneurs) alongside new investments from SBI 4&5 fund of SBI Investment (who positions biotechnology as a key next-generation industry and have a wealth of experience in supporting biotech firms), corporate venture capital fund MEDIPAL Innovation Fund of Medipal Group (a major Japanese wholesaler of prescription pharmaceuticals), and Moroto Capital Management (a company backed by one of Japan’s wealthiest families).
The capital raised during this round will be used to further the Company’s commitment to deliver innovative treatments to patients suffering from incontinence. In particular, funds will cover the clinical development of the Company’s cellular therapy for urge FI (ICEF15), IPO preparatory work, and pre-clinical/clinical development of the Company’s cellular therapy for passive FI (ICEF16).
Innovacell has already successfully completed a European phase IIb study (STEFFI study) for ICEF15 and is currently taking steps to initiate a Phase III validation study (fidelia study) of ICEF15 with the aim of obtaining market authorization following the successful conclusion of the trial.
 
■Comments from Innovacell K.K. CEO, Ekkehart Steinhuber
 
Building upon the long-standing work of its Austrian predecessor, Innovacell K.K. is a newly established company that looks to capitalize on the favorable regenerative medicine environment that exists in Japan and to IPO in the country. As such, I am honored by the interest we have garnered thus far from high-quality and strategic Japanese investors.
I would also like to take this opportunity to express my sincere gratitude to the many people/entities who have supported the implementation of the ICEF15 validation study, and to the members of the Innovacell team, in both Japan and Austria, who have worked tirelessly in the pursuit of this goal.
 
■Comments from Innovacell K.K. COO, Jason David Sieger
 
As someone who has worked in the regenerative medicine industry in Japan for many years, I am convinced that these investments will serve to advance our desire to be the first to provide minimally invasive and innovative treatments to patients suffering from incontinence.
With their proven track record in ultra-low temperature cold chain logistics for regenerative medicine products and their focus on health promotion, we believe that future collaboration with the Medipal Group will prove to be of great strategic significance to our efforts here in Japan. Furthermore, together with SBI Investment, who have an extensive track record of investment in life science/healthcare/biotechnology fields, we intend to further strengthen our cap table with like-minded investors.
 
■Comments from ID Pharma (existing shareholder) CEO, Toyotaka Mori
 
As the contract manufacturer of ICEF15 here in Japan, in addition to being a long-standing shareholder of Innovacell, we are very pleased with the investments from SBI, Medipal and other investors during this round. Manufacturing and distribution are especially important for the successful delivery of regenerative medicine products to patients, and ID Pharma is happy to have the opportunity to work alongside Medipal in support of Innovacell in Japan.
 
 
 
 
About Fecal Incontinence (FI)
 
FI is defined as involuntary or uncontrollable loss of feces.1 The indication is a serious social and hygienic problem that can lead to a loss of self-esteem, social isolation, and reduced QOL. It is estimated that there are more than 5 million2 patients with FI in Japan.
Current surgical options are such that there is a long-standing need for a less invasive, safe treatment option preferably with long-lasting efficacy.
1 Japanese Practice Guidelines for Fecal Incontinence (2017)
2 SURGERY Vol. 79 No. 3, pg. 212~219, 2017
 
 
About Innovacell K.K.
 
Innovacell K.K. is a Japanese regenerative medicine biotech established in 2021 as the parent company of a long-standing Austrian cellular therapy venture spun out of the Medical University of Innsbruck.
The Innovacell Group aims to improve people's health and QOL through the commercialization of regenerative therapies for the treatment of various forms of incontinence: fecal incontinence (urge & passive) and stress urinary incontinence.
ICEF15, the Group’s most advanced clinical development program, consists of local administration of a patient’s own myoblasts and aims to cure/treat urge fecal incontinence through muscle regeneration. To date, the Group has successfully completed multiple clinical trials in Europe including two Phase IIb studies: one for ICEF15 and another for ICES13 (a cellular therapy for stress urinary incontinence). A Phase III study for urge FI is currently in preparation.
 
Website : https://www.innovacell.co.jp
[Media Contact]
Public Relations, Innovacell K.K.
TEL: +81-(0)3–6555–4437
E-mail: PR@innovacell.co.jp
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再生医療ベンチャーのイノバセル株式会社がSBIとメディパルなどによる出資を受けて累計調達額115億円を達成 /release/202112175169 Fri, 17 Dec 2021 15:02:33 +0900 イノバセル  便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療により、人々の健康とQOL向上を目指すイノバセル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:シーガー・ジェイソン(Jason David Sieger))は本... イノバセル株式会社
 便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療により、人々の健康とQOL向上を目指すイノバセル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:シーガー・ジェイソン(Jason David Sieger))は本日、SBIインベストメント株式会社と株式会社メディパルホールディングスなどからの出資を受け、前身会社設立来累計調達額が115億円を上回りました。なお、現在実施中のラウンド(シリーズC)では合計20億円超を調達予定であり、更なる資金の積み増しを目指して活動中です。
 
■資金調達の概要と背景
 
 パイプライン製品の開発と株式上場の最終準備フェーズにある今回のラウンドでは、当社は戦略的互恵関係を有する投資家からの資金調達に力点を置いております。日本を代表する医療分野実業家がリードするシーズ・インベストメントの運営ファンド群からの追加・新規出資、バイオテクノロジーを次世代の基幹産業と位置付けて豊富なバイオ企業支援実績を有するSBIインベストメントのSBI 4+5 ファンド、及び医療用医薬品等卸売事業において国内大手であるメディパルグループのCVCである「MEDIPAL Innovation 投資事業有限責任組合」からの新規出資、日本屈指の資産家を母体とする株式会社Moroto Capital Management からの出資などで、ラウンドクローズ前ながら既に合計約11億円の資金調達を完了しました。
今回調達する資金を活用して、当社は切迫性便失禁を対象とした再生医療等製品(ICEF15)の臨床試験の実施、株式上場の準備、漏出性便失禁を対象とした再生医療等製品(ICEF16)の前臨床・臨床開発などをさらに加速させ、より良い治療を待ち望む患者さまに一日でも早く革新的な治療を届けられるよう取り組んでまいります。
なお、当社は、ICEF15の欧州での後期第II相試験(STEFFI試験)を成功裏に終了しており、現在、上市を目指して、検証試験(fidelia試験)を開始しています。
 
 
■イノバセル株式会社 代表取締役 CEO シュタインフーバー・エッケハルトのコメント
 
 当社は、オーストリアの前身会社での長年の活動成果を基盤として、先進的な再生医療当製品の開発環境を有する日本における株式上場を目指して新たに設立されました。今回のラウンドで、戦略的シナジーを有する日本の優良な投資家の方々からご支援とご関心を寄せていただいていることを光栄に思います。
また、この場を借りて、ICEF15の検証試験の実施のためにご支援くださっている多くの皆様と、その皆様の支援を受けて精力的に活動している日本・オーストリアのイノバセルチームメンバーに対して心より感謝の意を表します。
 
■イノバセル株式会社 代表取締役 COO シーガー・ジェイソンのコメント
 
 日本の再生医療業界で長年働いてきた者として、今回の出資が、失禁に悩む患者さまに低侵襲かつ革新的な治療をいち早く提供したいという私どもの思いを大きく前進させるものと確信しています。
再生医療等製品などのスペシャリティ医薬品の超低温輸送や健康増進市場の開発に実績をお持ちのメディパルグループとの将来的な協働の可能性は、ここ日本における当社の中長期的な取り組みにとって大きな戦略的意義を有するものと考えております。更に、ライフサイエンス・ヘルスケア・バイオ領域への豊富な投資実績を有するSBIインベストメントと共に、引き続き同じ志を有する投資家を募り、株主構成の強化を図ってまいります。
 
■既存株主 株式会社IDファーマ 代表取締役社長 森 豊隆氏のコメント
 イノバセルのパイプラインには大きな魅力を感じており、前身会社からの株主として、またICEF15の国内製造受託をする企業として、今回のラウンドでのSBI様、メディパル様などからの出資を大変喜ばしく受け止めております。再生医療等製品を患者さまに届けるにあたり、製造と流通は非常に重要な要素であり、IDファーマはメディパル様とともにこの役割を担っていけることを嬉しく思います。
 
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便失禁について
 便失禁は、無意識又は自分の意思に反して肛門から便がもれる症状と定義されます(*1)。
 また、自尊心の喪失、社会的孤立、QOLの低下などを招く重大な社会的、衛生的問題であるとされており、日本における便失禁疾患領域の潜在患者は500万人以上(*2)とも推計されています。
 便失禁の治療、特に外科治療においては、以前より、低侵襲で安全性が高く、長期有効性が確立された治療法の開発が期待されております。
*1 出典:便失禁治療ガイドライン2017年度版
*2 出典:外科79巻3号:212-219, 2017
 
イノバセル株式会社について
 当社の前身会社はオーストリアのインスブルック医学大学からスピンアウトした再生医療ベンチャーであり、当社はこのオーストリア企業の親会社として2021年に日本で設立されました。
 当社グループは再生医療の事業化を通じた人々の健康とQOLの向上を目指しており、現在は便失禁(切迫性/漏出性)および腹圧性尿失禁を治療するための再生医療等製品の研究開発・事業化に特化した事業を行っています。
 開発が最も進んでいる当社の主力製品であるICEF15は、患者さまご自身の筋芽細胞を利用し、“局所投与”での筋肉再生を促すことにより、切迫性便失禁の根治を目指す製品です。 これまでに、欧州においてICEF15とICES13(腹圧性尿失禁の治療のための細胞療法)の2つの後期第II相試験を含む複数の臨床試験を成功させています。現在、便失禁を対象としたフェーズIII試験を準備中です。
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