法人別リリース Wed, 31 Jan 2024 10:30:00 +0900 hourly 1 テイラー・スイフト 東京公演経済効果 /release/202401315980 Wed, 31 Jan 2024 10:30:00 +0900 経済効果NET TAYLOR SWIFT THE ERAS TOUR 来日公演 2024年2月7日から4日連続でテイラー・スイフトが東京ドームで公演を行う。チケットは既に完売で、VIPラウンジ席は122,800円か... 経済効果.NET
TAYLOR SWIFT THE ERAS TOUR 来日公演

2024年2月7日から4日連続でテイラー・スイフトが東京ドームで公演を行う。チケットは既に完売で、VIPラウンジ席は122,800円から、アリーナ席で30,000円、ステージサイト席14,800円までと、U-20(20歳以下に購入権がある)8,800円と、チケット価格は幅広いが、総じて高めの設定がされている。2018年にテイラー・スイフトが東京ドームで公演を開催しているが、その時のチケットは9,800円から14,800円だった。
経済効果.NETでは、2024年2月開催のテイラー・スイフト東京公演の経済波及効果を推定値で算出した。主催者から公開されていないデータに関しては、経済効果.NETが過去に算出した70を超える音楽イベント・音楽フェスのデータを基に推定した。その結果経済波及効果は341億円、東京都内に限定すると243億7000万円だった。

上記試算によると、チケット-経済波及効果対比は6.3倍、事業費-経済波及効果対比は8.4倍と、音楽イベントとして優秀な経済活動と考えられる。観客1人あたりの全国経済波及効果は155,090円と大きく、日本全国から東京ドームにテイラー・スイフト目的で集まる消費者が、宿泊交通費以外にも観光行動をするとより波及効果は大きくなるだろう。
米国での経済波及効果は約50億ドル(7000億円以上(1$=¥143))と市場調査会社Question Proが算出している。
 
■来場者消費
・チケット価格 シートMAPからチケット枚数を算出
・来場者数/東京ドーム収容人数より
・都外来場者数/東京都観光統計
・観光消費/国土交通省 旅行・観光消費動向調査 2019年年間値
・事業費、スタッフ消費/過去案件測定値よる類推
・全国産業関連表確定版、2015年(最新)を使用
 

経済効果.NETは2018年以降、メディアに公開されている経済効果情報を収集した経済効果専門サイト、自ら経済波及効果の計算も行うが、基本的にイベントなどが終了後「実測データ」が存在する事後計算を実施。祭り、スポーツイベント、音楽イベント、商業施設、工場移転など、300件以上の計算実績があり、エンタテインメントによる地域創生支援を目的としている。
https://economicimpact.net/
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「サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブ2023」経済波及効果179.5億円 /release/202310010485 Sun, 01 Oct 2023 21:00:00 +0900 経済効果NET 「サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブ2023」 経済波及効果179.5億円 2023年10月1日 経済効果NET https://economicimpact.net/   2023年9月27日(水曜... 2023年10月1日
https://economicimpact.net/
「サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブ2023」 経済波及効果179.5億円 2023年10月1日
経済効果NET
https://economicimpact.net/
 
2023年9月27日(水曜日)、9月28日(木曜日)、9月30日(土曜日)、10月1日(日曜日)の4日間、神奈川県の茅ヶ崎公園野球場 で開催された「サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブ2023」と、日本全国273箇所で開催されたライブ・ビューイング、および関連グッズによる経済波及効果を、経済効果NET(代表:江頭満正)が、計算致しました。
その結果、神奈川県内でおよそ59億5600万円、全国で179億5700万円となりました。

【算出方法】
茅ヶ崎ライブは、1日23000人、4日間で92000人の観客を集め、チケット代金は11000円。ライブ・ビューイングは、全国273箇所で18万6500人以上を集客し、チケット代金は4800円。合計でおよそ19億円の入場料金となります。グッズの売上は、経済効果NETが過去に実施した、音楽フェスの実績を参考に算出しました。
茅ヶ崎ライブへの来場者は、日本全国からサザンオールスターズのファン分布と同率で来訪したと推定し、交通費、宿泊費などを算出致しました。交通費は、来訪者居住地区の県庁所在地から、茅ヶ崎まで公共交通機関の往復料金としました。来訪に伴う宿泊費などは、旅行・観光消費動向調査(国土交通省)と、各都道府県の観光統計で算出致しました。
事業費は、経済効果NETが過去に実施した、音楽フェスの実績を参考に算出しました。
経済波及効果は、産業関連表(2015年)を使用し算出いたしました。

【解説】
サザンオールスターズは、コロナ禍でネットワーク配信ライブにいち早く取り組み、様々な手法で活動を行ってきたが、45周年の今回は、ゆかりの地である茅ヶ崎でライブを開催。土日はライブと生中継を日本全国の映画館で行うというモデルに取り組んでいます。このライブ・ビューイングは、サザンオールスターズファンが、外出の主目的として映画館までの交通費、食事、買物なども行われる可能性が高く、日本各地で経済効果が生じる構造となっています。映画館も1人4800円のチケットが完売という好条件での取り組みとなりました。しかも、サザンオールスターズ45周年公式グッズの販売も同時に行うことが出来たため、粗利益率の高い興行となったと考えられます。
事業費は、茅ヶ崎ライブとライブ・ビューイングの合計で、およそ15億円ですが、経済波及効果はその12.4倍に該当する179億円となりました。秋田県で行われた大曲の花火大会129億2000万円(経済効果NET)、バスケットボールW杯63億円(日本バスケットボール協会)と比較しても大きな経済効果を、全国を起点として発生させたことに大きな意義があったと思われます。モノ消費から、コト消費への移行が鮮明となるなか、推しエコノミクスとして、この度のサザンオールスターズの興行形態は、とても意義があったものと考えられます。
 
【計算責任者】
経済効果NET 代表
江頭満正(理化学研究所 客員研究員)
 
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J1、J2クラブによるホームタウンに与える経済効果ランキング /release/202302173051 Fri, 17 Feb 2023 19:30:00 +0900 経済効果NET 経済効果の専門サイト「経済効果NET https://economicimpact.net/ 」(代表:江頭満正 東京都市大学非常勤講師/理化学研究所客員研究員)は、Jリーグの公式データを基に、20... 経済効果NET https://economicimpact.net/
経済効果の専門サイト「経済効果NET https://economicimpact.net/ 」(代表:江頭満正 東京都市大学非常勤講師/理化学研究所客員研究員)は、Jリーグの公式データを基に、2022年シーズンのJ1とJ2クラブの経済波及効果を算出いたしました。
 
【経済効果計算の目的】
多くのJリーグクラブは、自治体の支援を受け、自治体のスタジアムを使用しています。自治体としてJクラブ存在の効果を、数値で示す指標が求められていました。そこで経済効果NETでは、この度Jリーグの開幕に合わせて、J1(18クラブ)J2(22クラブ)の経済効果を算出いたしました。現段階では推定値も含まれており、今後2022年度の最終決算と、クラブの協力が得られれば観客の居住都道府県に合わせた交通費計算に修正し、より制度を高める予定です。
 
経済波及効果 計算結果(地域への効果順)
 
  経済効果(百万円) 入場者数 営業収益 ホーム都道府県 全国 2022年(人) 2021年(百万円) FC東京
20,007.60
28,011.50
379,256
4,772.00
神戸
17,572.10
41,398.70
264,725
6,389.00
名古屋
17,179.80
30,885.10
319,818
6,173.00
広島
16,939.80
26,891.70
178,388
3,460.00
札幌
15,759.90
24,296.90
207,654
3,392.00
G大阪
14,417.80
32,768.90
300,372
5,179.00
鹿島
14,329.60
36,648.40
274,729
6,603.00
浦和
12,590.30
36,753.20
401,489
6,891.00
川崎F
10,572.40
31,875.70
304,971
6,982.00
C大阪
10,066.70
22,879.60
194,260
3,738.00
清水
9,687.20
23,347.10
259,165
4,366.00
横浜FM
8,914.00
26,875.50
336,782
5,228.00
京都
8,360.40
18,363.80
198,769
2,209.00
福岡
7,745.40
13,416.00
121,545
2,132.00

7,727.20
20,922.00
157,497
3,906.00
鳥栖
7,323.30
15,061.00
159,087
2,267.00
磐田
6,554.30
15,796.50
169,015
3,108.00
湘南
4,038.00
13,512.30
156,879
2,178.00
 
 
 
 
 
  経済効果(百万円) 入場者数 営業収益 ホーム都道府県 全国 2022年(人) 2021年(百万円) 仙台
8,157.50
14,821.90
188,810
2,121.00
長崎
7,286.50
14,094.30
106,280
1,980.00
東京V
7,057.70
9,727.30
104,054
1,755.00
新潟
6,366.90
14,409.60
314,039
2,208.00
町田
6,298.60
9,928.70
68,107
1,492.00
大宮
5,232.60
15,321.20
110,707
3,115.00
岡山
4,630.00
9,395.70
148,360
1,571.00
千葉
4,513.80
12,360.30
121,267
2,371.00
横浜FC
4,456.80
13,437.20
106,849
2,560.00
大分
4,129.60
14,376.60
138,986
2,096.00
山形
3,917.30
9,877.70
135,463
1,847.00
栃木
3,420.70
7,442.10
93,010
978
山口
3,392.90
7,626.40
76,879
1,010.00
甲府
2,822.80
7,555.40
103,531
1,292.00
琉球
2,325.70
4,343.50
41,916
641
秋田
2,285.20
5,137.10
47,952
775
徳島
2,156.20
9,452.30
88,697
2,745.00
金沢
2,065.50
5,138.50
71,842
761
熊本
2,025.30
4,136.60
84,817
550
水戸
2,012.80
5,147.80
65,941
824
群馬
1,701.00
4,033.70
64,598
637
岩手
1,658.20
3,312.50
36,724
588
岩手
1,658.20
3,312.50
36,724
588
 
【算出データ】
各GAME観客数の12%が対戦相手のホームタウンより来場(従来データ)していると設定し、2022年の観客数、2021年のJクラブ決算一覧(いずれもJリーグ公式サイト)から算出しました。
観光消費額は、令和3年全国観光入込客統計に関する共通基準集計(国土交通省)に基づき、観客交通費は県庁所在地からスタジアムまでの公共交通機関料金で計算しています。1次波及効果、2次波及効果の計算は、政府が公表している平成17年(2005年)産業連関表(確報)を使用しています。計算者による推測を無くし、公式データを使い、正確さを重視しました。
 
 
【計算使用データ】
2021年度 J1 クラブ決算一覧(Jリーグ)
https://aboutj.jleague.jp/corporate/wp-content/themes/j_corp/assets/pdf/club-r3kaiji_1_20220728.pdf
年度別入場者推移(J. League Data Site)
https://data.j-league.or.jp/SFTD12/
令和3年全国観光入込客統計に関する共通基準集計(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/content/001584532.xls
2010年度以降調査結果(調査拡充後)
https://www.mlit.go.jp/common/001480081.xlsx
平成17年(2005年)産業連関表(確報)
https://www.e-stat.go.jp/
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