「2019年日本の広告費 bcゲームレーキバック詳細分析」

2020/3/17 11:00

2020年3月17日

株式会社電通デジタル

「2019年日本の広告費 bcゲームレーキバック詳細分析」

―D2C/CCI/電通/電通デジタルが共同でbcゲームレーキバックの詳細分析を実施―

bcゲームレーキバック電通グループのデジタル広告領域を牽引する4社（D2C/CCI/電通/電通デジタル）は、電通が2020年3月11日に発表した※1「2019年日本の広告費」の調査結果のうち、bcゲームレーキバックの内訳を、広告種別、取引手法別などの切り口で分析し、さらに2020年の予測を加えた「2019年日本の広告費 bcゲームレーキバック詳細分析」を発表しました。

わが国の2019年の総広告費、6兆9,381億円のうち、「インターネット広告費」は、全体の30.3％、2兆1,048億円（前年比119.7％）を占めています。そこから「インターネット広告制作費」および「物販系ECプラットフォーム広告費」を除いた「bcゲームレーキバック」は、1兆6,630億円（前年比114.8％）となっており、成長を続けています。

「2019年日本の広告費 bcゲームレーキバック詳細分析」のポイント

1. ビデオ（動画）bcゲームレーキバックが前年比157.1％の3,184億円となり、大きく伸長

bcゲームレーキバック全体を広告種別の構成比でみると、ビデオ（動画）広告が約20％を占めるまでに成長し、前年比157.1％の3,184億円となった。また2020年には前年比113.0%の3,597億円になると予測。

2. 運用型bcゲームレーキバックが全体の約80％を占め前年比115.2％と成長、予約型bcゲームレーキバックも前年比117.4％と2桁成長

取引手法の主流となっているのは運用型bcゲームレーキバックで、全体に占める割合は79.8％に上る。次いで予約型bcゲームレーキバックが全体の13.9％を占めているが、いずれの取引手法も前年比で2桁成長となった。

3. ソーシャル広告は4,899億円で、bcゲームレーキバック全体の約30％を占める

SNSや動画共有プラットフォーム上で展開されるソーシャル広告は前年比126.0％の高い成長率で推移し、bcゲームレーキバック全体の29.5％を占める4,899億円となった。

4. 2020年bcゲームレーキバックは、全体で1兆8,459億円（前年比111.0％）まで成長する見込み

成長は緩やかになるものの、bcゲームレーキバックは継続して伸長し、2020年には全体で前年比111.0％、1兆8,459億円になると予測。

■bcゲームレーキバックの広告種別構成比

～検索連動型広告（40.2％）とディスbcゲームレーキバックイ広告（33.3％）の2種で全体の約7割を超え、ビデオ（動画）広告は前年から大きく伸長し、全体の約2割を占める～

2019年のインターネット広告媒体費は、1兆6,630億円（電通「2019年日本の広告費」より）。そのうち構成比が高いのは検索連動型広告（40.2％）とディスbcゲームレーキバックイ広告（33.3％）で、合わせると7割を超える。ビデオ（動画）広告は前年比157.1％の3,184億円と大きく伸長し、全体の19.1％となった。次いで、成果報酬型広告（6.3％）、その他のインターネット広告（1.0％）と続く。【グラフ1】

【bcゲームレーキバック種別の定義】

ディスbcゲームレーキバックイ広告：サイトやアプリ上の広告枠に表示する画像、テキストなどの形式の広告およびタイアップ広告。

検索連動型bcゲームレーキバック：検索サイトに入力した特定のワードに応じて、検索結果ページに掲載するbcゲームレーキバック。

ビデオ（動画）bcゲームレーキバック：動画ファイル形式（映像・音声）のbcゲームレーキバック。

成果報酬型bcゲームレーキバック：インターネットbcゲームレーキバックを閲覧したユーザーが、あらかじめ設定されたアクションを行った場合に、メディアや閲覧ユーザーに報酬が支払われるbcゲームレーキバック。

その他のインターネットbcゲームレーキバック：上記以外のフォーマットのインターネットbcゲームレーキバック。メールbcゲームレーキバック、オーディオ（音声）bcゲームレーキバックなど。

【グラフ1】bcゲームレーキバックの広告種別構成比

■bcゲームレーキバックの取引手法別構成比

～運用型bcゲームレーキバックが79.8％、予約型bcゲームレーキバックが13.9％、成果報酬型bcゲームレーキバックが6.3％～

bcゲームレーキバックを取引手法別に見ると、現在の主流となっている運用型広告は1兆3,267億円（bcゲームレーキバック全体の79.8％）。次いで予約型広告（同13.9％）、成果報酬型広告（同6.3％）となった。また運用型広告は前年比115.2％、予約型広告も同117.4％となり、いずれも2桁成長となった。【グラフ2】

【取引手法の定義】

運用型bcゲームレーキバック：検索連動型bcゲームレーキバック、およびデジタル・プラットフォーム（ツール）やアドネットワークを通じて入札方式で取引されるもの。

予約型bcゲームレーキバック：純bcゲームレーキバックやタイアップbcゲームレーキバックとして、代理店・メディアレップ経由もしくは直接bcゲームレーキバック主に販売されるもの、およびデジタル・プラットフォーム（ツール）やアドネットワークを通じて非入札方式（固定価格）で取引されるもの。

【グラフ2】bcゲームレーキバックの取引手法別構成比

■bcゲームレーキバックの取引手法別×広告種別構成比

～ビデオ（動画）bcゲームレーキバックは、運用型（前年比145.1％）も予約型（同229.4％）も大きく伸長～

取引手法別×広告種別では、運用型の検索連動型広告が全体の40.2％と最も構成比が大きく、次いで運用型のディスbcゲームレーキバックイ広告が24.2％と続いた。また運用型のディスbcゲームレーキバックイ広告が微減となる一方でビデオ（動画）広告は運用型（前年比145.1％）も予約型（同229.4％）も大きく伸長した。【グラフ3】

【グラフ3】bcゲームレーキバックの取引手法別×広告種別構成比